ウッドデッキの「今と昔」
本日のテーマはウッドデッキについてです。
ウッドデッキの今と昔といって何の事だかよくわかりませんよね。何が今で何が昔か?
ここでお話しするのは、一般住宅のウッドデッキについてお話ししますね。好況はキロではわかりかねますので。
もともとウッドデッキは一般住宅には、非常に珍しいものでした。
昔からあるのは、濡れ縁、縁台ですね。基本的には、それを伸ばしたものがウッドデッキです。
ガーデニングブームの到来と共に、庭の楽しみ方に広がりが出てきました。
そして一般的に広まったのはTOEXのウエスタンレッドシダーを発売されてからでしょう。
こちらの商品は、非常に加工がしやすく、防腐剤を板の中まで注入させているのが売りでした。
しかしです。これがほんとに腐るんです。特に柱と大引きの結合部が腐って床が沈むのです。
意外とデッキの板自体は常に日光に当たっているので腐らないんですが・・・。
だんだん床がぶかぶかになって最後はずっぼって足がはまります。
実はキロの展示場でも昔たくさん建てたので事実です。何度も板をめくって直しました。
それにもう一つ大変なことがあって実はこれ塗装がガッツリはがれるんです。
特にキロで使っていた時は、毎日多くのお客様が来店されるので余計に擦れていまいますね。
つまり1年に一回再塗装しなければいけないんです。これが非常に大変で 展示場で使っていた時は半年に1回塗装としていました。
塗料がガードラックといって 非常に高い塗料となり、時間とお金がかかるエクステリア商品でした。
そこでです、やはり日本のメーカーです。考えます。どうしたら腐らず、塗装もせずに、更に施工も簡単にできるかどうか
そこで生まれたのがYKKAP リウッドデッキ200です!
これを見た時、絶対に売れると思いましたね。ココから樹脂木デッキの登場です。
樹脂木とは樹脂とプラスティックを混ぜたものでにおいは一応木のにおいがしますよ。
もうあの塗装で手がペンキだらけにならなくてもいいし 腐ることもない。すごいって。
さらに価格もTOEXのウェスタンレッドシダーと価格が変わらない。
更に柱はアルミ材です。実際に腐りません。 そうですここが「ウッドデッキの今と昔です」
つまり 天然木から樹脂木への変遷が今と昔の違いです
ここで樹脂木デッキ YKAPリウッドデッキ200のご説明をさせてください。
リウッドデッキ200とは何でしょうか
「リウッド」は天然木の風合いを残した新素材で木粉とポリプロピレンを混ぜたデッキ材です。なんだかわかりづらいですが、簡単に言えば、プラスティックに木の削り粉を混ぜたものです。
特徴1
長い間変色をしない やはりこれは天然木との大きな違いです。塗装をしたものではないので、素材自体に カラーが入っているので、禿ることがありません。
多少は色トビはあると思いますが・・・。 ただし再塗装が必要なのは大きいです。塗料代も非常に高価なので。
特徴2
柱が腐らない柱と大引きがアルミ製です。これらな腐りません。
昔はこれが木製の為、地面からの湿気や雨により 非常に腐りやすかったのです。
それがアルミになることで全く腐らなくなりました。
更にいいことは不要になった際にはアルミなので簡単に捨てる事ができます。軽いですし。
製品も均一の為施工も簡単になりました。
特徴3
「そりかえり」が少ない これは全くそらないかといえば「そり」ます。必ず「そり」ます。天然木よりそらないという程度ですね。 ただし製品も改良を重ねだいぶ「そら」なくなったようですが。
特徴4
非常に少ない目地(デッキとデッキのすき間の事です) これはすごいです。薄いカードを3mmのすき間に落ちしても、カードが落ちません。
デッキとデッキが下で噛んでいますので 下りないのです。さすがYKKAPです。デッキの下に落ちたものはなかなかとれないんです。
特徴5
豊富なカラー展開が自慢です。 カラー展開は自慢の4色展開です。ウォームグレイ・ホワイトブラウン・レッドブラウン・ナチュラルブラウンの4色 一番人気はレッドブラウンで2番人気はウォームグレイですね。
色の濃いのが人気がある様です。 やはり汚れが目立つようで、色の濃いものが人気があります。
柱も2色展開です。 柱はプラチナステンとカームブラックの2色展開です。
結論!
ウッドデッキの今と昔の違いは、素材の違いという事になります。
現在樹脂木と天然木の販売数量は80:20とのことです。
圧倒的に樹脂が多く、これを一般住宅のみに とらえた場合は、おそらく90:10になるくらいの割合となるでしょう。
つまりよっぽどこだわりがある方以外は、ご近所さんの家に付いているウッドデッキは、樹脂木です。
よくよく見てください天然木ではないのです。
価格も現在では、リウッドの方が天然木より安くなっていますので
ぜひYKKAPリウッドデッキ200を一考してみてください。