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土間納まりタイプのサンルーム・テラス囲いの基礎知識



土間納まりタイプのサンルーム





メリット



・雨の日でも洗濯物が干せる


・既存の土間コンクリートがあれば安価に施工できる


・新しい「空間」の活用ができる



雨の日でも洗濯物が干せる


土間納まりタイプのサンルーム・テラス囲いの最大のメリットは雨の日でも洗濯物が干せることです。

床納まりタイプのサンルーム・テラス囲いと比べ、外の空間の延長線上になるため、スリッパに履き替えて洗濯物干しをする必要があります。


梅雨の時期など雨が続く日だと、室内干しが続き、家の中がごちゃっとしてしまいますよね。

そんなときでもサンルームがあれば、ランドリールームがないお家でもリビングを圧迫することなく洗濯物が干せます。

また天気予報にはなかった予報外の雨があってもサンルームに干してあれば、仕事から帰ってきたら洗濯物がびしょ濡れといったこともなくなります。



既存の土間コンクリートがあれば安価に施工ができる


サンルームの価格はカーポートやウッドデッキなどの他のエクステリア商品と比較すると高く感じますが、「部屋を増やす」と考えると安く施工をすることができます。

例えば「増築」をする場合には最低でも150万円程度の費用がかかってきます。


また「ユニットハウス」という商品もありますが、こちらも50万円程度の費用がかかってきます。

さらに住宅から離して設置する必要があるので、洗濯物を干すスペースとしてはオススメできません。


それらと比較すると、すでに土間コンクリートが打設されている場合にはテラス囲い・サンルームの価格は工事費込みで40万円~となっており、それほどの費用負担がなく便利な空間が作れます。



新しい「空間」の活用ができる


サンルームは洗濯物干場としてだけではなく、色々な空間としての活用も可能です。
屋外を中心とした「空間」であればウッドデッキなどとあわせて、バーベキューやプール遊びの空間として利用したり、リビングの延長をイメージした「空間」であれば筋トレ用のトレーニング機材を置いて、簡易的なプライベートジムとして利用することもできます。

またペットの遊びスペースとしても活用する例があるなど、その使用方法は無限に広がります。




デメリット



・サンルーム・テラス囲いは夏は暑くて冬は寒い


・住宅に穴を開ける必要がある



サンルーム・テラス囲いは夏は暑くて冬は寒い


サンルーム・テラス囲いは増築される「部屋」に比べて、「気密性」には劣ります。


部屋のように壁があるわけでもなく、断熱材などが入っているわけでもありません。
基本的に正面や側面はガラス窓になることが多く、ガラス自体の気密性は壁材には劣ってしまうからです。

天井部分も「部屋」の場合は丈夫な屋根になりますが、サンルームの場合はカーポートやテラス屋根といった簡易的な屋根と同様のポリカーボネート素材の屋根になってしまいます。
床は土間コンクリートなので、床タイプのような床下の空間が無いので気密性は高いですが、コンクリート自体に若干の水分が含まれているので、テラス囲い内に湿気が発生する事があります。

このように住宅の部屋のような気密性はないため、エアコンを設置しておかないと、夏は直射日光がガラスを通して入ってきてしまうためサウナのような状態になり、冬は冷たい空気が入ってくるため半屋外のような状態になります。

使用する時間やタイミングなどを想定して、エアコンなどを設置するか検討するのがよいでしょう。



住宅に穴を開ける必要がある


土間納まりタイプのテラス囲いは住宅に穴を開けてビスで固定します。

そのため住宅の外壁に穴を開ける必要があります。

外壁に穴を開けると聞くと不安な方もいらっしゃると思いますが、エアコンを設置する際なども配管のために外壁に穴を開けることは一般的なので、安心いただければと思います。

なぜデメリットなのかというと、サンルームを設置した外壁面の保証が切れてしまう可能性が高いからです。
基本的に住宅メーカーは雨漏りの保証などを外壁につけています。
その保証はサンルームを後付けするために外壁にビスを打ちこんだ時点で切れてしまいます。

また外壁を塗装する必要があるときなどにも、サンルームが邪魔をしてしまうといった問題も発生します。

もし外壁塗装が必要な場合は、サンルームを一度外して、外壁を塗装し、再度設置するといった手順が発生してしまいます。

そして外壁の種類によってはそもそも設置ができないといった問題も発生します。
例えば軽量鉄骨や鉄骨ですと外壁の厚みなどによって設置ができないとメーカーの施工説明書に記載されているので要注意です。



床納まりタイプのサンルーム・テラス囲い選びのポイント



床納まりタイプのサンルーム・テラス囲い選びのポイント

・サイズで選ぶ


・デザインで選ぶ


・耐積雪性能、耐風圧性能で選ぶ



サイズで選ぶ


価格


土間納まりタイプのサンルーム・テラス囲いの相場としては安いもので40万円前後~、高いもので100万円を超えるなど多岐に渡ります
価格を決めるのはサイズです。
当然ながらサイズが大きくなればなるほど、価格も高くなります。

もちろん商品価格だけではなく、工事の日数も長くなる分価格が上がります。

基本的には価格で選ぶと、サイズが小さいなど後悔してしまうこともありますので、まずはどれくらいのサイズが欲しいのかを明確にしておくとよいでしょう。


例えば洗濯スペースとしての使用を考えるなら間口1.5間×出幅5尺程度で十分なスペースとなります。
これくらいのサイズであれば約40万円となります。

またお子さんの遊びスペースとして活用される場合には、間口2間×出幅6尺程度でよいでしょう。
価格としては約60万円はかかってきます。

さらに大きなものだと、サンルームの中でお子さんのプール遊びなどをする場合は間口2間×出幅9尺程度の大きさが必要で、約75万円となります。


ご説明したものはすべて工事費込みの価格となりますが、商品のオプションや加工工事などによってさらに費用がかかってきます。
価格の説明をしましたが、何よりも現場にあったサイズと用途に合ったサイズを選ぶことが重要ですね。



デザインで選ぶ


デザイン重視のテラス囲い


土間納まりタイプのサンルーム・テラス囲いのデザインは、屋根や窓などのバリエーションによって多岐に渡ります。


屋根のデザインであれば、まっすぐなタイプの「フラット屋根」と流線形のタイプの「アール屋根」の2種類が選択肢に上がります。
住宅のデザインなどによって雰囲気が変わりますので、住宅にあった屋根をお選びいただくとよいでしょう。

窓によるデザインの違いも忘れてはいけません。
一般的な住宅の掃き出し窓と同様の仕様な「テラス窓タイプ」、下部はガラスはめ込みとなっており、上部のみ窓となっている「高窓タイプ」、パタパタと窓を収納し、開口スペースを大きくとれる「折りたたみ戸タイプ」、風を取り入れることで中を涼しく保ち、換気にも役立つ「ルーバー窓タイプ」などが代表的です。

サンルームやテラス囲いは外壁に固定されるため、住宅の一部といえます。

住宅との一体感は非常に大事で、デザインを重視して選ぶことも長年使用するからこそ欠かせません。



耐積雪性能、耐風圧性能で選ぶ


耐積雪性能


土間納まりタイプのサンルームやテラス囲いは雪や風の影響を大きく受けます。

お住いの地域の環境に応じて、適切なサンルーム、テラス囲い選びを行う必要があります。


積雪量が多い地域にサンルームやテラス囲いを建てる場合には、商品選びの際に、耐積雪の強度にも注意を払っておく必要があります。
基本的な区分けとして一般地域用といわれる耐積雪20cmタイプ、積雪地域用といわれる耐積雪50cmタイプ、豪雪地域用といわれる耐積雪100cmタイプなどに分かれます。

適切な商品を選ばないと、雪の重みで屋根がつぶれてしまうということも起こるので、設置を検討する際には、地元の施工業者にアドバイスをもらうとよいでしょう。

また注意が必要なのは、住宅の屋根の下です。
住宅の屋根から落雪があると、水を含んだ重量のある雪はサンルームやテラス囲いをつぶしてしまうこともあります。
設置する地域だけではなく、設置する場所の状況も考慮に入れておく必要がありますね。




ここでは土間納まりタイプのサンルームとテラス囲いの違いをご説明いたします。


サンルーム テラス囲い
基礎 コンクリート基礎 柱をモルタルで固定
気密性・水密性 高い 低い
相場 50万円~ 30万円~
屋根の素材 ガラス ポリカーボネート
固定資産税 必要 自治体によって必要
施工期間 1週間程度 2~3日

サンルームとは


サンルーム


サンルームとは名前の通り、太陽の光を取り込むために屋根や壁をガラス張りにした部屋のことをいいます。
植物を育てる温室としてもぴったりのこの空間は、基礎をコンクリートでしっかり作るので、後付けタイプでありながら増築に近いイメージで使用できます。
気密性や水密性も高く、安心してお使いいただけます。


テラス囲いとは


テラス囲い


テラス囲いとは、テラス屋根にガラス窓と床を付けたものとお考えいただくとわかりやすいかと思います。
サンルームに比べて気密性や水密性は劣るものの、安価に設置ができるのがメリットです。
また昨今ではランドリールーム付きの住宅が増えているように、洗濯物を干す専用のスペースとして、後付けで設置されることが多い商品です。




床納まりタイプと土間納まりタイプのサンルーム・テラス囲いの違いをご説明いたします。


床納まり 土間納まり
イメージ リビングの延長・増築された部屋 物置のような空間・土間収納
用途 洗濯物を干すスペース、ペットの遊び場 植物を置くスペース、自転車などの土がついたものの置き場
相場 30万円~ 30万円~

床納まりとは


床納まり


床納まりとは名前の通り「床付き」のテラス囲い・サンルームのことをいいます。
主にリビングの延長のようなイメージで使用でき、洗濯物を干すスペースとして有効活用されます。
その他ペットの遊び場などでも使用でき、わざわざ履物を履き替えずに、半外の空間を楽しめるのがメリットです。
床の素材は塩ビやウッドデッキといったものが使用されており、夏場は床が熱くなってしまいます。


土間納まりとは


土間納まり


土間納まりとは地面から設置されるテラス囲い・サンルームのことをいいます。
イメージとしては土間収納のようなものですね。
屋外ではあるので、リビングからの段差はできてしまいます。
自転車や植物などの土がつきやすいものを置くのであれば床納まりよりも土間納まりを使用することをおすすめします。



テラス囲いの間口と出幅

・土間納まりのテラス囲い・サンルームの間口は関東間で1,820mm、2,730mm、3,640mm、メーターモジュールで2,000mm、3,000mm、4,000mm


・それ以上大きなサイズにしたいなら2連棟、3連棟



土間納まりのテラス囲い・サンルームの間口は関東間で1,820mm、2,730mm、3,640mm、メーターモジュールで2,000mm、3,000mm、4,000mm


土間納まりのテラス囲い・サンルームの間口は関東間で1,820mm、2,730mm、3,640mm、メーターモジュールで2,000mm、3,000mm、4,000mmとなっています。


関東間、メーターモジュールの違いは、住宅が尺貫法で造られているか、メーター基準で造られているか?といった点からどちらを選べばいいかが変わります。

ただしどちらも~間(けん)と表記されるため、1間、1.5間、2間といったサイズ呼称となっております。


どのサイズを選べばいいかは、設置予定場所の窓の大きさや壁の範囲などを確認して、設置が可能な範囲で選択いただくとよいでしょう。



それ以上大きなサイズにしたいなら2連棟、3連棟


規格サイズとしては上記記載の3種類となりますが、それ以上大きなテラス囲い・サンルームを希望の場合は、「連棟」という方法で対応が可能です。
「連棟」とは2つ以上のテラス囲い・サンルームを連結させることをいいます。


これにより2.5間(4,550mm)や3間(5,460mm)といった大きさのテラス囲い・サンルームも製造が可能です。



テラス囲いの間口と出幅

・一般的な床納まりのテラス囲い・サンルームの出幅は870mm、1,170mm、1,470mm、1,770mm、2,070mm、2,370mm、2,670mm


・出幅にはメーターモジュールはない



一般的な床納まりのテラス囲い・サンルームの出幅は870mm、1,170mm、1,470mm、1,770mm、2,070mm、2,370mm、2,670mm


一般的な床納まりのテラス囲い・サンルームの出幅は870mm、1,170mm、1,470mm、1,770mm、2,070mm、2,370mm、2,670mmとなっています。


こちらも尺貫法で表されており、実際のカタログなどでは3尺、4尺、5尺などの「尺」(しゃく)で記載されています。

出幅を選ぶ際は、敷地の大きさに対する制限だけではなく、中で何をしたいか?を意識して選ぶとよいでしょう。

間口と一緒で、ゆとりの持ったサイズ選びをオススメします。



出幅にはメーターモジュールはない


間口にはメーターモジュールがありましたが、出幅にはメーターモジュールはありません。

全て「尺」での寸法となりますので、30㎝単位で寸法の違いが出ます。

出幅によって選べる窓などにも違いがありますので、希望内容と併せて確認を行うようにしましょう!



テラス囲いの高さ

・土間納まりのテラス囲い・サンルームの高さは大きく分けて3種類


・高さを選ぶ時に気を付けるべき2つの注意点



土間納まりのテラス囲い・サンルームの高さは大きく分けて3種類


テラス囲い・サンルームの高さについては、現地の状況によって納まりに幅はあるものの、メーカー規格としてはノーマルタイプと呼ばれる2,500㎜のタイプ、ハイタイプと呼ばれる2,700㎜のタイプ、ランマ付きと呼ばれる3,000mmのタイプが一般的です。
ランマとは、窓の上に高さ約300㎜ほどのガラスが入る物をいいます。

このガラスは開閉できないFIXガラスになります。


高さは土間の高さからテラス囲い屋根の先端を指すので、土間打ちの高さ分が高さに加算されます。

家の中からテラス囲いに降りる段差と庭からテラス囲い内に入る段差を考慮して、テラス囲い下の土間の高さを決める事になります。

住宅側の高さは出幅に比例して高くなっていくので、基本的には可変します。


あくまで地面から屋根の一番低いところまでを指すので、実際に床納まりの場合は2,000㎜~2,500㎜ほどの高さになります。

住宅側の高さは出幅に比例して高くなっていくので、基本的には可変します。
屋根形状がフラット屋根とアール屋根の場合でも住宅側の高さが異なってきますので、この「高さ」については、現地調査における最大の確認ポイントになります。



高さを選ぶ時に気を付けるべき2つの注意点


高さを選ぶ際に、気を付けて欲しい注意点は「窓枠への接触」と「土間打設との兼ね合い」です。


「窓枠への接触」


土間納まりタイプのテラス囲い・サンルームはガラスの高さが規格で決まっているため、高さの設定を間違えると、現地の窓高さを屋根フレームが越えられずに、窓枠に接触してしまうといったことが起きます。
現地調査の際には、施工業者は必ずチェックする場所ですが、もし施主支給をして、施工業者に工事のみ任せるという場合はシビアに確認をする必要があるでしょう。

もし現地調査も工事も施工業者にお願いする場合には計測ミスの心配はいらないと思われますが、テラス囲い・サンルームを広く使用したい!という場合には、標準タイプで設置できる場所でもハイタイプやランマ付きタイプにしたい旨を伝えるとスムーズです。



「土間打設との兼ね合い」


土間納まりタイプのテラス囲い・サンルームは既存の土間内に設置する場合でも、新しく土間打ちをする場合でも設置ができます。
土間を新設する場合は、テラス囲いのフレームを組んだ段階で、土間コンクリートを打設して、窓などを取り付けして完成という流れになります。

既存の土間を利用する場合は、柱の部分のコンクリートに穴をあけて柱を埋め込み、土間の上にテラス囲いを組んで完成です。

土間にタイルを張るなどして見栄えを良くすることもできます。

また通常の納まりは土間の上にテラス囲いの掃き出し窓がのっているような状態で、テラス囲いから出入りする際は窓のレールをまたぐ必要があります。だし、テラス囲い・サンルームを設置予定場所の上がバルコニーなどの場合には注意が必要です。
設置できる高さの上限が決まってしまっているため、もし規格高さが入らない場合には、床の高さを下げないといけません。
その場合にリビングの床や窓と段差が出てしまいます。

こうならないようにするためには、ガラス窓の高さをカットすることが方法としてあります。
ただし、その場合にテラス囲い・サンルームの中の空間も狭くなってしまったり、出入りができないような高さになってしまったりと、せっかく設置した意味がなくなってしまうので、事前に確認が必要です。

いずれにしろ、テラス囲い・サンルームは専門的な設計知識が多く必要なので、プロに任せたほうがいいと言えるでしょう



・屋根の種類はポリカーボネート材、スチール折板、ガラスの3種類


・屋根の形状はアール型とフラット型の2種類


屋根材/性能 ポリカーボネート材 スチール折板ガラス
価格
安価


高価

高価
採光性
高い


低い

高い
耐風・耐積雪性能
一般的な強度


高い強度

強度はあるが割れやすい

デザイン

バリエーション豊富


重厚的なデザイン

デザイン性に優れている


屋根の種類はポリカーボネート材、スチール折板、ガラスの3種類


ポリカーボネート材


ポリカーボネート材


テラス囲い・サンルームの屋根材として主流な材質です。

衝撃に強く、ガラスの200倍ほどの強度を誇ります。

紫外線もほぼ100%カットするため、テラス囲い・サンルームの中で過ごしていても快適です。

遮熱に優れている熱線遮断ポリカや、防火性の高いFRP板などバリエーションのご用意もございます。



スチール折板


スチール折板


耐風・耐積雪性能に優れているのが特徴です。

積雪地域では主力商品として選ばれているため、強度が高い商品をお探しの方にはオススメです。

屋根材自体が重いため、強風で屋根が飛ばされる心配もございません。

日光を完全に遮るため、テラス囲い・サンルームの中が暗くなってしまうのが難点です。



ガラス


ガラス

サンルームに使用されることが多いガラス製の屋根です。

網入りのガラスであることが多く、飛散防止の処置はなされていますが、ポリカーボネートに比べて強度や価格、安全の面から劣ってしまいます。

昔は圧倒的にガラスが多かったのですが、現在はなにより安全面からあまり推奨されていません。

落雪や台風にも弱いので、よほどのこだわりがなければポリカーボネートの屋根材をおススメしています



屋根の形状はアール型とフラット型の2種類


テラス囲い・サンルームの屋根には、曲線を帯びたアール型と、真っ直ぐなフラット型の2種類が存在します。

住宅のデザインやお客様の好みによってお選びいただくことが一番ですが、現地の状況によってはアールまたはフラットの屋根形状のどちらかしかつかないということもあります。


まずは好みをお伝えいただき、そのうえで設置ができるかどうかの判断をプロにしてもらうのがよいですね。




   
ポリカーボネート屋根タイプ スチール折板タイプ
耐積雪性能 積雪20㎝、積雪50㎝、積雪100㎝ 積雪150㎝
利点 安価 屋根自体が頑丈
注意点 積雪地域では強度に不足がある 採光性がない


一般的なテラス囲い・サンルームの耐積雪性能は積雪20㎝相当となっています。

積雪地域向けのテラス囲い・サンルームであれば積雪50cm、100㎝対応のものもあります。

スチール折板タイプであれば積雪150㎝相当まで対応可能なので、お住まいの地域に応じて適切な商品をお選びください。


ポイント

強度が充分でも屋根からの落雪によっては、衝撃が強く破損の恐れがあります。

単純な積雪強度だけではなく、設置する場所の環境も考える必要があります。





注意点


・サイズで後悔しないために


・耐積雪性能で後悔しないために


・生活で後悔しないために



サイズで後悔しないために


テラス囲い・サンルーム選びで最も気を付けるべき点と言っても過言ではありません。


特に高さに関しては、思ったよりも圧迫感があったと感じられる方もいらっしゃいますので、事前にどれくらいの大きさのテラス囲い・サンルームになるか確認しておきましょう。
メーカーの展示場などに足を運ぶのもいいでしょう。


耐積雪性能で後悔しないために


強度が不足したテラス囲い・サンルームは雪が多い地域ではつぶれてしまう原因となります。

また屋根からの落雪が発生する場所に設置してもつぶれてしまう可能性が高くなります。

万が一その際にテラス囲い・サンルームの中に人がいたら目も当てられません。

そうならないために、お住いの住環境を必ずチェックし、適切な商品を適切な場所に設置しましょう!。


もし、お住いの地域の環境の判断が付かない場合には、購入店などに聞くことをおすすめいたします


生活で後悔しないために


生活していく中で出てしまうのがこの後悔です。
テラス囲い・サンルームの場合、ガラス窓や屋根材・床材、オプションなど選択肢は多岐に渡りますので、あれを選べばよかった・・・と思われるタイミングもあるかもしれませんね。

あとから追加できるオプションとしては竿掛けなどが代表的ですが、ガラスの仕様や屋根の形状、サイズなどは後から変更がききません。


対策としては現地調査の際に施工業者に、「どうして設置したいのか?」「どういう用途で使用したいのか?」といったことまでお伝えするとよいでしょう。
プロの意見を参考に、自身の想いも入れながら商品選びをされると後悔がなくなります。






YKKAP



YKKAPの強みはシンプルなデザインとお値打ちな価格











LIXIL
LIXILの強みは圧倒的なシェア率と豊富なバリエーション











三協アルミ
三協アルミの強みは優れたデザイン












土間納まりタイプのサンルーム・テラス囲い工事


一般的なテラス囲い・サンルームの工事期間は約2日~3日


一般的なテラス囲い・サンルームであれば、ほとんどが約2~3日で完了します。

1日目は柱用の穴を掘削し、屋根や床のフレームを組み、2日目は床材や屋根材を張って、柱を地面に固定することが多いです。


一般的なテラス囲い・サンルームの工事期間に必要な人数は約1人~2人


一般的なテラス囲い・サンルームであれば、1人~2人で対応可能です。

現場の状況により、補助が入る場合がございます。



一般的なテラス囲い・サンルームの本体工事費は約10万円~


一般的なテラス囲い・サンルームの本体工事費は約10万円~です。


本体工事費とは、テラス囲い・サンルームの柱の基礎部分の掘削、本体組み立て、柱の基礎固めまでが含まれております。

下地が土間の場合、コンクリートを削るハツリ工事費や、屋根をカットする工事費は含まれておりません。


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よくあるご質問

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当店にて設置工事をさせて頂いた場合は対応させて頂きます。屋根に関しては天候状況用や経年劣化で、床に関しても使用状況等に起因する場合の交換工事については有料になります事ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、商品及び工事に起因す場合は当店の補償内容に応じてご対応致します。

該当箇所をお問い合わせフォームよりお送りいただけますと、施工スタッフとご確認の上ご対応させていただきます。なおご対応させていただくテラス囲いにつきましては、当店が施工いたしました商品のみとなっております。何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。

サンルームやテラス囲いをお客様ご自身で組立されたという話はほとんど聞いたことがございません。ご住宅構造に施工方法が大きく左右されること、水平・垂直・直角・直交・勾配を考慮しながらの組立になりますので当店を含めた施工店で組立依頼される事お勧めいたします。

サンルームやテラス囲いの商品のみの手配は承っておりません。安全上、ガラス材の配送手配が出来ないことや部材が多岐にわたっているため紛失・破損の原因になりやすいことが理由になります。ご希望に添えられず誠に申し訳ございません。

ホースで水を流していただいたり、脚立を立ててデッキブラシなどで洗っていただく方法が一般的です。各メーカー様からお手入れガイドが出ておりますのでご参考にしてくださいませ。

大きなウッドデッキの上にテラス囲いを設置する方法と、テラス囲いの周囲にウッドデッキを設置する方法の2種類がございます。段差などをなくされたい場合にはウッドデッキの上に設置する方法をおすすめいたします。




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