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投稿日:2021/07/01    更新日:2023/07/21

木製スロープの基本的な作り方3つの手順を分かりやすく解説



ウッドデッキスロープ


自宅にスロープを設置すると、体の不自由な方の段差の上り下りや、 自転車、車いす、ベビーカーなどの移動の際に非常に便利です。 販売されているものもありますが、自宅のサイズにぴったりなものが欲しいなら手作りもおすすめです。

 本記事では、簡単に作れる木製スロープの基本的な作り方を解説します。

木製スロープを作る際の手順を簡単に紹介します。 

木製スロープはコンクリート製のものより簡単に作れますが、その分強度が弱いので補強をすることも大切です。


横幅を決める


まずは木製スロープの横幅を決めてください。

玄関など設置スペースに対してどれくらいの幅が必要かを考えます。

車いすなどの行き来をさせたい場合は車いす分の幅を確保しましょう。

反対に、人が普通に通れるスペースを残しておくことも大切です。


柱を作る


次に実際にスロープとなる板を段差に置き、その段差の高さに合わせた柱をいくつか作ります。

階段の数に合わせて適宜柱を用意しましょう。

この柱の数が多ければ多いほど強度の高い木製スロープができます。


柱と板を固定する


最後に柱と板を釘などでしっかり固定し、設置したい場所に完成した木製スロープを置いたら完成です。

非常に簡単ではありますが、柱をきちんと固定していれば安全に使える木製スロープを手作りできます。


木製スロープがあると、玄関のちょっとした段差を通りやすくなります。

若い方や健康な方はなんの問題もなくても、高齢者や体の不自由な方にとっては少しの段差が不便なこともあります。

木製スロープがあると、行き来がしやすくなるだけでなく、転倒防止にもつながります。

自転車や車いす、ベビーカーの往来もしやすくなりますので、家族全員の生活をサポートしてくれるでしょう。


木製スロープを作る際は、使用用途によって強度に気を付ける必要があります。

屋外に設置する場合は雨風に常にさらされるので、もろい木材だとすぐ劣化してしまいます。

車いすなど重量のあるものを行き来させると、事故にもつながり非常に危険です。

不安な場合は木製スロープにする木材を厚いものにするだけでなく、木材を二重にするという方法もあります。

さらにその上から防水ワックスを塗布する、滑り止めの素材を取り付けるなどの補強もおすすめです。


木製スロープは、取り付けも取り外しも簡単で、必要なときにだけさっと設置できます。

玄関のサイズや使用用途に合わせて自由にサイズを決められるのも魅力的です。

簡単に作れますので、手順や注意点を押さえてぜひチャレンジしてみてください。




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