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投稿日:2018/09/27    更新日:2022/12/26

ウッドデッキ、DIYするなら?

庭にウッドデッキがあったなら、チェアを置いてくつろいだり、家族でBBQしたりといろいろと楽しい想像も膨らむのではないでしょうか。しかし、業者に頼むとコストがかかってしまい、だからといって自分でとなると木材から設計するのも大変です。

最近は説明書が付いたウッドデッキのキットも販売されており、DIY初心者の方も気軽に組み立てられます。これらのキットはホームセンターや通販などで購入可能ですが、素材によって特徴が違うのをご存知でしょうか。

天然木と人工木がデッキの床材として使われており、どちらを選ぶかによって、雰囲気やお手入れの仕方も変わってきます。

 

天然木、人工木のメリット&デメリット

天然木はその名の通り、天然の木材のことです。丈夫で耐久性の強いウリン、ハードウッドと柔らかいソフトウッドの2種類に大きく分かれます。どちらも自然な風合いの色や木目が美しく、植物との相性も良いのでガーデニングアイテムとして人気です。

 

ウリン、ハードウッドは素材が堅いので加工が難しく、年数が経つと色褪せが起こりやすくなります。また、ソフトウッドは柔らかくDIYしやすいですが、耐久年数が短いので、こまめなメンテナンスが必要です。

ここ数年は伐採量の調整によって、一部の天然木が価格上昇傾向にあります。

 

一方の人工木は樹脂とも呼ばれ、木粉と樹脂を混ぜ合わせてつくられた素材です。カラーやデザインが豊富で、天然木と見分けがつかない自然な風合いのものもあります。加工がしやすく、メンテナンスもあまり必要としません。

ウッドデッキにも多く活用されていますが、熱を吸収しやすいため、夏場などは表面が熱くなりやすいです。

また、本物の木ではないので、本格的にこだわる方にはあまり向いていないかもしれません。

 

それぞれの種類について

一口に天然木、人工木と言っても様々な種類があります。ハードウッドの中でも最も硬いのはウリンで、とても耐久性に優れている木材です。マレーシアやインドネシアが原産国なので、湿度に強く、日本の風土にも合っています。

その他は同じくマレーシア原産のセランガンバツー、南米原産のイタウバ、イペなどが代表的なハードウッドです。

 

柔らかいイメージのソフトウッドも耐久性に優れた種類もあります。サイプレスはオーストラリア原産で、白アリに強いことでも有名です。香りがよいのも特徴のひとつで、アロマにもよく使われています。

 

日本では米杉と呼ばれるカナダ原産のウエスタンレッドシダー、米国産レッドウッドもソフトウッドの中では耐久性が高く、防腐・防虫効果にも優れています。

その他にはアメリカツガやドイツ松であるホワイトウッド、複数の木材を組み合わせたSPF材が、ウッドデッキに使用されることの多いソフトウッドです。

 

人工木は木粉と樹脂を混ぜ合わせたもの、樹脂のみを原材料としたものが主流となっています。これらとは別に各メーカーが開発した別素材の人工木もあり、様々な質感、カラーのバリエーションが豊富です。

加工しやすく、定期的なメンテナンスも不要なので、DIY初心者にも向いています。

 

自分の目的やお好みに合わせて選んだ素材で、素敵なウッドデッキを完成させてください。

※本ブログ内の価格は2019年9月30日まで有効です。

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