ベランダでガーデニングを楽しみたい、オリジナルのベランダを作ってみたい、DIYにチャレンジしてみたい、そんな方におすすめなのがウッドデッキです。
ここでは、ベランダでも簡単にできるウッドデッキの作り方を紹介します。
ウッドデッキの作り方について
まずはメジャーやインパクトドライバー、ノコギリといった必要な道具を用意しておきましょう。
ウッドデッキを設置するもっとも簡単な方法は、ウッドデッキパネルをベランダに敷く方法です。これなら初心者でも時間をかけずに作成できます。
作る範囲が狭いので、庭にあるような木材を組み立てるといった本格的な作業は不要です。
固定式のウッドデッキを作りたい場合は、根太を設置しなければいけません。ベランダで固定式は難易度が高いので、前述したとおり「パネルタイプ」で十分でしょう。
ベランダにウッドデッキを作るうえで注意したいこと
ベランダにウッドデッキを作る場合、パネル式を用いるのでとても簡単です。しかし、以下の点に注意する必要があります。
1. マンションのルールを守る
ウッドデッキを作る前に、あらかじめ管理人に伝えておきましょう。戸建ての場合でも賃貸なら事前に確認しなければいけませんし、近隣への騒音やゴミなども気を配ることが大切です。
2. 定期的にメンテナンスをする
虫が湧かないように定期的に塗り直し、ゴミが溜まらないように掃除も欠かせません。また避難経路や排水溝なども塞がないように気をつけてください。
ウッドデッキのお手入れ方法
ウッドデッキは屋外にあるため汚れやすく、放置しているどんどん劣化してしまいます。
人工木・天然木それぞれのお手入れ方法をご紹介します。
・人工木は掃き掃除&水洗いでOK
木粉とプラスチックを混ぜ合わせた人工木は、耐久性が高くお手入れが簡単です。普段は掃き掃除し、汚れが目立ってきたら水洗いしましょう。
ウッドデッキ全体を十分水で濡らしてから、木目に沿ってデッキブラシで洗うだけです。カビなどが目立ってきたらサンドペーパーを使って軽く研磨しましょう。
・天然木は定期的な塗装が必要
木そのものの温かを楽しみたい方や、時間の経過とともに変わっていく表情を楽しみたい方におすすめの天然木ですが、お手入れは人工木よりも手間がかかります。掃き掃除や水洗いのほか、定期的な塗装が必要だからです。塗装は2年程度で剥がれてきます。
塗装をするときは、水洗いをしてしっかりと乾かしたあと、まずはサンドペーパーを粗いもの、細かいものの順番でかけていきます。
次にヤスリのカスを片付けるために掃き掃除をし、塗装しない場所をビニールや養生テープなどで保護しましょう。塗装剤は木目に沿って塗っていきます。塗装が完全に乾いたら、再び塗装剤を塗り、乾くのを待ちます。
塗装が乾くまでには2日ほど必要で、大量の雨に濡れてしまうとやり直ししなくていけない場合もあります。塗装はできるだけ晴天が続く日を狙って行うといいでしょう。
ベランダのウッドデッキは住環境改善にもおすすめ!
ベランダにウッドデッキがあると、それだけで雰囲気ががらりと変わります。ガーデニングをはじめるなど、新しいことにチャレンジしたい方にもぴったりなDIYです。
住環境の改善にもおすすめのウッドデッキを、ぜひ自分で作ってみてください。