ネットショップキロ ウッドデッキ専門店の近藤です。 本日のテーマはこちらにします。
天然木ウッドデッキと樹脂木ウッドデッキどちらが売れているの?
まず結論から ・・・
平成26年度ウッドデッキ関連の市場は人工木、天然木を合せて187億円となっています。
その内全国エクステリア工業会の現在主流となっている人工木は137億円となりまっています。
そのうち樹脂木材は97%の136億円でほぼ樹脂木デッキとなりました。
全体の市場は187億ですので187億7-136億=51億円 こちらが天然木となると予想されます。
こちらの割合は全国エクステリア工業会に属さない木材屋さんや輸入商社となり、
主にメンテナンスを定期的に行える公共施設などに使われることが多い様です
つまり一般家庭のウッドデッキはメンテナンスのいらない樹脂木はほぼ樹脂木となっています。
1.樹脂木デッキってなんなの?
木製の木粉に樹脂製の素材を混ぜ合わせたものです。こちらの生産は約10年くらい前から始まりました。
当初YKKapさんとタカショーさんが製造を始めました。
発売と共に、メンテナンスが簡単で長持ちする商品として爆発的に売れ、
現在では新築のご自宅にはなくてはならないアイテムの一つになりましたね。
木粉と樹脂でできれいるので腐ることは無いのですが、カビなどは発生することはご了承ください。
ただ一番良いところは柱や梁が木製でなくアルミ製という点です。
皆さんよく間違われるのがウッドデッキのもちの良さはウッドデッキの天板ではなく光りの当たらない柱や梁の部分です。
大概腐る点はこの見えない部分です。それを解決したのがアルミメーカーのエクステリアメーカーが作った樹脂木デッキとなります。
2.価格が高いのでは?
以前は高かったですね。というよりは木製のデッキがどんどん高いものとなっていった点が大きいです。
昔は腐りやすい木材を無理やり防腐剤などを打ってウッドデッキ材として使っていたのですが、やはり腐ります。
その為、現在では非常に腐りにくいハードウッド系言われる木材を使用するようになりました。
その木材は、非常に年輪がつまっていて成長までに時間が掛かる貴重な木材の為、高価なものとなってしまいました。
逆に樹脂木デッキ材はやはり工業製品です。作れば作るほど安くなっていきます。
その為、樹脂木デッキと天然木材との価格差が広がり現在では樹脂木デッキの方が安く作れるようになりましたね。
当店一押しの人工木デッキは「YKKap リウッドデッキ200」です。
木粉と樹脂配合で腐りにくくて変色しにくい、丈夫で長持ちの人気商品です!
3.なぜ樹脂木が選ばれるのか?
やはりメンテナンスがラク! 朽ちない!この2点です。
天然木から樹脂木にたてかえられることが非常に多いのです。
やはり一度デッキがあると無くなるのには惜しくなってしまい、再度デッキをつけられる際は、
メンテナンスが非常に簡単な樹脂木デッキとなるようです。
海外のウッドデッキも実際あります。当店も以前扱ったことがあるのですが・・・・。
やはり当店はネット専業ですので特に商品に注意を払わなければなりません。
その際にはやはり海外物は・・・。という事で販売中止しました。
現在でも販売している店舗様もありますのでもしそちらをご希望の場合はごめんなさい。
4.天然木いい点はどこですか?
やはりなんといっても質感です。天然木がいいのに決まっています。
もう一つは真夏に熱くなりにくい点です。小さなお子さんがいる際にはやはり少し気になりますよね。
私が買うならこれにします。
私ならやはり樹脂木デッキにします。以前展示品で20台ほど展示したことがあるのですが、
私一人でメンテナンスしていました。もう塗装は結構です。
塗装代も「キシラデコール」という非常に高価な塗装が必要となりますので時間と費用がかかりすぎます。
5.最後に樹脂木デッキと天然木デッキどっちがいいの?
質感を求めさらに時間の余裕があるのなら天然木もいいのではないのでしょうか私みたいにバタバタしている人間にはやはり樹脂木デッキのが似合っているようです。
たまの日曜日に「お父さん、ウッドデッキが剥げてるから塗装お願いね」といわれても 全くやりたくありません。
ただ嫁にいわれればやるしかないので。