樹脂木デッキ・人工木デッキあるある言いたい!
という事で本日はつらつらと樹脂木デッキで思いつく事やよくお問い合わせがあることを ばらばらとつづりたいと思います。
1 いったい樹脂木デッキってなんなの? 人工木デッキって何なの?
まず始めに樹脂木デッキも人工木デッキも一緒です。言い回しだけの違いだと思ってください。 それではここからは樹脂木デッキで統一させていただきます。
樹脂木とは、簡単に言いますと樹脂(プラスチック)と木粉を混ぜて成形したものが樹脂木です。
樹脂木デッキは10年ほど前から発売されました。
最初に発売したのは(大手メーカー)YKKAPの リウッドデッキだと思います。
現在では何回ものマイナーチェンジを経て「YKKAP リウッドデッキ200」となっています。
発売した当初は、びっくりしました。わざわざ神戸の展示場まで名古屋からいって何があるのだろうと思ったら 樹脂木デッキでした。
私は当初、当店の展示場にあるTOEXのウェスタンレッドシダーの塗装係だったので 本当にこれを見た時にうれしくなりました。展示場の展示がこれに変るって・・・・・。
本当に天然木の塗装の塗りかえって手間なんです。掃除から始まり、3回上塗りして、かたずけして。 手は塗装だらけになるし、本当に嫌でした。
でも実際に展示してみると問題も出てきました。当初色の薄い樹脂木を展示したため、湿気のある場所では 黒い点々がびっしりとでた店舗がありました。
要はカビです。それはそうですね木粉をつかっていますので 出ますよね。カビキラーで落とさなければならないのです。
結構大変でした。 次回からの展示を色の濃いカラーに変更すると、カビはでなくなりました。というかわからなくなりましたね。
2 実際売れているのでしょうか?
結論売れてます。どれくらい売れているのかというと、キロでは100%樹脂木です。市場を調べてみました2013年度調査分ですが、80%が樹脂木で天然木は20%という結果となっています。
ほとんどの方が樹脂木を購入していますね。 実際家の周りで、ウッドデッキをしているところがあればのぞいてみてください。
外から見るとデッキだけでは天然木か樹脂木かわからないので柱の部分をのぞいてみるとわかります。
柱がアルミ製なら樹脂木デッキ、柱が木材なら天然木のデッキとなります。
天然木のデッキの場合、相当こだわりのある住宅にしか無いのではないでしょうか?
3 樹脂木は高いの安いのどっちなの?
意外かと思われるかもしれませんが、樹脂木のが現在は安いのです。現在がポイントで昔は樹脂木のが高かったです。しかしやはり日本人です。
売れると思ったら 何がなんでも大量生産までこぎつけ、最高の品質まで高めてくれます。 やはり工業製品は売れだしたら、止まりませんね。
逆に天然木はやはり自然が作り上げるものなので売れるからっていってたくさん量産できるかといえば 出来ません。
最近では、ハードウッドといわれ非常に思い強度のある木材が使われることが 多いので余計に高価なもになってしまっているようです。
その分、ハードウッドは非常に腐りにくい商品となっておりますので、長い目で見ればいいのかもしれません。 ただ非常に硬い素材の為、工事代高価になりやすい傾向があります。
4 樹脂木は自分で自分で施工出来るのだろうか?
やめておいた方が無難ですたまにご自身で購入されコメントをいただくことがあるのですが 「組立説明書」を解読するのにものすごく時間がかかった」という事を聞きます。組立説明書を見てもらえるとわかるのですが、基本素人さんに見てもらおうとはしていない 書き方です。
何度もエクステリア商品を組み立てたことがある人向け=職人さんにむけて 書かれています。
その為、いろいろなところではしおって記載があるようです。
もしこの組立説明書を確認したい場合は、YKKAPなどのホームページにとんでもらい 「建設・設計関係者向け」という所に入っていただければ確認できるかと思います。
おそらくなんだこれってことになりますね。やはりここは工事専門店のキロにお任せください