タイルデッキとは
お庭を有効活用できるデッキ。くつろいだり、家族でBBQしたり、または洗濯物を干したりと思い思いに空間を使えるのが魅力的です。最近はデッキを設置する家庭が増えてきましたが、素材には大きく分けてウッドデッキとタイルデッキの2種類あるのをご存知ですか?
ウッドデッキはその名の通り木材が使われており、DIYにも人気があります。
もうひとつのタイルデッキはコンクリートなどの土台に張り付けて施工したタイルのことで、美しい質感と耐久性に優れているのが大きな特徴です。
ウッドデッキとタイルデッキ、まったく異なる素材なので、どちらの素材を選ぶかでデッキのイメージががらりと変わります。
それぞれのメリット・デメリット
ウッドデッキとタイルデッキ、それぞれメリットとデメリットがあります。
ウッドデッキのメリットはやはり木の温もりを感じられるところでしょう。ナチュラルな質感が心地よく、思わず裸足で歩きたくなるほど。また、グリーンに映えるので、どんなお庭にも合わせやすいのが魅力です。
ウッドデッキの素材には天然木と人工木の2種類がありますが、天然木は熱を吸収しにくく夏場でも快適に過ごせます。人工木の場合は天然木に比べてメンテナンスが簡単です。比較的安価で工期も短く済ませられます。
次にデメリットですが、天然木は自然の木が材料なので常に手入れが大切です。メンテナスの頻度や環境によっては腐って壊れてしまうので、長持ちさせたいなら定期的にチェックしなければなりません。
人工木は熱が抜けにくく、強い日差しによって高温になる場合があります。温度が下がりにくいことから、やけどなどに注意が必要です。
タイルデッキのメリットはメンテナンスがしやすいという点でしょう。土やほこりなどで汚れても雨で流れますし、デッキブラシで簡単に掃除できます。また、デザインや色のバリエーションが豊富なので、おしゃれなイメージに仕上げることが可能です。
対してタイルのデメリットは焼き物なので、熱がこもりやすくなります。人工木よりもさらに熱くなるので、輻射熱の影響によって表面の温度が上昇してしまいがちです。
2つの素材を組み合わせておしゃれな空間に
ウッドデッキかタイルデッキ、どちらの素材にしようか迷っているなら、思い切って両方を採用してみてはいかがでしょうか。ウッドデッキだけだと単調になりがちなスペースもタイルを組み合わせることで、庭との一体感が生まれます。
もし、タイルデッキをメインに考えているなら、リビングから出入りしやすいようにウッドデッキを縁側風につくって、タイルデッキに繋げるのもおすすめです。
いろいろアイディアを考えて、オリジナルデッキを完成させてはいかがでしょうか。自分の庭が、きっとお気に入りの場所になりますよ。
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