ウッドデッキに目隠しフェンスを設置するDIY5つのステップ
ウッドデッキを設置することによって、第2のリビング、洗濯物干し場、子供の遊び場などとして、活用することができます。
しかしその反面、ご近所や周りからの視線、防犯上の心配、お子様の安全面など、いくつか問題も出てきます。
そんな問題を解決するために、目隠しフェンスを設置することを検討される方もいらっしゃると思います。
今回は、そんな方のために、目隠しフェンスをDIYで設置する5つのコツを紹介していきます。
ウッドデッキの目隠しフェンスは周囲の視界を遮るために設置する
ウッドデッキの目隠しフェンスとは、周りからの視界を遮るために設置されるフェンスのことです。
通常のフェンスは、隣との境界線を明確にするために設置され、高さは1m程度です。
それに対して、目隠しフェンスは視界を遮るために設置されるので、平均的に2m近くの高さがあります。
また、目隠しフェンスには、大きく3つの種類があり、それぞれ形状・デザイン・目的が異なります。
・メッシュフェンス:目隠し度10%
メッシュタイプのフェンスとなっており、目隠しの機能はほとんどありません。
仕切りとして使用されることが多いフェンスです。
・ラティス(格子)フェンス:目隠し度50%
木製の板を、格子状に貼ったフェンスです。
目隠し度は、そこまで高くありませんが、その分、圧迫感を感じることがなく、開放的な空間を過ごすことができます。
・ルーバーフェンス:目隠し度80%
木製の板を使用した目隠しフェンスですが、ラティスフェンスとは違い、板を横に貼ったタイプのフェンスです。
隙間が少ないため、目隠し度は高いです。
圧迫感を感じる場合には、隙間を設けることで、圧迫感を和らげることができます。
また、隙間を設けることにより、風通しを確保することもできます。
目隠しフェンスを設置するメリット
ウッドデッキに目隠しフェンスを設置することで、大きく5つのメリットが生まれます。
・視界を遮ることによるプライバシーの確保
目隠しフェンスを設置する1番のメリットでもあり、目的でもあると思います。
目隠しフェンスを設置することにより、周りからの視線を遮ることができるので、プライバシーを守り、安心できるプライベート空間を作ることができます。
・子供のウッドデッキからの転落防止
庭に設置したウッドデッキは、一般的に地面から約50cmの高さがあります。
大人でもその高さから転落すれば、ケガをしてしまう恐れがあります。
それがもしも、小さな子供であれば、大事故になりかねません。
ウッドデッキに目隠しフェンスを設置することによって、転落する心配がなくなるので、そうした事故を防ぐことができます。
・オーニングを固定できる
オーニングとは、軒下部分に設置することで、日除けや雨除けとして利用する可動式のテントのことです。
ウッドデッキに目隠しフェンスを設置することで、オーニングを引き伸ばした際の固定先として、活用することができます。
・気軽に布団を干せる
一般的に布団は、2階のバルコニーの手すりを利用して干す方が多いです。しかし、布団の上げ下げを行う作業は、非常に大変です。
ウッドデッキに設置した目隠しフェンスを活用して、布団を干せば、天気の良い日に気軽に布団を干すことができます。
・家の外観・雰囲気を変えられる
家や庭のイメージに合わせて、フェンスのデザインやカラーを選ぶことで、外観のイメージを印象的に演出することができます。
また、家や庭のイメージとは違う、デザインやカラーのフェンスを選ぶことで、アクセントとなり、今までとは違った印象の外観を、演出することができます。
目隠しフェンスの作り方
今回は先ほどご紹介した3つのフェンスの中でも一番目隠し度が高い「ルーバーフェンス」のつくり方をご説明します。目隠しフェンスは大きく5つのステップで簡単に作ることがます。
・目隠しフェンスの設置場所・サイズを決める
最初に、目隠しフェンスを設置する場所とサイズ(幅・高さ)を決めます。
簡単でいいので、図面を作成して、必要な材木の数とサイズを確認します。
・フェンスの基礎を作る
目隠しフェンスの設置場所・サイズが決まったら、フェンスの基礎を作ります。まず、柱を立てる位置に穴を掘ります。深さは、フェンスブロックが埋まるくらいです。
この際、フェンスの強度を保つために、柱と柱の間隔を1.5cm程度とっておきましょう。
・支柱を立てる
穴を掘ったら、柱を立てて、仮置きします。次に、柱の高さをある程度揃えます。
この際に、笠木を付けたい場合は、柱のてっぺん(柱材の小口)に笠木材を固定します。
不要な板で仮止めを行うと、作業がスムーズになりますよ。
・底面が水平になるよう調整し、柱を固定する
柱の上面の水平と垂直をチェックします。その際には、水平器を使用します。
もしも、柱が低い場合には、底面に土を足すなどすれば、調整することができます。位置などの最終チェックが終わったら、隙間にモルタルを流して固定します。
・目隠しフェンスを貼る
モルタルが固まっていることが確認できたら、柱にフェンス板を貼り付けます。インパクトドライバーとステンレスビスを使用して、柱に打ち込んでいきます。
上段からフェンス板を貼っていくと綺麗に仕上がります。
目隠しフェンスを設置することで安心なプライベート空間を
目隠しフェンスを設置することで、周りからの視線を遮り、プライバシーを守るだけでなく、子供の安全も守ることなどの多くのメリットがあります。
ウッドデッキでも、室内のような安心したプライベート空間を楽しめるよう、目隠しフェンスを設置してみてはいかがでしょうか。
当店では無料現地調査を実施しております。設置をご検討されているかたはぜひ一度お問い合わせください。