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投稿日:2022/10/20    更新日:2023/07/21

ベランダ屋根検討中の方必見!ベランダ屋根のメリットデメリット



ベランダテラス屋根



一軒家にお住まいの方なら、ベランダがある住宅は少なくないはず。そのまま使用しても便利なベランダですが、 ベランダ屋根を取り付けることによって、比較にならないほど便利で過ごしやすいお家になることは間違いありません。

そんなベランダ屋根を取り付けたらいくらになるのか、どのような種類があるのか、自分で取り付けれるのか、 いろんな点からテラス屋根専門店であるネットショップキロがご紹介します。





そもそもベランダ屋根とはいったいどのようなものをいうのでしょうか。

ベランダ屋根とはテラス屋根の一種であり、ベランダ屋根は2階ないしは3階のバルコニー(ベランダ)部分に取り付ける屋根のことをいいます。

取り付けることにより、雨の心配なしで洗濯物を干すことができます。

梅雨の時期は、雨が心配で気軽に干して外出することもできませんが、ベランダ屋根を取り付ければ心配なしで干すことができます。



ベランダ屋根の種類(柱編)


ベランダ屋根には大きく分けて2種類のタイプがあります。

「柱ありタイプ」「柱なしタイプ」です。


柱ありテラス



「柱ありタイプ」


このタイプは皆さんも見たことがあるのではないでしょうか。

住宅の壁面と、バルコニー側(ベランダ側)の柱で支えるタイプとなります。

柱と壁面の打ち付け2点で支えるため、柱なしタイプよりも強度があるため、比較的大きなサイズまでバリエーションがあります。

三協アルミのレボリューという商品ですと、出幅9尺(約270cm)のサイズのご用意があります。

また、柱なしタイプと比較すると低価格での販売となるのもメリットといえるでしょう。

ただしベランダ形状によっては柱が邪魔になってしまったり、場合によっては取付ができない可能性があります。


ここがメリット!

・出幅サイズのバリエーションが豊富!(最大出幅4尺 約120cm)

・柱なしタイプと比べると低コスト!


ここがデメリット!

・柱が邪魔になってしまったり、取付位置によっては取付不可の場合もある。


柱ありテラス




「柱なしタイプ」


写真の通り柱がなく、躯体側(住宅の壁面)への打ち付けのみで支えているタイプです。

バルコニー側(ベランダ側)に柱を取付する必要がないため、すっきりとした印象のテラス屋根です。

ただし、壁面への打ち付けのみで支えているため、柱ありタイプと比較するとあまり出幅の大きなサイズのご用意はありません。

どのメーカーでも出幅約120cmが最大のサイズです。

また、同サイズの柱ありタイプと比較すると、少し価格帯が高くなってしまうのも難点です。

勝手口や店舗の入り口に取付されていることも多いですね。


ここがメリット!

・柱がないため、すっきりとした印象に!


ここがデメリット!

・出幅サイズのバリエーションが少ない(最大120cm)

・柱ありタイプと比較すると、少し高コストになってしまう。


柱なしテラス


※少し補足


ベランダ屋根とは違うのですが、1階用のテラス屋根には、住宅への打ち付けを行わない「独立式テラス」というものが存在します。

名前の通り、住宅とは別にテラス屋根本体で「独立」しているような商品で、テラス屋根の柱のみで全体を支えているような商品です。

住宅への打ち付けをしないため、長期優良住宅への取付や、壁面保証を気にする方に最近人気の商品です。


この独立式テラスを2階に取付できないかという質問を多くいただきますが、さきに結論を申し上げますと取付をすることはできません。

この「独立式テラス」は、住宅に打ち付けを行わない分、しっかりとした基礎を地面に施工をする必要があります。

2階への取付の際は、ベランダに基礎を施工することはできないため、設置は不可となります。

柱ありタイプか柱なしタイプでご検討下さい。





ベランダ屋根は屋根形状においても2つの種類があります。

それは「アール屋根」「フラット屋根」です。



・アール屋根


緩やかなカーブを描いている形状の屋根のことを言います。

この特徴的な緩やかなカーブが、優しい印象を与えてくれます。

また、バルコニー側にいくにつれ、高さが低くなるため、雨の吹き込みを抑えたり、雪が降った時に滑り落ちやすく、積もりにくいというメリットがあります。

このカーブの傾斜は販売されているアルミメーカーの商品によって若干異なります。


アール屋根



・フラット屋根


まっすぐなストレートな形状が特徴の屋根です。

スタイリッシュでシンプルなデザインのため、モダンな印象を与えます。

見た目重視の方はフラット屋根をご希望されることが多いです。

アール屋根に比べ屋根が下がらないため、開放感がありますが、雨が降り込んでしまうため、外出時の急な雨から洗濯物を守るという点に関しては少し劣ってしまいます。

また、若干ではありますが、アール屋根より安価な価格設定となっております。


フラット屋根




まとめ


・アール屋根は優しい印象、フラット屋根はスタイリッシュな印象。

・フラット屋根に比べ、アール屋根は屋根が垂れ下がっているので、雨の吹き込みを抑え、雪が滑り落ちやすく積もりにくい反面、開放感はフラット屋根に劣る。

・若干ではあるが、フラット屋根のほうが安い。




一般的にベランダ屋根は、アルミとポリカーボネートにて構成されています。


アルミ



アルミ


バルコニー屋根の骨組みとなる金属の部分は、ほとんどのメーカーがアルミにて製造を行っております。

アルミはたくさんの特長がありますが、その中でも①軽い②強い③錆びにくいことがベランダ屋根にとって大きな特長です。

ベランダ屋根は当然外に取付を行うものなので、錆びてしまうと、長くお使いいただくことができません。

まさにアルミはエクステリア商品にうってつけの素材といえるでしょう!


コーディング


また、アルミにはラッピング形材というものがあります。

これは名前の通り「アルミ形材の上にビニールのラッピングが施されているもの」であり、見た目は木目調ですが、アルミなので腐りにくいという材質です。

木目の風合いを生かしながら、耐候性に優れている、まさに一石二鳥です。

これであればログハウスのような暖かみのある住宅にも違和感なく取付することができます。



ポリカーボネート


ベランダ屋根の屋根材はほとんどの商品がポリカーボネートを使用していることが多いです。

このポリカーボネートは従来のアクリルよりも高い耐衝撃性を持ちます。

ガラスと比較するとなんと200倍もの耐衝撃性に優れているのです。


また、透明性にも優れているにも関わらず紫外線はほぼ100%カットするため、人体に悪影響を及ぼすこともありません。

このポリカーボネートには、より熱線をカットする「熱線吸収ポリカーボネート(メーカーによっては熱線遮断ポリカーボネート)」があり、 西日の強い場所への取付施工の場合には、こちらを選択するのをオススメします。


ポリカーボネート




ベランダ屋根は、日本のどこの地域でも取付ができるよう、様々な強度設定のベランダ屋根があります。

YKKAPの「ソラリアテラス屋根」を例に挙げてみてみましょう。


積雪量



積雪20cm仕様


こちらの商品は、一般地域向けの積雪20cm仕様のベランダ屋根です。

名前の通り、積雪20cmまで耐えることができます。

積雪地域、豪雪地域でなければ、この強度でも十分長くお使いいただくことができます。

ままた、風に関しては風速36m/秒まで耐えることができます。



積雪50cm仕様


こちらの商品は、積雪地域向けの積雪50cm仕様のベランダ屋根です。

積雪50cmまで耐えることができるので、北陸地域、東北地域等積雪地域向けの商品です。

また、風速は風速38m/秒まで耐えることができます。



方角


ベランダ屋根を設置する際には、取付をする方角も注意が必要です。

取付をする方角によっては、日差しをカットしてしまいます。


南、南東の方角のベランダには取付するのがオススメ!

南、もしくは南東向きのベランダは、日中とても日差しが強く、それが悩みであるお客様も少なくないと思います。

この場合は、雨から洗濯物を守るだけでなく、強い日差しも遮断することができるのでまさに一石二鳥です。

かなり強い日差しにお困りの方は屋根を熱線吸収ポリカーボネート(熱線遮断ポリカーボネート)にすることによって

さらに効果が期待できます。


北、北西の方角のベランダへの屋根の設置は注意が必要!

北、北西側は常に日陰になることが多く、ベランダ屋根を設置してしまうとさらに暗くなってしまうのはもちろんのこと、冬には室内が冷え込んでしまうため、暖房代もよりかさんでしまいます。

別の方角にもベランダを取付できる場所があるのであれば、避けるのが無難でしょう。

どうしても取付が必要であれば熱線吸収ポリカーボネートは避けたほうが良いです。

一般ポリカーボネートの中でも、なるべく明るいカラーをお選びいただくことをオススメします。



ベランダを取付する際には、住宅への打ち付けをするため、間違ったことがあってはなりません。

間違いを起こさないためにも様々な点に注意をすることが必要です。


 角度に気を付けよう


屋根角度


ベランダ屋根の傾斜の角度は、オプションで設定できることがあります。

傾斜を急にすることで、雨の降り込みを抑えることができ、雪が積もりにくくなりますが、風のあおりを受けやすくなってしまうため、風の強い場所、地域の場合は注意が必要です。

とは言っても、素人の方では適切な角度の判断はなかなか難しいものです。

失敗しないためにも、専門のリフォーム業者、エクステリア・外構の職人にアドバイス・取付施工をしてもらうのがオススメです!



音に注意


雨


気を付けていても見落としがちなのが、「音」です。

テラス屋根を取付をすると、屋根材のポリカーボネートに落ちる雨の音はどうしても防ぐことができません。

寝室側のベランダの場合は、取付を避けたほうがよいでしょう。

また、長年テラス屋根を使い続けると立て付けが悪くなってしまったり、屋根を止めているビート材(ゴムのようなもの)が劣化してしまい、 風により音が目立ってしまうこともあるため、定期的なメンテナンスもする必要もあります。



価格


ここまで説明をしてきましたが、実際にベランダ屋根を取付すると、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。

当店ネットショップキロ テラス屋根専門店で販売している「YKKAP 躯体式バルコニー屋根 ソラリア フラット屋根」を例に見てみましょう。


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いかがでしょうか。

上記サイズ以外にもたくさんのサイズバリエーションがあります。

その他サイズに関しては商品ページをご参照下さい。


一般的なサイズのベランダ屋根であればベランダ屋根の商品と取付施工代合わせて7万~10万円で取付が可能です。

YKKAP 躯体式バルコニー屋根ソラリアはスタンダードなテラス屋根ですので、木目調のテラス屋根やデザインにこだわったテラス屋根にすれば

もう少し高くなり10万~15万円くらいになります。

上記ベランダ屋根以外にもたくさんの商品がありますので、ご予算に合わせてご検討下さい。





DIY


昨今、DIYがとても流行っており、エクステリア商品を自分たちで組みたてをしている方も多く見かけます。

では、このベランダ屋根はDIYで自分たちで組立をすることはできるのでしょうか。

組立方法を実際に見てみましょう。

(組立説明書は、YKKAP ソラリア 躯体式バルコニー屋根をもとにしています。)



DIYするときに必要な道具、材料


まずは必要な道具、材料を見てみます。


テラス屋根


ベランダ屋根本体

実際に取付を行うテラス屋根本体です。

YKKAP、LIXIL、三協アルミ等様々なメーカーがテラス屋根を販売しているので

お好みの商品を購入しましょう。



梯子(はしご)

はしご


2階以上での取付となるため、1階から届く長い梯子が必要です。

1万円~2万円の価格帯です。

1階からの上り下りに使用するため、高価であってもしっかりとした安心できる商品を購入したほうが良いでしょう。



インパクトドライバー

インパクトドライバー


ビスやボルトを取り付けたり、部材に穴をあけたりする際に必要となる電動ドライバーです。

金額に幅がありますが、8,000円~50,000円します。

コンセントにつないで使用するもの、充電式のものとありますが、ベランダでの施工の為

充電式を選ぶのをオススメします!



シーリング材

シーリング材


雨水が漏れてしまうのを防ぐために、住宅への打ち付け部分、部材の連結部分等に使用します。

300mlで約300円です。




次に組立説明書をもとに、取付方法を見ていきます。


垂木掛けの墨出し

垂木掛け隅出し方法


まずは、垂木掛けの墨出し(位置決め)を行います。

垂木掛けというのは、住宅に対して打ち付けを行い、屋根を支えるものです。

各サイズの寸法表を参考に、垂木掛けの取付位置を出していきます。



柱の墨出し


柱の隅出し方法


垂木掛けの位置が決まったら、次は柱の位置出しを行います。

これも垂木掛けと同じく、寸法表をもとに位置出しを行います。

オプションの前面パネルを同時に取付する場合、間口1.5間以上に間柱の取付が必要ですので注意をしましょう。



垂木掛けの加工・取付

テラス屋根の取付方法


垂木掛け、柱の位置が定まったら、まずは垂木掛けから取付を行います。

まずは躯体の柱の位置に合わせて、インパクトドライバーにて、直径6.5mmの穴をあけます。



テラス屋根の取付方法


垂木掛け部品に穴をあけたら、次はその位置に合わせて、住宅躯体に直径4.5mmの穴をあけます。

その穴にシーリング材を充填し、垂木掛けを取り付けます。

その際は、まず中央一か所を定めたのちに固定を行うと、そのほかの取り付け位置も定めやすくなります。


テラス屋根の取付方法


垂木掛けの取り付けをしたら、シーリングを塗布します。

シーリング材が住宅壁面、垂木掛け部材についてしまわないよう、養生のマスキングテープを貼り付けます。

プライマーを塗布し、シーリングの溝に沿って、垂木掛けにシーリングを行いましょう。

シーリングをしたら、マスキングテープをはがします。



前枠・移動桁・妻垂木の加工・組立

垂木掛けを取付を行ったら、次は前枠の組立を行います。

まずは、前枠の部品付けです。


テラス屋根の組立方法


まずは、前枠にドレインと穴隠しを取付けます。

ベランダ屋根は、スムーズな排水をするために、前枠に樋がついています。

前枠の樋からたて樋につなぐために、左右に穴が開いているので、左右どちらにたて樋を取付するかを決め、 たて樋を取付する側にドレイン、取付しない側に穴隠しを取付しましょう。


次は移動桁の部品付です。


テラス屋根の取付方法


まずは裏板を移動桁に差し込みします。


テラス屋根の取付方法


柱連結金具を、裏板に合わせるように取付ましょう。


テラス屋根の取付方法


垂木連結金具と妻垂木連結金具を移動桁の差し込みます。



テラス屋根の取付方法


最後に桁キャップを両端に取付します。


テラス屋根の取付方法


次に妻垂木に部品を取り付けていきます。

中桟妻垂木金具、妻垂木連結金具を順に取り付けていきます。



柱の取付



テラス屋根の取付方法


前枠・移動桁・妻垂木の加工、部品付が終わったら、柱を取り付けます。

上図の位置をもとに、直径10mmの通し穴をあけます。


テラス屋根の取付方法


穴をあけた後、ベランダ(バルコニー)にブラケットを取り付けます。

下穴をあけ、そこにシーリング材を充てんし、ブラケットを取り付けます。



垂木掛けの墨出し

テラス屋根の取付方法


次に、柱のキャップを取り付けます。

柱は空洞になっているので、下面が空いているため、下面にふたを付けるようなイメージで取り付けます。



テラス屋根の取付方法


その後、先ほど取り付けしたバルコニーブラケットに合わせて、柱を取り付けます。



移動桁・妻垂木・前枠の取付

テラス屋根の取付方法


柱を取り付けたら、次は、先ほど組立をした移動桁・妻垂木・前枠の取付を行います。

先ほど住宅に取付をした柱に、移動桁の柱連結金具を挿入します。

そのまま、ボルトで固定をします。



テラス屋根の取付方法


次は妻垂木です。

妻垂木を垂木掛けに挿入し、見切り線を移動桁の端部に合わせます。

移動桁の妻垂木連結金具を妻垂木に引っ掛け、移動桁に仮留めします。


テラス屋根の取付方法


その後ねじで固定をします。




テラス屋根の取付方法


最後に前枠です。

前枠の仮置き用のねじを妻垂木連結金具に引っ掛け、前枠を妻垂木に仮置きします。

その後、固定をします。



屋根部の取付

ここまで来たら、だいぶベランダ屋根の形ができ上がってきました。

本体の骨組みが完成したので、いよいよ屋根を取り付けていきます。

テラス屋根の取付方法


まずは、屋根を支える垂木の部品付けを行います。

中桟連結金具、垂木連結金具を垂木の取り付けます。

その際、中桟連結金具の向きに注意して取り付けていきます。



テラス屋根の取付方法


次に中桟です。

中桟は、間口方向に屋根を支える部材のことを言います。

中桟に妻垂木の中桟連結金具を挿入し、固定をしていきます。



テラス屋根の取付方法


垂木、中桟を取り付けたら、屋根ふき材の取付です。

屋根ふき材には、傷つかないように養生シートがついているので、前枠・垂木掛け挿入部分をはがします。



テラス屋根の取付方法


はがしたら、垂木掛け⇒前枠の順に屋根ふき材を挿入したのちに、垂木掛けにあたるまで屋根ふき材を寄せます。

その後、妻垂木に挿入します。

マット調の屋根ふき材には裏表があり、マット面(でこぼこしている面)を屋根の下面に取付をするように注意しましょう


テラス屋根の取付方法


屋根ふき材を挿入したら、垂木の取付です。

垂木を垂木掛け⇒前枠の順に挿入し、垂木連結金具に引っ掛けたあと、屋根ふき材に挿入します。



テラス屋根の取付方法


その後垂木を垂木掛け⇒前枠⇒中桟の順に固定をし、移動桁の垂木連結金具を固定します。



後付ビートの取付

屋根ふき材をはめ込んだら、後付けビートを取り付けます。



テラス屋根の取付方法


まず屋根ふき材の左右ののみ込みを合わせます。

その際には、養生シートのラインを参考にして、調整をするとわかりやすいです。

のみ込みが左右で異なると、耐荷重の性能定価の原因となるので気を付けましょう。



テラス屋根の取付方法


のみ込みを揃えたら、垂木掛け⇒妻垂木・垂木⇒前枠の順に後付けビートを取り付けます。



各キャップの取付

次にキャップの取付です。

テラス屋根の取付方法


まずは垂木掛けのキャップです。

シーリングをおこなってから、取付を行います。


テラス屋根の取付方法



取り付けたあと、外からもシーリングを行います。

シーリングを行う際には、垂木掛けキャップ、垂木掛けにシーリングがつかないよう、マスキングテープで養生をします。

テラス屋根の取付方法



テラス屋根の取付方法


次に前枠のキャップです。

前枠キャップも垂木掛けキャップと同じ要領で、取り付けていきましょう。



雨樋の取付

これでラストです。

あま樋の取付を行います。


テラス屋根の取付方法


上の図を参照して、順に取り付けていきましょう。


テラス屋根の取付方法


その際、あま樋部品は接着剤を用いて取り付けていくのですが、上記のように塗布量、塗布する場所に気を付けます。

これでベランダ屋根の完成です!



DIYするのは難しい?


手順を順に説明しましたが、いかがでしょうか。

今回ご紹介したYKKAPのソラリアや他のアルミメーカーで販売されているベランダ屋根は、施工手順・施工方法に大きな違いはありません。

どのメーカーの商品もプロ仕様の商品となるため、正直とても難しそうと思った方も多いのではないでしょうか。

2階での作業の場合、高所作業となるため危険を伴います。

無理をせず、プロの工務店に取付依頼をすることをオススメします!







当店ネットショップキロでは多数のベランダ屋根の販売・取付を行っております。

そこで、取り扱いのある商品から特におすすめの商品を3つご紹介したいと思います。



YKKAP 躯体式バルコニー屋根 ソラリア


YKKAP 躯体式バルコニー屋根 ソラリア


まずご紹介するのは、YKKAP 躯体式バルコニー屋根 ソラリアです。

写真は当店で設置をしたフラット屋根の写真ですが、アール屋根のご用意もあり、住宅のスタイルに合わせてお選びいただくことができます。

一流の強度を誇る商品をお買い得価格で購入できるのは、このソラリアしかありません!

カラーは本体カラー5色、屋根材カラー5色があり、25パターンのカラーの組合せからお選びいただくことが可能です。



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LIXIL スピーネ バルコニータイプ


LIXIL スピーネ バルコニータイプ


続いてご紹介するのはLIXIL スピーネ 造り付けバルコニー屋根タイプです。

この商品も、写真はフラット形状の屋根ですが、アール形状の屋根も選ぶことが可能です。

小さなスペースにも設置することができるよう、サイズバリエーションが豊富なこともスピーネの特長です。



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YKKAP 持ち出し屋根ソラリア


YKKAP 持ち出し屋根ソラリア


最後にご紹介するのは、YKKAP 持ち出し屋根ソラリアです。

こちらの商品は柱なしタイプの商品なので、バルコニーからの景色もスッキリとした印象になります。

出幅が4尺(約1200mm)までしかないため、ベランダのサイズに合えば、オススメな商品です。



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おしゃれなベランダ屋根ってどんなやつ?


ここまでは一般的なベランダ屋根をご紹介してきましたが、こんな商品は住宅に合わない、もっとおしゃれなテラス屋根が欲しいという方もいらっしゃるでしょう。

ここからは少しグレードのあがった、おしゃれベランダ屋根のご紹介をしたいと思います。

そもそもおしゃれなベランダ屋根とはどのようなものがあるのでしょうか。

いくつか例に挙げてご紹介します。


YKKAP サザンテラス

YKKAP サザンテラス


まずご紹介するのは、YKKAPのサザンテラスです。

この商品は、木目調のテラス屋根で、まるで天然木の角材を使用したかのような、化粧材、前枠、桁となっており、洋風なテラス屋根です。

飛び出している前枠と垂木が特徴的なパーゴラタイプと、すっきりとした印象が特徴のフレームタイプの2種類がございます。

タイプによって、強度や性能が変わることはありませんので、お好みのデザインを選ぶことができます。

木目調の本体カラーはバニラウォールナット、キャラメルチーク、ショコラウォールナットの3色の展開、 屋根カラーはアースブルー、スモークブラウン。トーメイマット、熱線遮断ポリカのアースブルー(マット調)、クリアマットの合計5種類のカラーバリエーションです。



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三協アルミ シャルレ

三協アルミ シャルレ


続いて紹介するのは、三協アルミの「シャルレ」です。

シャルレの最も大きな特長は、屋根の形状デザインです。

屋根枠や、移動桁をシャープでスタイリッシュな曲面で統一し、一体感のあるフォルムにしていることにより、 今どきのトレンド住宅にピッタリと合うデザインとなっております。

また屋根枠に、木目のカラーを選択することができるため、ワンポイントのアクセントとしておしゃれな印象を与えてくれます。

一般地域にだけではなく、積雪地域にも設置することができるよう、積雪20cm仕様と積雪50cm仕様の2種類のご用意があります。

本体のカラーはダークブロンズ、アーバングレー、サンシルバーの3色のアルミカラーとTPLとTPU、JCUの3色の木調カラー、合計6色のカラーバリエーションです。

また、屋根のカラーは、ブラウンスモーク、ブルースモーク、かすみの3色の一般ポリカーボネート、 かすみの1色の熱線遮断ポリカーボネート、合計4色のカラーバリエーションを誇ります。





おしゃれなベランダ屋根は高い?


おしゃれなベランダ屋根を2つ例に挙げて紹介させていただきました。


上記で紹介した木目調のベランダ屋根、「サザンテラス」以外にも、LIXIL、三協アルミ等他のアルミメーカーでも木調テラス屋根を販売しています。

最近の住宅だと、一部分に木調カラーを使用している住宅も多いため、木調のあたたかみのあるテラス屋根にしたい場合は、 こういったハイグレードなベランダ屋根をご検討してみてはいかがでしょうか。

ただし、一般的なテラス屋根と、木調のテラス屋根だとどのくらい価格差があるのでしょうか。

「YKKAP ソラリア」と「YKKAP サザンテラス」を例に挙げて、比較をしてみたいと思います。


1間3尺(横幅約1.8m×出幅約0.9m)

YKKAP ソラリアの場合    標準工事費込で 税込 72,200円

YKKAP サザンテラスの場合  標準工事費込で 税込 137,100円


(2023年6月時点のネットショップキロ テラス屋根専門店での価格で比較しています)



いかがでしょうか。

比較してみると、約2倍の価格差が生じました。

サイズによって、この価格差は増減するとは思いますが、やはり、おしゃれなテラス屋根になると価格はぐっと高くなってしまいます。


その理由としては


①木調テラスはラッピング形材を使用しているため、メーカーの商品定価が高い。

②一般的なテラス屋根とは違い、パーゴラ形状等複雑な形状の為、施工に手間がかかってしまう。


ということが挙げられます。

費用とデザインを含めて検討するようにしましょう。


お問合せボタン




ベランダ屋根を取り付けるだけで終わってしまっては勿体ない!

ベランダ屋根にはバルコニーでの生活を有意義なものにするたくさんのオプションがあります。

本体の取付と一緒にご検討してみてはいかがでしょうか。



テラス屋根のド定番!物干し


ベランダ屋根を取付する方のほとんどの方が一緒にご注文されるのがこの物干しです。

ベランダ屋根を取付する方には、やっぱり洗濯物干場として利用する方が多いってことですね!

ベランダの形状、使い方に合わせられるように様々な物干しがございます。

LIXILのスピーネというテラス屋根にご用意がある物干しを例にご紹介します。


吊り下げ物干し

吊り下げ物干し


屋根から吊り下げる形状の物干しです。

竿を4本掛けられるもの、6本掛けられるものと2種類のタイプがあります。

さらに、身長、屋根の高さに合わせてぴったりの高さに合わせれられるように、標準、ロング、ショートの3種類の高さ設定があります。


それぞれの高さの調整範囲は以下の通りです。

標準・・・500mm~900mm

ロング・・・1000mm~1400mm

ショート・・・250mm~350mm

※ロングは2階にはとても長い物干しなので、主に1階にテラス屋根を設置する際に使用します。


2階にはあまり向かない商品です。

また、耐荷重は物干し2本で50kgとなります。



前後移動物干し

前後移動物干し


屋根から吊り下げる形状は変わりませんが、この前後移動物干しは名前の通り奥行方向に位置を移動できる物干しです。

天気のいい日は作業スペースの為に外側に、天気が悪くなりそうな日は住宅側に寄せることで、急な雨の時にも洗濯物が濡れるのを防ぐことができます。

こちらも標準とワイドの2種類の展開です。



可動竿掛け(着脱式)

可動竿掛け(着脱式)


可動竿掛けは屋根から吊り下げる物干しですが、高さをレバー操作により調整することができます。

調整幅は600mm、750mm、900mmの3段階です。

また、使用しないときは根元から外すことができるので、普段は邪魔になることがありません。

テラス屋根を低くしか取付ができないベランダだと、吊り下げ式物干しを取り付けると洗濯ものを干していないときは結構邪魔になってしまいがちです。

そういったベランダに設置する際にとてもオススメです。

耐荷重は物干し2本で15kgとなります。



クリーンハンガー

クリーンハンガー


このクリーンハンガーも可動竿掛けと同じく着脱が可能な物干しです。

高さを689mm、779mm、869mmの3段階で調整することができます。

竿は1本のみ掛けられる形状となってます。

他の物干しよりスタイリッシュなデザインなので、モダンな住宅にオススメな物干しです。

耐荷重は2本で8kgまでとなります。



壁付け物干し

壁付け物干し


壁付け物干しは名前の通り、壁に取付をする物干しです。

使用するときに上図のように角度を設定することができるので、使用しないときはたたみ邪魔にならないよう収納することができます。

竿をかける穴が5個の標準タイプ(全長495mm)、穴が7個のロングタイプ(全長685mm)の2種類です。

穴の個数分物干しをかけてしまうと、かなり間隔が狭くなり使い勝手が悪くなってしまうため、竿を掛ける場所を調整できると思ったほうが良いでしょう。

耐荷重は2本で50kgとなります。



ルーフ用竿掛け

ルーフ用竿掛け


ルーフ用竿掛けは柱なしタイプのテラス屋根(ルーフタイプ)専用の物干しです。

左右両端の方杖の部分に取付をして、竿を掛けます。

2個入り(竿1本用)、4個入り(竿2本用)の2つのバリエーションがあります。

この物干しは、連棟仕様のテラス屋根には取付ができないため、単棟のみに対応しています。

連棟のテラス屋根を設置する方は、吊り下げ式物干し、壁付け物干しから選ぶようにしましょう。



雨の降り込みを防ぐだけじゃない!プライバシーを確保する前面パネル!


前面パネル


洗濯物を干す場合、気になるのがお隣からの視線ですが、それを解消してくれるのが前面パネルです。

前面パネルを取り付けることによって、プライバシーを守ってくれるのはもちろん、前面からの雨の吹き込みを防ぐことができます。

1段仕様と2段仕様の2種類ありますので、希望の高さ寸法に合わせて設置することが可能です。



いつまでもきれいな状態を保つ!枯れ葉除けネット


枯れ葉よけネット


ベランダ屋根には、雨水を効率的に排水するよう、樋がついています。

そのため、近くに樹木がある地域だと、その樋に枯葉がたまってしまい、樋のつまりの原因となってしまいます。

この枯葉除けネットは、樋のカバーのようなもので、枯葉が溜まってしまうのを防ぎます。

また、雪が降ったときに樋に引っ掛かり溜まってしまうこともありますが、それもこれを取り付けることによって 効率的に排雪することも可能です。



おしゃれオプションの定番アイテム 天井カーテン


天井カーテン


ベランダ屋根には、雨水を効率的に排水するよう、樋がついています。

そのため、近くに樹木がある地域だと、その樋に枯葉がたまってしまい、樋のつまりの原因となってしまいます。

この枯葉除けネットは、樋のカバーのようなもので、枯葉が溜まってしまうのを防ぎます。

また、雪が降ったときに樋に引っ掛かり溜まってしまうこともありますが、それもこれを取り付けることによって 効率的に排雪することも可能です。

も可能です。



ベランダだけでは物足りない方へ!バルコニー付きカーポート


バルコニー付きカーポート


これはベランダ屋根のオプションとは違い、少し脱線してしまいますが、ベランダだけでは洗濯物を干しきれない、ベランダをもっと広くして、バーベキューやお茶をして、 優雅な時間を楽しみたいというお客様には「バルコニー付きカーポート」がオススメです。

カーポートは車の乗り降りの際に雨に濡れてしまうのを防いだり、カーポートの塗装の痛みを軽減してくれる、駐車場に設置する車の屋根のことを言います。

この駐車場の敷地を有効活用するのが、このバルコニー付きカーポートです。

三協アルミの「グランフローア」等がこれにあたります。

敷地を広く、大きく使うことができるため、お庭でのすごし方の可能性がぐっと高まります。

パネルがついているため、お子さんやペットが外に出てしまう、落下事故につながることもありませんので安心して遊ばせておくこともできます。

週末はバルコニー付きカーポートでバーベキュー、お茶をする、日光浴をするなど可能性が広がりますね。


ただし、この商品は建蔽率の対象になってしまう商品の為、現在の敷地の建蔽率を確認したのちに設置することを強くオススメします。

建蔽率を超える取付施工をしてしまうと、撤去を命じられてしまう可能性がありますので、事前に必ずお住まいの各自治体に確認をするようにしましょう。



おしゃれさと利便性がぐっとUP!?フロアタイル


バルコニー付きカーポート

フロアタイルを敷設することにより、バルコニーの空間がぐっとおしゃれにエレガントになります。

このフロアタイルは傷がつきにくく、変質・変色しにくいタイルですので長く快適な空間を保つことができます。

様々な材質・カラーがあるので、ベランダの雰囲気に合ったフロアタイルを選びましょう。




ベランダ屋根


ベランダ屋根に関して様々な点からご紹介をしていきましたが、皆様いかがでしょうか。

ベランダを取り付けることによってのメリットはたくさんあるため、キロはベランダを取り付けることを強くオススメします!

たくさんのメーカーからたくさんのベランダ屋根商品が販売されているため、費用、デザイン、サイズ、性能等様々な点を考慮して、取付工事を行うのが良いでしょう。

また、費用を抑えるためにDIYを検討されている方もいるとは思いますが、前述のとおり、2階での作業はとても危なく事故になりかねません。

住宅に直接打ち付けを行い、壁面に穴をあけることになるため、失敗すると取り返しのつかないことにもなってしまいます。


ベランダ屋根の取付の際はプロの職人に依頼をするのを強くオススメします。

同じエクステリア商品であるフェンス、ウッドデッキ、物置に関してはそういった事故の心配もないため、こういった商品であればDIYをしてもいいのではないでしょうか。

ライフスタイル、敷地条件に合わせてオプションを選んでさらに使い勝手の良いベランダにしましょう。

選択するバルコニー屋根、オプションによってベランダの利便性は大きく変わります。

ぜひいろんなベランダ屋根を見て、プロの職人に依頼して、安心快適なベランダ生活を送ってみてはいかがでしょうか。



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