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投稿日:2024/07/23    更新日:2024/07/25


腐らないウッドデッキの特徴とメンテナンス方法を解説





ウッドデッキは、屋外空間を快適に演出する人気の設備です。しかし、素材が木材であり、雨や湿気にさらされることも多いため、腐食の問題に悩まされることがあります。

この記事では、腐らないウッドデッキの特徴や、ウッドデッキを長持ちさせるためのポイントなどを解説していきます。ウッドデッキを選ぶ際の参考にしてください。




ウッドデッキが腐る主な原因は、木材に水分が浸透することです。雨水や湿気が木材内部に侵入することで、菌やカビが繁殖しやすい環境が整ってしまいます。

しかし、素材や加工方法によっては、腐りにくいウッドデッキを実現することが可能です。腐らないウッドデッキの特徴は、以下の2つです。

  • 腐らない材質でできている
  • 腐りにくい木材でできている

それぞれ見ていきましょう。



腐らない材質でできている


ウッドデッキの素材は、大きく分けて天然木と人工木の2種類です。

天然木は自然の風合いを楽しめる一方で、湿気を吸収しやすいという特性があります。

一方、人工木は木材を粉状に粉砕した木粉と樹脂(プラスチック)を混ぜ合わせて押し出し成型した素材です。樹脂が含まれているため、天然木と比べて湿気を吸収しにくい特徴があります。

  • 天然木:天然の木材
  • 人工木:木材を粉状に粉砕した木粉と樹脂(プラスチック)を混ぜ合わせて押し出し成型した素材

さらに、人工木はシロアリにも強い耐性を持っています。これらの特性から、人工木は腐りにくく、ウッドデッキの素材としては最も耐久性が高いと言えるでしょう。

メンテナンス頻度を抑えたい方や、長期的な使用を考えている方には、人工木製のウッドデッキがおすすめです。




〈人工木のおすすめウッドデッキ〉

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腐りにくい木材でできている


天然木の中にも非常に耐久性の高い木材があり、その代表格が「ハードウッド」と呼ばれる木材です。ハードウッドは「生涯腐らない」と称されるほど、優れた耐久性を誇ります。


ハードウッドは、主に赤道付近に生育する広葉樹から採取される木材です。


また、ハードウッドの多くは防虫・防腐処理が不要なほど、害虫に強い特性を持っています。なかには抗菌効果を持つものもあり、カビの発生を抑える効果も期待できます。

腐りにくい木材(ハードウッド) 腐りやすい木材
ヒバ、ヒノキ、クリ、イペ、セランガンバツ、イタウバ など ベイツガ、ホワイトウッド


キロでは、天然木から人工木、タイルなど様々な材質のウッドデッキをご用意しています。耐久性の高いウッドデッキをお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。




腐ったウッドデッキ


ウッドデッキを長く美しく使い続けるためには、適切な設置とメンテナンスが欠かせません。ここでは、ウッドデッキを腐りにくくするための重要なポイントをいくつかご紹介します。

これらの方法を実践することで、ウッドデッキの寿命を延ばし、快適な屋外空間を長期間楽しむことができるでしょう。

晴れの日が続くタイミングで設置する


雨の日にウッドデッキの設置作業を行うと、木の切り口から水分が入り込み、腐敗の原因となってしまいます。


そのため、晴れの日が続くタイミングを狙って設置を行いましょう。木材が乾燥した状態で塗料を塗り、組み立てを完了させることで、初期段階での水分の侵入を防ぐことができます。


塗装後は、塗料が十分に乾燥するまで3日間ほど雨が降らないことが理想的です。天気予報をしっかりと確認し、適切なタイミングで施工のスケジュールを立てましょう。


設置場所を意識する


ウッドデッキの耐久性を高めるには、適切な設置場所を選ぶことが重要です。設置場所によって、ウッドデッキの寿命が大きく変わってきます。


以下では、設置場所選びの際に意識すべき、2つのポイントについて詳しく解説します。


日当たりと風通しの良い場所に設置する

ウッドデッキは、日当たりと風通しが良い場所に設置しましょう。これらの条件が整っていない場所では、雨後の乾燥に時間がかかり、湿気が溜まりやすくなります。


日光と風は、ウッドデッキの表面を素早く乾燥させる効果があります。これにより、木材内部への水分の浸透を防ぎ、腐食のリスクを大幅に軽減することができます。


また、日当たりの良い場所は紫外線によるウッドデッキの劣化も懸念されますが、適切な塗装やメンテナンスを行うことで、この問題も対策可能です。


風通しの良さは、カビやコケの発生を抑える効果もあります。湿気のこもりやすい場所では、これらの微生物が繁殖しやすくなり、ウッドデッキの美観を損ねるだけでなく、腐食の原因にもなります。


水はけのよい場所に設置する

水はけのよさも、ウッドデッキの設置場所を選ぶうえで重視したい要素です。水はけの悪い場所にウッドデッキを設置すると、雨水や洗浄時の水が溜まりやすくなり、腐食のリスクが高まります。


水はけを良くするための方法として、主に2つの方法があります。


1つ目は、ウッドデッキ全体に適度な勾配をつけることです。これにより、水が自然に流れ落ちるようになり、水溜まりの形成を防げます。


2つ目は、床板に適切な隙間を設けることです。板と板の間に隙間を作ることで、水が下に落ちやすくなり、デッキ表面に水が溜まりにくくなります。


これらの方法を組み合わせることで、より効果的な水はけを実現できます。水はけの良いウッドデッキは、乾燥が早く、腐食のリスクを大幅に減らすことが可能です。


塗料は浸透タイプを選ぶ


腐りにくいウッドデッキを作るためには、適切な塗料の選択も重要なポイントです。とくにおすすめなのが「浸透タイプ」の塗料です。


浸透タイプの塗料は、木材の内部に深く染み込む特性を持っているため、表面をコーティングするだけでなく、木材そのものを内部から保護します。この特性によって、木材が水分を吸収しにくくなり、腐食を防ぐ効果が高まります。ただし、浸透タイプの塗料は完全な耐水性を持つわけではないため、定期的な塗り替えが必要です。


一方、「造膜タイプ」は、木材の表面に膜を作ることで一時的に防水性を高める塗料です。しかし、時間が経つと膜が剥がれやすくなり、剥がれたままで使用していると、木材の内部に水分が浸透しやすくなるリスクがあります。


塗料の選択は、ウッドデッキの耐久性に大きく影響します。腐食を防ぎ、長期間美しい状態を保つためには、浸透タイプの塗料がおすすめです。


定期的にメンテナンスする


ウッドデッキを長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。適切なメンテナンスを行うことで、ウッドデッキの美観を保ちつつ、腐食のリスクを大幅に軽減することができます。


以下では、ウッドデッキのメンテナンスにおいて、とくに重要な2つのポイントについて詳しく解説します。


一年に一度高圧洗浄する

年に一度、ウッドデッキの高圧洗浄を行いましょう。高圧洗浄は、デッキ表面に溜まった汚れやカビ、コケなどを効果的に除去できる方法です。


これらの汚れは、単に見た目を損ねるだけでなく、木材の腐食を促進する原因にもなります。定期的な高圧洗浄によって、これらの有害な要素を取り除くことが可能です。


ただし、高圧洗浄を行う際は注意が必要です。圧力が強すぎると木材が傷んでしまうことがあるため、木材にダメージを与えないよう、適切なノズルと圧力を設定しましょう。


定期的に塗り替える

ウッドデッキの塗り替えは一般的に、3〜5年ごとに行うことが推奨されています。


腐食が進行してしまってからでは、塗装だけでは回復が困難です。定期的な塗り替えにより、ウッドデッキが保護された状態を常に保ちましょう。


塗り替えを行う前には、塗料がしっかりと馴染むように、掃除と研磨が必要です。また、ウッドデッキ用の塗料は、屋外使用に適しており、防腐剤が含まれたものを選びましょう。


塗り替えの際の手順は、以下のとおりです。


  1. デッキの表面を掃除する(デッキブラシ、雑巾など)
  2. サンドペーパーで表面を研磨する
  3. 木材を乾燥させる
  4. 周辺に塗料が付着しないよう養生する
  5. 溝やすき間、裏側などの細かいところを塗装する
  6. 乾燥させる
  7. 表面を塗装する(一度目)
  8. 乾燥させる
  9. 表面を塗装する(二度目)
  10. 乾燥させる


塗装作業自体は難しくありませんが、腐食防止に関わるため、重要度の高い工程です。専門的な技術と経験を持つ業者に依頼することも検討してみてください。




ウッドデッキを長く美しく保つためには、適切な素材選びと定期的なメンテナンスが不可欠です。腐らない、あるいは腐りにくいウッドデッキを実現するためには、人工木や、耐久性の高いハードウッドを選びましょう。


設置時には、日当たりと風通し、水はけの良い場所を選び、晴れの日が続くタイミングで作業を行いましょう。


さらに、浸透タイプの塗料を使用することで、木材内部まで保護することができます。定期的なメンテナンスとして、年に一度の高圧洗浄や3〜5年ごとの塗り替えを行うことで、ウッドデッキの寿命を延ばすことが可能です。


これらのポイントに注意を払うことで、腐らないウッドデッキを実現し、長期間にわたって快適な屋外空間を楽しむことができるでしょう。


エクステリア専門のキロでは、人工木のウッドデッキを幅広く取り扱っています。ウッドデッキを活用してより豊かな暮らしを実現するためにもぜひご相談ください。



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