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高デザインフェンスの種類とメリット・デメリットについて
高デザインフェンスとは?
高デザインフェンスとは、その名の通り意匠性に優れたフェンスです。
そもそも、フェンスを設置する主目的としてまず第一に挙げられるのが敷地の境界を仕切ること、次に目隠しとして周りからの視線をカットすることとなります。
そのためただ仕切りや目隠しとして設置するだけであれば、価格もお安くシンプルな商品で問題ないでしょう。
高デザインフェンスは、そんな機能的なフェンスに住宅を彩る装飾性がプラスされた、おしゃれさ重視の商品タイプです。
※各メーカー毎にはっきりと高デザイン商品とそうでない商品が区分けされているわけではございませんので、あくまでも当店独自のセレクトとなっております。
高デザインフェンスのメリット
・おしゃれなデザイン性
・境界フェンスや目隠しフェンスとしても使用可能
おしゃれなデザイン性
やはり一番の魅力はそのデザイン性です。
おしゃれなフェンスを設置すれば、それだけで住宅全体のグレードを一段階引き上げてくれます。
暖かみと高級感のある木調のフェンスはどんな住宅にも映えますし、ガーデニングに凝った自然の多いお庭などには特にピッタリです。
逆に近年流行りのシンプルモダンな住宅であれば、メタル調などのシックなデザインのフェンスが映えるでしょう。
さまざまなバリエーションのフェンスがラインナップされていますので、敷地全体の雰囲気を考慮しながらお好みの商品をお選びいただけます。
境界フェンスや目隠しフェンスとしても使用可能
高デザインフェンスとひとまとめにしていますが、実際には様々なデザインや形状が存在しています。
もちろん意匠性に大きく比重を置いたような商品もございますが、境界の仕切りや目隠しといったフェンス本来の目的を果たしつつ、デザインにもこだわった商品も多くございます。
特に目隠しフェンスは設置することで圧迫感や閉鎖的な印象が生まれてしまいますので、見た目のおしゃれな商品を選ぶことでそれを和らげることも期待できるでしょう。
機能性とデザイン性の両立は、高デザインフェンスの大きな魅力です。
高デザインフェンスのデメリット
・価格が高い
・高さを出しすぎるとおしゃれさが損なわれる
価格が高い
最大のデメリットとしてはこれに尽きます。
やはりデザインにこだわっている分、通常のフェンスと比較するとどうしても価格が高くなってしまいます。
逆に言えば価格のハードルさえ乗り越えてしまえば、高デザインフェンスを選ばない理由はないと言っても過言ではありません。
高さを出しすぎるとおしゃれさが損なわれる
特に目隠しフェンスなどの場合には、高さがあればあるほど機能面で効果を発揮します。
しかし高さを高くしすぎると外観の全体バランスが崩れてしまい、せっかくのおしゃれなフェンスが活かされないといったことにもなりかねません。
高デザインのフェンスを設置する場合には、フェンスだけでなく敷地全体をおしゃれにコーディネートする意識で計画を進めるようにしましょう。
デザイン例① 横格子
地面から垂直に立った柱に対して横方向に格子状のパネルを取り付けたフェンスです。
形状としてはシンプルですっきりとしているので、どんなご住宅にもマッチします。
また、格子間の隙間が狭ければ目隠しフェンスとして効果的なため、プライバシー保護目的で設置されることが多いです。
メリット
目隠しに最適
格子間の隙間が小さければ小さいほど、目隠しとしての効果を発揮します。
プライバシー保護に役立つだけでなく、周囲からの視線がカットされることで敷地内をプライベートな空間として使用することができるようにもなります。
セキュリティの向上
特に高さの高い横格子のフェンスは良くも悪くも圧迫感が生まれるため、外からの不法侵入を抑制する効果が望めます。
防犯目的で設置するのであれば、横格子のフェンスがピッタリでしょう。
デメリット
風通しと日当たりの制限
横格子フェンスの設置によって、建物やお庭に十分に光や風が通らなくなる可能性があります。
風や光が通らないことで夏場の温度上昇が激しくなったり、時間によってはお庭に日光が全く当たらず暗い印象になってしまうことあるかもしれません。
隣人関係に配慮が必要
フェンスを設置する際、位置や高さによってはお隣様が不快な気持ちを抱くかもしれません。
お庭や景色を楽しむ際に視界が制限される可能性がありますので、事前に設置位置に関して相談しなければ隣人関係が悪化する可能性があります。
フェンスを通じてプライバシーを保護することを望む一方、人によっては解放的な空間や環境を好む場合もあります。
サイズ
長さ
横格子フェンスのパネル1枚分の長さは2,000mmです。
パネルを接続して長さを伸ばして施工していきます。
例えば、10m分の長さで設置をご希望頂く場合、パネルの枚数は5枚(2,000×5=10m)必要となります。
1,000mm単位の長さで設置する場合は、2,000mmのパネルを施工時にカットして使用します。
高さ
一般的に横格子フェンスの高さは600mm、800mm、1000mm、1200mm、1400mm、1600mmと設定されている場合が多いです。
それ以上のサイズになると、上下にフェンスパネルを組み合わせた2段フェンスにすることで2300mm程の高さまで大きくすることが可能です。
デザイン例② 木目調
木の風合いが魅力の、ナチュラルなウッディフェンスです。
ガーデニングや家庭菜園など、自然の多いお庭にはピッタリなデザインです。
特に人工木素材の木調フェンスは暖かみと耐久性を両立しており、非常におススメです。
メリット
自然の風合い
他にはない自然の風合いが、木目調フェンスの一番の魅力です。
金属そのままのフェンスはシンプルですっきりとしたかっこよさはあるものの、高さが高い場合や目隠し形状の場合には威圧感や冷たい印象が強くなってしまいます。
木目調は柔らかく暖かい印象を見た人に与えるため、そういった点がケアされやすいです。
メンテナンスが不要
人工木材で作られた木目調フェンスは、天然木と異なり腐食や虫害などに強いため、定期的なメンテナンス無しでも長年使用することができます。
また経年劣化による色あせなども少ないため、おしゃれな景観も保たれます。
デメリット
価格が高い
素材の関係上、アルミやスチールのフェンスと比較すると価格が高めとなってしまいます。
人工木材にそこまでこだわらない場合は、アルミ材に木目模様をラッピングした商品を検討されると良いでしょう、
住宅デザインにマッチしない場合がある
近年人気のシンプルモダンなご住宅の場合、人工木材のナチュラルなフェンスは景観にマッチしない場合がございます。
フェンス単体ではなく、敷地全体をトータルコーディネートするようなイメージで商品選びができると良いでしょう。
サイズ
長さ
木目調フェンスのパネル1枚分の長さは2,000mmです。
パネルを接続して長さを伸ばして施工していきます。
例えば、10m分の長さで設置をご希望頂く場合、パネルの枚数は5枚(2,000×5=10m)必要となります。
1,000mm単位の長さで設置する場合は、2,000mmのパネルを施工時にカットして使用します。
高さ
一般的に木目調フェンスの高さは最大2400mm程度までと設定されている場合が多いです。
それ以下のサイズであれば、部材をカットして使用することで細かく高さ調整を行うことも可能です。
デザイン例③ アメリカン
白を基調とした木の柵をイメージしたカントリースタイルのフェンスです。
洋風な雰囲気とおしゃれなデザインが特徴的で、お庭のデザインを一気に洋風スタイルへと変えてくれます。
フェンスの素材はアルミ材であるため、腐食とサビに強くいつまでも見た目が変わらないことも魅力の一つです。
メリット
おしゃれなカントリースタイル
アメリカンフェンスの最大のメリットは、白を基調としたカントリースタイルのおしゃれなデザイン性です。
洗練された白色と、アメリカンなシルエットがマッチしたデザインは、お庭の雰囲気を華やかに彩ってくれます。
フェンスカラーも白色で統一されているため、お庭の草木の緑を鮮やかに引き立ててくれます。
家の中からお庭を眺めた際に、白地に重なる鮮やかな緑や花の色は、お庭だけではなく、家の中も華やかな雰囲気に彩ってくれるのも魅力の一つです。
お庭やご住宅の雰囲気を華やかにしたい方や、ガーデニングなどの趣味を最大限に楽しみたい方には非常におすすめです。
見た目が変わらない耐久性能
アメリカンフェンスはアルミ材を素材としているため、腐食やサビなどに強いというメリットがございます。
腐食やサビは、せっかくの洗練された白色が劣化してしまったり、変色してしまう原因となってしまいます。
アルミ材のフェンスであれば、そんなデザインの劣化に繋がる腐食やサビを防ぐことが可能なため、いつもでも美しいアメリカンフェンスをお使い頂くことが可能です。
また木材を使用したアメリカンフェンスは、腐食やサビだけではなく、シロアリによる被害や、塗装の剥がれによる劣化の心配などがございます。
対してアルミ材のアメリカンフェンスは、シロアリによる被害がなく、メンテナンスフリーのため、塗装の塗り替えも必要ございません。
メンテナンスフリーでお手軽におしゃれなフェンスを設置したいという方には、非常におすすめです。
デメリット
目隠しとしてはお使い頂けない
アメリカンフェンスは、フェンスのパネルが目隠し仕様になっていないため、目隠しフェンスとしてはお使い頂けません。
アメリカンフェンスを設置しても、外からお庭や敷地内への視線を完全に防ぐことはできないため、目隠し効果のフェンスをお探しの方には注意が必要です。
目隠し効果のあるフェンスをお探しの方には、目隠しフェンスとよばれる視線を防ぐことを想定した商品がございますので、そちらから商品をお探し頂くことを推奨します。
モダンなご住宅には合わない
アメリカンフェンスは、洋風デザインと明るい白色を基調としたデザインのため、落ち着いた直線的なデザインのモダン住宅とはミスマッチになる可能性が高いです。
せっかくのおしゃれなご住宅や華やかなフェンスも、デザインが合わなければそれぞれの良さを発揮できないものとなってしまいます。
モダンな住宅や、落ち着いた住宅にフェンスを設置したいという方は、洋風スタイルのフェンスではなく、直線的なシルエットを基調としたアルミ色のフェンスや落ち着いたカラーリングのフェンスをご検討頂くことをおすすめします。
サイズ
長さ
アメリカンフェンスのパネル1枚分の長さは2,000mmです。
パネルを接続して長さを伸ばして施工していきます。
例えば、10m分の長さで設置をご希望頂く場合、パネルの枚数は5枚(2,000×5=10m)必要となります。
1,000mm単位の長さで設置する場合は、2,000mmのパネルを施工時にカットして使用します。
高さ
一般的にアメリカンフェンスの高さは400mm、600mm、800mm、1,000mm、1,200mmと設定されている場合が多いです。
その中でも600mmと800mmの高さサイズが人気で、境界線フェンスとしてよく選ばれています。
高さが800mmもあれば簡単に跨ぐことが出来ないため、境界線フェンスとしての役割も十分に担えます。
デザイン例④ アルミ鋳物
アルミ材を型に流し込み、鋳造することで作られたフェンスです。
エレガントかつ重厚感のあるデザインと、アルミ材ならではの耐久性を兼ね備えています。
メリット
エレガントなデザイン
アルミ鋳物フェンスは、他のフェンスには無い複雑で装飾的なデザインの数々が鋳造技術によって実現されています。
特に曲線的な形状はエレガントで落ち着いた雰囲気を感じられ、洋風スタイルのご住宅などにはピッタリです。
目隠しや境界線の仕切りなどの機能的な用途ではなく、第一に装飾を目的として検討されると良いでしょう。
デメリット
価格が高い
他のアルミフェンスと比べると製造工程が複雑なこともあり、価格は高めとなってしまいます。
もちろん相応の魅力的なデザインとはなっているのですが、ただおしゃれというだけであればアルミ鋳物でなくとも様々なタイプの商品が存在しています。
そのためもしあまりアルミ鋳物特有のエレガントなデザインにこだわらないのであれば、一般的なアルミフェンスやスチールフェンスをおすすめいたします。
サイズ
長さ
一般的なアルミ鋳物フェンスのパネル1枚分の長さは1,000mmです。
パネルを接続して長さを伸ばして施工していきます。
例えば、10m分の長さで設置をご希望頂く場合、パネルの枚数は10枚(1,000×10=10m)必要となります。
1,000mm未満の長さで設置する場合は、1,000mmのパネルを施工時にカットして使用します。
高さ
一般的にアルミ鋳物フェンスの高さは最大で2,000mm程度と設定されている場合が多いです。
ただし、アルミ鋳物フェンスは商品バリエーションが豊富なため、高さについては商品によって規格がさまざまです。
1,000mmを下回るような低めのサイズしかご用意が無い商品も多くございますので、ご検討の際にはご注意ください。
高デザインフェンスを買って後悔しないために
・高さで後悔しないために
・長さで後悔しないために
・デザインで後悔しないために
高さで後悔しないために
フェンスを設置する上で最も多い後悔が、フェンスの高さについてです。
「もっと高くすればよかった」や「思ったよりも高くて圧迫感がある」といった後悔のお声も耳にします。
フェンスは一度設置してしまえば、後から高さサイズを変えることはできないため、設置をする前に、事前にフェンスの高さを確認して頂くことを推奨します。
高さについてどうしてもイメージが出来ない場合は、プロや専門店に実際に現地を確認して頂き、フェンスの高さについてご相談頂くことをおすすめします。
フェンスの高さを選ばれる際は、「フェンスの商品高さ」「設置場所の下地」「敷地と道路や外部の段差」の3点をしっかり確認しておきましょう。
長さで後悔しないために
フェンスの長さが思ったよりも短く、もっと長く設置すれば良かったという声も度々耳にします。
長さが不足した結果、敷地の一部分だけがフェンスで囲われておらず、ご住宅やお庭の意匠性が低下してしまう恐れも十分に考えられます。
フェンスの長さサイズをお選び頂く際は、事前に敷地のどこからどこまでに設置をしたいのかを明確に決めておくことを推奨します。
特に境界線フェンスとして設置する場合は、敷地の広範囲を囲わなければならないため、長さが不足しないように注意が必要です。
必要な長さに応じて商品の数が変動致しますので、フェンスの設置をお考えの際は、プロや専門店に実際に現地を確認してもらい、フェンスの長さや商品数についてご相談頂くことをおすすめします。
デザインで後悔しないために
おしゃれなデザインが魅力的な高デザインフェンスですが、設置するご住宅やお庭の雰囲気にマッチしているかを事前に確認して頂くことをおすすめします。
なぜならば、ご住宅やお庭の雰囲気とミスマッチするフェンスを設置してしまった場合、意匠性を低下させてしまう恐れがあるからです。
例えば洋風スタイルを基調としたアメリカンフェンスの場合、同じく洋風なご住宅や明るい雰囲気のお庭、ガーデニングの緑が目立つ場所に設置をすれば、それぞれのデザインが引き立て合い、雰囲気やデザインが綺麗に統一されます。
しかし、モダンなデザインのご住宅や、落ち着いた雰囲気の敷地では明るく華やかなアメリカンフェンスと雰囲気が合わない可能性がございます。
せっかくおしゃれなフェンスを設置を設置しても雰囲気やデザインがミスマッチしてしまうと、それぞれの良さを消してしまう恐れがございます。
これはほんの一例ですが、フェンスのデザインをご検討頂く際はおしゃれなデザインをお選び頂くだけではなく、それがご住宅やお庭の雰囲気を合っているかもご確認いただくことをおすすめします。
フェンスの素材について
フェンスの素材はアルミ材、スチール材、人工木材の3種類です。
この内、高デザインフェンスによく使用されるのはアルミ材と樹脂材の2つとなります。
それぞれの素材によって特徴が大きく異なるため、ご検討をする上で事前にご確認頂くことをおすすめします。
アルミ材
近年のフェンス商品では最もオーソドックスな素材です。
軽くて一定の強度があり、腐食やサビに強いことが最大の特徴です。
腐食やサビに強いため、経年劣化によるデザインの劣化や性能の劣化を防ぐことが可能です。
雨ざらしになる外で使用する商品のため、経年劣化を防ぎたいという方にはおすすめな素材です。
またアルミ材は、他の素材と比較して安価に設置することが可能なため、予算を抑えてフェンスの設置工事を行いたいという方にも非常におすすめです。
さらにアルミフェンスには木目模様をラッピングした高級感ある見た目の商品も多く存在します。
アルミ材のフェンスはデザイン性と実用的な利便性を併せ持つ、定番の人気素材です。
スチール材
頑丈さに特化した高い耐久性能が特徴的な素材です。
他の素材と比較しても抜群の強度を誇っているため、公共用のフェンス商品にも使用されております。
主にメッシュフェンスで使用されることが多いため、頑丈なメッシュフェンスをお探しの方にはおすすめです。
また、アルミと同様他の素材と比較して安価に施工ができるため、大量の商品数が必要となる境界線フェンスなどでも使用されることが多いです。
頑丈さに優れた商品をお探しの方や、境界線フェンスをお探しの方には非常おすすめのフェンスの素材です。
人工木材
木粉と樹脂を混ぜ合わせて作られた素材です。
自然の木のような風合いがありつつ、天然木では実現できない耐久性を誇ります。
そのためメンテナンス無しでも腐食や割れを起こさず、また虫害や見た目の劣化もほとんどありません。
アルミやスチールにはない自然な暖かみを感じることができる素材ですので、ナチュラルテイストのご住宅やガーデニングに凝ったお庭にはピッタリでしょう。
また、原料に再生木を使用しているため、環境にやさしい素材なのも嬉しいポイントです。
フェンスのメーカーについて
高デザインフェンスの工事について
高デザインフェンスの工事期間について
高デザインフェンスの工事期間は、フェンスの設置長さによって変動します。
フェンスのパネルが数枚程度の工事であれば、1日~2日程度で施工ができることがほとんどです。
フェンスの長さが10mを越えてくると工事期間の日数は増えていきます。
また地面に柱を直接設置するか、既存のブロックに柱を設置するかでも工事期間は異なってきます。
既存のブロックの上にフェンスを設置する場合は、ブロックに穴を掘削する作業が必要となるため、地面に直接柱を設置するよりも時間を要します。
フェンスは長さと工事方法によって工事期間が変動するため、工事期間が気になった方はプロや専門家にお問合せを頂くことをおすすめします。
高デザインフェンスの工事に必要な人数について
高デザインフェンスの工事に必要な人数は1人~2人程度です。
フェンスの設置長さによって補助などが入る場合もございますが、基本的には少人数で行うことがほとんどです。
お問い合わせ
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