標準工事費込
メーカー希望小売価格 ¥32,450(税込)
¥ 10,200 ( 税込 ) 円 〜
フェンスのメリット
・プライバシーの確保ができる
・安全なお庭や駐車場にできる
・騒音や強風の軽減ができる
・外構をおしゃれにデザインできる
・安価に設置ができる
プライバシーの確保ができる
フェンスの主な目的は「境界」をわかりやすく区切ることに他なりません。
簡易的なデザインのフェンスでも、重厚感のあるおしゃれなフェンスでも、究極的にいえば自宅の「敷地」と「外側」の領域を区切るためのものといっていいでしょう。
特に「目隠しフェンス」や「目隠しスクリーン」と呼ばれる格子間のすき間が少ないものは、外からの視線をシャットアウトできるという点で、プライバシーの確保には最大の効果を発揮します。
とにかく人の視線が気になるという場合には、「目隠しフェンス」をご検討いただくとよいですね。
安全なお庭や駐車場にできる
フェンスは主に「お庭」や「駐車場」に設置されます。
「お庭」や「駐車場」では、小さなお子様やペットが出て行かないように境界部分以外にもフェンスを設置することが多くあります。
フェンスというよりも「柵」としての機能を重視したものです。
フェンスがなければ敷地が不明確となり、道路との境界なども曖昧になってしまいます。
「お庭」や「駐車場」の安全性を保つためにも、フェンスは必ず設置しましょう。
騒音や強風の軽減ができる
フェンスは敷地を区切るだけではなく、窓付近に設置することで外から聞こえてくる騒音の軽減もできます。
もちろん窓の位置によっては高さが必要ですし、フェンスの種類によっては隙間が多く、音を防ぐことができないものもありま。
なかには「防音フェンス」と呼ばれるような、騒音を防ぐ専用のフェンスもありますので、目的に応じお選びいただくとよいでしょう。
また風が強い地域では、フェンスでお庭を囲うことにより、強風対策をして、快適に過ごされている方もいらっしゃいます。
本格的な騒音対策となると「内窓」などに代表される住宅の内側の防音を推奨されることもあると思いますが、少し気になる程度の騒音でしたらフェンスで防ぐこともご検討ください。
外構をおしゃれにデザインできる
フェンスは「境界」の区切りだけではなく、外構デザインの要素として使用することもできます。
空間を区切ったりすることができるフェンスは駐車場のアクセントとしてぴったりです。
リビング窓が駐車場に面している場合には、目隠しも兼ねたスクリーンフェンスなどを設置するとおしゃれに仕上がります。
また最近は「オープン外構」という住宅の玄関まで門や柵を設置しない開放感のある外構デザインが流行ってはいますが、いまだ人気の「クローズ外構」にはおしゃれなフェンスを使用することが多く、その際には洋風のフェンスや木目調のフェンスなど、無機質なものよりも、視線のワンポイントになるようなフェンスをお選びいただく全体がおしゃれに仕上がります。
とにかく人の視線が気になるという場合には、「目隠しフェンス」をご検討いただくとよいですね。
安価に設置ができる
フェンスの価格はピンキリではありますが、安いものだと1万円以内で設置できるタイプもあります。
またブロック塀さえあればブロックの上にフェンスを設置することができるので、「コンクリート擁壁」などのコンクリートを型枠に流し込んで施工する工事に比べて安価に工事ができます。
もちろん木目調のものやアルミ材が多く使われているもの、人工木材などのフェンスは費用がかかってくる、比較的高級志向のフェンスなので、場所に応じて使い分けをするとよいですね。
フェンスのデメリット
・設置に条件がある
・強風や台風で破損することもある
・設置をする下地が必要になる
・不要になっても撤去しづらい
設置に条件がある
フェンスを設置する際の最大のデメリットは設置に条件があることです。
基本的にはブロック塀の上に柱を建てるか、地面に基礎を造り柱を建てるかどちらかになりますが、それぞれ高さに制限があります。
高さ制限の理由は「強度」です。
ブロック塀などの設置においては、基礎工事が必要になるため基礎の大きさによって積み上げることができるブロックの段数なども変わってきます。
とはいえ、大きな基礎であれば制限なく高くできるわけではなく、基本的にブロック塀の上へ建てる際は、ブロック塀+フェンスの総高さは2.2m以下である必要がございます。
また、総高さが1.8m以下の場合はブロックの厚みが12㎝以上必要となり、総高さが1.8mを超える場合はブロックの厚みが15㎝以上必要となります。
なお、高さ120㎝以上のフェンスの場合はブロック塀に埋め込まれる柱部分が長くなるため、最低でもブロック2段積み以上が必要となります
地面から柱を立ち上げる場合には強度上の制限はありませんが、商品によって高さの制限があります。
現在メーカーから発売されている最高の高さは約3mとなるため、フェンス設置部分と住宅に高低差があったとしても窓に届くような高さになります。
強風や台風で破損することもある
フェンス自体に強度はありますし、そう簡単に壊れるということはありませんが、それでも強風や台風で破損することもあります。
よくいただくお問い合わせは「柱が折れてしまった」というものですね。
特に目隠しフェンスなどのような風が当たる面が多いフェンスだと、本体を支える柱に負担がかかります。
強風であれば、普段からどれくらいの風が吹くのかを把握し、強度に優れたフェンスをお選びいただくと安心です。
台風の場合は、天災のため対策をとることは難しいでしょう。
天災の場合はメーカー保証なども聞かないため、火災保険などの住宅向けの保険を利用されるとよいでしょう。
また基本的に有名アルミメーカーの商品であれば、古いフェンスでも互換性があることが多いため、商品選びに迷う際には有名メーカーのフェンスをお選びいただくと安心です。
設置をする下地が必要になる
フェンスを設置するためには、必ず基礎が必要になります。
そのため基礎を造成することが必須となり費用も上がってしまいます。
例えばブロック積みの場合だと最低2段は積まないと設置ができません。
独立基礎というコンクリートの出来合いの基礎を地中に埋めるにしても費用がかかります。
また下地が土であればそのまま施工ができますが、コンクリートやアスファルトの場合はその舗装を割って剥がしてからフェンスの基礎工事を行います。
そのため、ただフェンスを購入しただけでは足りず、どのように設置するかも含めて検討しないといけません。
不要になっても撤去しづらい
ブロックや独立基礎に柱を固定するフェンスは一度設置していしまうと簡単に撤去することが難しくなってしまいます。
ブロック塀の場合であれば、柱をカットすることで撤去することができますが、独立基礎の場合は基礎自体を地面に埋め込んでいるため、撤去するとなると費用が掛かりすぎてしまいます。
設置する場合には事前に本当に必要か、ご家庭で相談の上決めましょう。
フェンス選びのポイント
フェンス選びのポイント
・価格で選ぶ
・デザインで選ぶ
・耐風圧性能で選ぶ
・高さで選ぶ
価格で選ぶ
フェンスの価格は千差万別です。
安いもので数千円~、高いものだと数万~数十万円と大きく変わってきます。
また設置する距離や高さ、施工方法によっても大きく変わるので単純比較は難しいものとなります。
基本的には同じようなデザインのフェンスで比較したうえで、価格で選ぶという流れになるでしょう。
とはいえデザインも大事ですが、価格も大事です。
少しでも安く購入できるようにするには、無駄な部品を買わないということが一番です。
エクステリアのプロに依頼すれば、正確な部品の計算ができるので安心です。
デザインで選ぶ
フェンスのデザインも多種多様です。
種類が多すぎるため、基本的なデザインの分類をご案内します。
基本的なデザインの種類は10種類。
「たて格子タイプ」、「横格子タイプ」、「メッシュタイプ」、「目隠しタイプ」、「鋳物タイプ」、「スチールタイプ」、「人工木タイプ」、「ポリカタイプ」、「竹垣タイプ」、「木製タイプ」に大別できます。
住宅やお庭の雰囲気、フェンスに求める機能性など様々な要素からデザインを選べるので、正直迷ってしまいますよね。
フェンス選びはポストや表札選びと並んで外構のデザイン選びで一番迷うところです。
簡単な選び方としては、境界に使用するなら「たて格子タイプ」「メッシュタイプ」「スチールタイプ」から、お庭側に設置するなら「人工木タイプ」「横格子タイプ」から、目隠しとして使用するなら「横格子タイプ」「目隠しタイプ」「ポリカタイプ」、洋風のおしゃれさを求めるなら「鋳物タイプ」、簡易的に置くだけ設置などをご検討なら「木製タイプ」「竹垣タイプ」からお選びいただくとよいでしょう。
耐風圧性能で選ぶ
フェンスの強度とは何を示すか?
それは風に強いかどうか?です。
屋外で常時使用するため、風に強いかどうかは非常に気になるところです。
フェンスの耐風圧強度は基本的に38m/毎秒相当となっており、強風用フェンスでも耐風圧強度42m/毎秒相当となっています。
基本的にフェンスの本体が飛んでいくような強風となると、大型の台風ぐらいですが、それでも障害物がない吹きさらしになるような場所では注意が必要です。
もちろんフェンスだけではなく、フェンスの柱を固定するブロック塀や独立基礎の強度なども需要になってきます。商品と工事の両方をあわせて初めて耐風圧性能が確保できるため、事前にどれくらいの風が吹くのか?はチェックしておくとよいでしょう。
高さで選ぶ
フェンスの高さは、フェンスを設置する上でそれだけで目的となるようなものです。
せっかく気に入ったデザインのフェンスがあっても、欲しい高さの規格がなければ別のデザインを探さないといけません。
必要な高さは場所によって様々ですが、一般的なフェンスの高さで足りない場合にはフェンスを2段、3段と重ねて高さを出す方法があります。
どれくらいの高さが必要なのかを事前に計測して、必要な高さの規格があるフェンスを選びましょう。
メーカーによっては同じようなデザインでも高さの規格が異なるものもあるので、商品についてはメーカーを横断的にチェックし、好みのフェンスを見つけてみてください。
フェンスのサイズについて
・フェンスの高さについて
・フェンスの長さについて
フェンスの高さについて
一般的なフェンスの高さは600mm、800mm、1,000mm、1,200mm
一般的なフェンスの高さは600mm、800mm、1,000mm、1,200mmとなっています。
ただこれはアルミ製のフェンスに限った場合の話であり、アルミ鋳物という素材で作られているものは400mmのものもあったり、竹垣や木製のタイプとなると2000mmに近い高さが標準仕様になっていたりするので、フェンスの種類やデザインによって様々です。
高さ1,200㎜を超えるフェンスを設置するには
一般的なフェンスの高さは1,200mmですが、それ以上の高さのフェンスを設置することも可能でございます。
例えば、YKKAPのメッシュフェンスは自立建てに限り2,000㎜の高さまで設置可能でございます。
その他にも、木調フェンスや、目隠しフェンスなどでは費用は高くなりますが、3段支柱で高さが最大約2,900mmと非常に高く防犯面に特化したフェンスの設置が可能となります。
フェンスの長さ(幅)について
一般的なフェンスの長さ(幅)はパネル1枚分で2,000mmです。
このパネルを何枚も連結することで、現地で長さを調整していきます。
もちろんパネル自体の幅も調整可能です。
方法としては「切り詰め」と呼ばれ、パネルをカットすることで現地にあった納まりを実現します。
フェンスの種類について
フェンスの種類について
フェンスの種類は「たて格子タイプ」、「横格子タイプ」、「メッシュタイプ」、「目隠しタイプ」、「鋳物タイプ」、「スチールタイプ」、「人工木タイプ」、「ポリカタイプ」、「竹垣タイプ」、「木製タイプ」に分けられます。
(メーカーによって呼称が異なる場合がございます。)
このデザインに加え、高さを考慮して設置する商品を決めましょう。
カラー展開について
カラーはアルミ色のみと木調の複合色が主流となっております。
アルミフェンスのカラー展開は、一般的には多様な色や仕上げが提供されています。
以下に一般的なアルミフェンスのカラーバリエーションの例を挙げますが、メーカーや地域によって異なる場合もあります。
ブラック:ブラックは人気のあるアルミフェンスのカラーです。洗練された外観を提供し、周囲の景観との調和を図ることができます。
ホワイト:ホワイトも一般的なアルミフェンスのカラーです。明るく清潔感のある外観を作り出し、庭や建物との調和を図ることができます。
グレー:グレーは、シックで現代的な外観を提供するために選ばれることがあります。他の建築要素との調和が取れます。
ブロンズ:ブロンズは温かみのある色合いで、より伝統的な外観を求める場合に人気があります。建物や環境に暖かみを加えることができます。
木目調フェンスは、アルミニウムやビニールなどの素材を使用して作られたフェンスでありながら、木の質感や風合いを再現しています。
木目調フェンスは、外観上の魅力や自然な雰囲気を提供するために人気がありますが、実際には木材よりも耐久性やメンテナンスの容易さなどの利点を持っています。
裏表の設置はお選びいただけますが、一般的には木調の化粧は表面のみのため裏面のご自宅側はアルミ色での設置となります。
ご購入後に両面が木目調と勘違いされるお客様もいらっしゃるので注意が必要です。
商品カラーについて
目的や設置場所が決まれば、かなりデザインも絞れてくるでしょう。
その中からさらにおうちに合う色やディテールを考えてみましょう。
有名な決め方は、フェンスの色を建物の窓のサッシに合わせる方法です。 建物を含めたトータルコーディネートが出来ます。
またYKKAPなど玄関ドアも手掛けているアルミメーカーの場合、木目調の玄関ドアとフェンスの色を合わせることが出来ます。
どちらにしてもおうちのイメージを損なわないデザインや色を選ぶことをお勧めします。
フェンスの素材について
境界線フェンスの素材はアルミ材とスチール材の2種類です。
一般的な境界線フェンスがアルミ材、メッシュフェンスがスチール材となっております。
それぞれの素材によって特徴が大きく異なるため、ご検討をする上で事前にご確認頂くことをおすすめします。
アルミ材
近年のフェンス商品では最もオーソドックスな素材です。
軽くて一定の強度があり、腐食やサビに強いことが最大の特徴です。
腐食やサビに強いため、経年劣化によるデザインの劣化や性能の劣化を防ぐことが可能です。
雨ざらしになる外で使用する商品のため、経年劣化を防ぎたいという方にはおすすめな素材です。
またアルミ材は、他の素材と比較して安価に設置することが可能なため、予算を抑えてフェンスの設置工事を行いたいという方にも非常におすすめです。
アルミ材のフェンスはデザイン性と実用的な利便性を併せ持つ、定番の人気素材です。
スチール材
頑丈さに特化した高い耐久性能が特徴的な素材です。
他の素材と比較しても抜群の強度を誇っているため、公共用のフェンス商品にも使用されております。
主にメッシュフェンスで使用されることが多いため、頑丈なメッシュフェンスをお探しの方にはおすすめです。
アルミと同様他の素材と比較して安価に施工ができるため、大量の商品数が必要となる境界線フェンスなどで使用されることが多いです。
頑丈さに優れた商品をお探しの方や、境界線フェンスをお探しの方には非常おすすめのフェンスの素材です。
フェンスを買って後悔しないために
・デザインで後悔しないために
・サイズで後悔しないために
・生活で後悔しないために
デザインで後悔しないために
フェンス選びで最も気を付けるべき点と言っても過言ではありません。
特に目隠しフェンスを設置したものの、思ったより目隠しにならなかったり、たて格子と横格子で迷った結果、イメージと違ってしまったり、格子の太さが少し違っていたりする場合があります。
事前にどんなイメージになるか、プロに念のため確認をするとよいでしょう。
また実物を見てみることも非常に大切です。
近くにショールームなどあればできる限りすき間や格子の太さなどをチェックして、後悔しないフェンス選びをしてみてください。
サイズで後悔しないために
デザインとあわせて後悔しがちな要素としてはサイズが上げられます。
特に高さについては、思ったより低かったといったことが起きがちです。
幅については、あとから追加すること自体はできますが、高さについては変更がききません。
もし変更するとなると柱をブロックや地面から抜き取らないといけないため、非常に大変な作業となります。
事前に設置した場合の高さがどれくらいになるかメジャーなどで測っておき、確認しておきましょう。
生活で後悔しないために
見落としがちなのがこの後悔です。
フェンスを設置したら狭くなって人が通れなくなってしまったり、圧迫感を感じてしまったりするなど日々の生活で「あっ」と思うタイミングで出てきてしまいます。
こうした後悔は、事前確認をしても全てをなくすことはできません。
それでもできる限り失敗したくない!という場合には、エクステリアのプロに意見を求めてみるとよいでしょう。
これまで「使いにくい」からリフォームしたという事例も経験しているため、どういった設置になると困ってしまうのか?という点をわかりやすく説明してくれます。
フェンスのメーカーについて
フェンスの工事について
フェンスの工事期間について
フェンスの工事期間は長さによって変動します。
フェンスのパネルが数枚程度の工事であれば、1日~2日程度で施工ができることがほとんどです。
フェンスの長さが10mを越えてくると工事期間の日数は増えていきます。
フェンスは長さと工事方法によって工事期間が変動するため、工事期間が気になった方はプロや専門家にお問合せを頂くことをおすすめします。
フェンスの工事に必要な人数について
フェンスの工事に必要な人数は1人~2人程度です。
長さによって補助などが入る場合もございますが、基本的には少人数で行うことがほとんどです
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