ウッドデッキにおすすめサイズを考えてみませんか
皆さんはウッドデッキというと何を想像されますか?
ウッドデッキは、テラスと併用して洗濯物を干したり、子どもの遊び場としても使用することができます。
またウッドデッキの上で、ティータイムやバーベキューなども良いですよね。
ウッドデッキが設置できるスペースがあれば、「設置したい!」という方も多いのではないでしょうか。
では、ウッドデッキを購入するにあたって、注意すべき点はなんでしょう。
それは「サイズ選び」です。
せっかくウッドデッキを設置したのは良いけど、サイズ選びを誤ってしまい、想像していたサイズより小さかった!大きすぎて庭のスペースが縮小された!なんてことにならないよう、
使用目的に応じて、適切なサイズを選ぶことが大切です。
ウッドデッキのサイズについて
ウッドデッキのサイズについて
ウッドデッキのサイズは、一般的に、○間×○尺といった尺貫法にて表されます。
間(けん)というのは、いわゆる間口、ウッドデッキの横幅のサイズのことです。
尺(しゃく)というのは、ウッドデッキの奥行サイズを示します。
1間は約1800mm、1尺は約300mmとなり、基本的には、そのスパンに沿ってウッドデッキのサイズが表されます。
例えば、2.5間×6尺であれば、間口4500mmと奥行1800mmといったサイズになります。
一般的には、ウッドデッキの最大サイズとして、メーカーカタログ上の規格サイズでは、間口は4間(2連棟)、奥行は12尺ほどになっておりますが、
ウッドデッキは間口・奥行ともに連結をしていくことが可能ですので、それ以上の規格外サイズも設置可能です。
次に、ウッドデッキの高さのサイズについてですが、基本的には、ウッドデッキを取り付ける躯体側に面するサッシの下端に合わせるのが一般的です。
建物の掃出し窓にできる限り段差を作らない高さと言い換えることができます。
高さはウッドデッキを支える束柱(つかばしら)を調整して位置決めします。
束柱のサイズ設定は、取り扱いメーカーによって異なりますが、一般的には、400mm~1000mm程度です。
なお、ウッドデッキの束柱を切り詰めることにより、調整可能なサイズ以下にすることも可能です。
あらかじめ、ウッドデッキを設置する場所を確認の上、適したサイズのウッドデッキを選択しましょう。
シーンごとのデッキサイズ
シーンごとのデッキサイズ
具体的なウッドデッキの使用用途が決まっていれば、そのプランに適したサイズを選ぶことが良いでしょう。
物干しスペース
お客様からもよくお問い合わせをいただくのはウッドデッキを物干しスペースとして使用したい!というお声です。
地面に直に物干しを設置するより、ウッドデッキ上に設置をしたほうが、日があたりやすく、また風通しもよくなるので、洗濯物を干すにはうってつけです。
ウッドデッキ上なので、靴に履き替えなくても、お部屋から出入りが可能というのも魅力的ですよね。
さて、では、そんな物干しスペースに1番適したウッドデッキのサイズはどれくらいのものになるでしょうか。
例えば、物干し台を使用して洗濯物を干す場合は、物干し台と竿掛け以上の間口が必要になります。
一般的な竿掛けのサイズは長くても4m程でしょう。
となると、洗濯物を干すにあたって、ある程度は余裕のあるスペースが欲しいですよね。
また、物干し台がサッシに干渉することなく、洗濯物を干すにあたって、窮屈感の感じないない奥行幅も欲しいものです。
そうなってくると、ある程度ゆとりを持った最適サイズは【2.5間(約4500mm)×4尺(約1200mm)】を考えていただければよいでしょう。
もちろん、竿掛け台のサイズによっては、これだけ大きなサイズは必要ないということもあるでしょう。
そのため、あくまで参考サイズ程度に考えていただければ幸いです。
子どもの遊びスペース
お子様がいらっしゃる家庭では、ウッドデッキを子どもの遊びスペースとして活用することもできます。
ウッドデッキ上での子どもの遊ばせ方として人気があるのはビニールプールです。
お部屋で着替えて、サッシから外に出れば、すぐにプールに入ることができるので、足を汚すこともありません。
お部屋から子どもの様子をすぐに確認することができるので、親も安心です。
当店で取り扱っているウッドデッキは基本的に人工木で、天然木特有のささくれが発生する危険性もないので、その点でも、安心して子どもを遊ばせることができます。
また、人工木ウッドデッキは、水に強く、吸水率が低いため、プールで遊ぶにも最適です。
そんな子どもの遊びスペースを目的としたウッドデッキのサイズですが、あまりにも小さいサイズだと、子どもが遊んでいる途中にウッドデッキから転倒してしまうといった危険性が挙げられます。
そのため、可能であれば、間口・奥行ともに大きめのサイズを選択すると良いでしょう。
あくまで子どもの遊び場として考えると、【2間(約3600mm)×6尺(約1800mm)】程のサイズが適しているのではないかと思います。
もちろん、ビニールプールで遊ばせることを前提であれば、ビニールプールのサイズに沿ったウッドデッキのサイズを選ぶことが重要です。
安全のため、デッキフェンスを取り付けるのも良いですね。
ただし、フェンスはウッドデッキの少し内側に建てることになります。その場合は、奥行を7尺以上にすると良いかもしれませんね。
バーベキュースペース
あたたかい季節には、お庭で家族や友人たちとバーベキューをして楽しみたいですよね。
サイズにもよりますが、ウッドデッキの上でバーベキューをすることもできます。
しかし、比較的小さめのサイズの場合、バーベキュースペースを確保することができない場合があるため、こちらはある程度大きめのウッドデッキを設置することができるお家向けとなります。
肝心なサイズですが、こちらはバーベキューに参加する人数によって、コンロやテーブルの大きさも異なってくるため、ここでは大人数でバーベキューを行う場合のサイズをご案内します。
例えば、親戚や友人を含めてバーベキューをする場合として、バーベキューの参加人数を8人程としましょう。
1人あたり1畳と考えた場合、合計8人なので、8畳ほどの広さが必要になります。
1畳あたり約1.8㎡となるため、8畳の場合は約14.4㎡となります。
14.4㎡の場合、【2.5間(約4500mm)×10尺(約3000mm)】のサイズが最適でしょう。
なお、バーベキュースペースとして使用する場合は、デッキフェンスを取り付けてしまうと有効スペースが狭くなってしまいます。
逆に、段床セットを加えると、ウッドデッキ上のテーブルだけでなく、段床部分にも腰掛けながら食べることもできるので、おすすめのオプションです。
また、当店では、バーベキューにピッタリな商品も多数取り扱っておりますので、是非ウッドデッキとあわせてご検討ください。
ウッドデッキの人気サイズは?
ウッドデッキの人気サイズは?
ここまで主にウッドデッキのサイズ・使用用途についてご紹介してきましたが、最後に、当店で人気のリウッドデッキ200をもとに、人気のサイズについてご紹介いたします。
当店で売れ筋サイズベスト3は以下の結果となりました。
1位【2間(3600mm)×6尺(1800mm)】
2位【1.5間(2700mm)×6尺(1800mm)】
3位【2間(3600mm)×5尺(1500mm)】【2間(3600mm)×7尺(2100mm)】
間口は2間サイズが人気ですね。
一般住宅の掃出し窓が約1間~1.5間サイズとなっているため、掃出し窓から余裕をもって出入りができるよう、間口2間用のウッドデッキをお選びいただく方が多いようです。
奥行もある程度ゆとりがある1500mm~2100mmのサイズが人気でした。
もし大きさに迷われたら、ご検討いただいているサイズよりワンサイズ大きめの広さにすることをおすすめします。
以前、ウッドデッキをご購入されたお客様よりいただいたお問い合わせで、実際に設置したところ、想像していたより、サイズが小さくて後悔しているといったお声をいただいたことがあるからです。
逆に、サイズが大きくて失敗したという実例はあまり耳にしないため、サイズに迷われた際には、ワンサイズ大きい仕様をお選びいただくほうが良いでしょう。
気になるウッドデッキの工事付き価格は?
気になるウッドデッキの工事付き価格は?
気になる工事付き価格についてですが、キロで一番人気シリーズであるYKKAPのリウッドデッキ200、キロオリジナルのレジーナデッキ、木目が美しいリウッドデッキ200EGについて、サイズごとに一覧表にしてまとめております。
よろしければこちらをご確認ください。
また、上記以外の工事付き価格についてですが、こちらの無料見積シミュレーションを使っていただくと、規定サイズだけでなく、オプションを含めた金額も簡単にわかります。
さらに複数メーカーとの比較もできますので、ぜひ一度お試しください。
ウッドデッキの使用目的に応じたサイズを選択し、ウッドデッキのある生活を楽しみましょう!