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4台用カーポートの基礎知識



カーポート4台用





カーポート4台用の種類は縦連棟(縦列)タイプと横並列(並列)タイプの2種類


カーポート4台用には、車を2台+2台前後に停める縦連棟(縦列)タイプと車を4台横一列に停める横並列(並列)タイプの2種類に分けられます。

基本的には敷地に合わせたバリエーションをお選びいただくのが理想的です。


どちらも敷地に入るため悩んでいるという方は、メリット・デメリットからお選びいただくのも一つの手です。




・種類別カーポート4台用メリット・デメリット


・カーポート4台用自体のメリット・デメリット



種類別カーポート4台用メリット・デメリット


4台用縦連棟(縦列) 4台用横並列(並列)


メリット

・間口が2台分のため敷地に影響されにくい

・横並列と比較して価格が抑えられる


・間口が広々としているため駐車がしやすい

・間口が大きい敷地でも覆うことができる


デメリット

・後方の車の駐車が不便

・横並列と比較して柱が多くなるため圧迫感がある


・間口に十分な大きさが必要なため敷地に影響されやすい

・縦連棟と比較して高価になる
縦連棟(縦列)と横並列(並列)では車の停め方も、サイズ展開も異なるため敷地や生活スタイルに合ったカーポート選びをオススメします。


カーポート4台用の共通のメリット


・来客用の車や、帰省したご家族の車をカーポート下に停めることができる。


・サイズが大きいため、作業スペースや洗濯場所にするなど、屋外作業スペースを一体化した場所にできる。



カーポートのメリットについて、より詳しいご説明はこちら>>



カーポート4台用の共通のデメリット


・柱や梁が太く、部材も大きいため大掛かりな工事になる。


・敷地全体を覆うことが多いため、圧迫感を覚えやすい。



カーポートのデメリットについて、より詳しいご説明はこちら>>




4台用縦連棟の間口は約4,800mm、5,100mm、5,400mm、6,000mm


カーポート4台用の縦連棟タイプは間口が2台用のものと同じです。

一般的な乗用車の車幅は約1.7m~1.8mとなっているため、2台並べてご使用頂く際は、間口4,800mmでも十分に覆うことができますが、


ゆとりのあるスペースの確保が難しかったり、4台停めると圧迫感を覚える可能性があるので、敷地に余裕があるときは、間口のサイズを大きくすることをオススメします。


4台用横並列の間口は約9,300mm、10,800mm、11,700mm、12,000mm


カーポート4台用の横並列タイプの間口は約9,300mm、10,800mm、11,700mm、12,000mmです。

一般的な乗用車の車幅が約1.7m~1.8mとなっていることを考えると、4台でも十分に停めることができます。


ただし横並列タイプの場合、カーポート中央に柱が建つため、そのスペースを考慮した間口選びが必要となります。

車のドアの開閉も考えると、やはりゆとりのもった間口をお選びすることをオススメします。




4台用縦連棟の奥行は約10,800mm、11,300mm、11,800mm、12,100mm


カーポート4台用の縦連棟タイプの奥行は、約10,800mm、11,300mm、11,800mm、12,100mmです。

一般的な中型車の車体全長が約4.1m~5mとなっているので、最小奥行サイズでも車を縦列で停めることが可能です。


ただし、あまりギリギリの奥行サイズを選んでしまうと、トランクからの出し入れや駐車スペースなどが手狭に感じてしまう恐れがあるため、間口同様ゆとりを持ったサイズ選びをすることが望ましいです。

特に縦連棟タイプは前後に停める車の配置が重要なため、まずはお持ちの車をどのように停めたいか考えてみると良いでしょう。


4台用横並列の奥行は約4,800mm、5,400mm、6,000mm


カーポート4台用の横並列タイプの間口は約4,800mm、5,400mm、6,000mmです。

一般的な中型車の車体全長が約4.1m~5mとなっていることを考えると、十分なバリエーションと言えます。


奥行を選ぶ際は、車のサイズだけではなく、トランクを開けた時の全長も考慮する必要があります。


目安として、奥行4,800mmであれば中型乗用車が納まり、奥行5,400mmであればトランクの出し入れの際でも濡れることはございません。

奥行5,700mmになると車の後ろに自転車を停めたり、替えのタイヤを置くことができるため、スペースを有効活用しながら使用することが出来ます。


間口と一緒で、ゆとりの持ったサイズ選びをオススメします。




カーポート4台用の高さは標準柱、ロング柱、ハイロング柱の3種類に分けられます。

(メーカーによって呼称が異なる場合がございます。)


標準柱は約1,800mm~2,000mm、ロング柱は約2,300mm~2,500mm、ハイロング柱は約2,800mm~3,000mmの有効高となります。


有効高とは、カーポートの使用可能な高さの中で一番低い部分の高さとなっており、一般的に地面から屋根下までの高さのことを指します。

車の高さに合わせてカーポートの高さを選ぶ必要があります。


車の高さの目安としては、軽自動車が約1.4m、一般的な乗用車が約1.6m、大型車が2.0mとなっております。

また見落としがちですが、住宅に合わせて高さを考慮をするのも大切です。


例えばカーポートの屋根先が住宅の窓に重なってしまい、日当たりが悪くなったり、玄関が駐車場よりも高い位置にある場合は、玄関から出た瞬間、目の前にカーポートの屋根先がきてしまい圧迫感を感じてしまうなど。

日常生活に支障が出ないかを、しっかりと確認してみてください。




・屋根の種類はポリカーボネート材、スチール折板、アルミ形材の3種類


屋根材/性能 ポリカーボネート材 スチール折板アルミ形材

価格

安価


高価

高価

採光性

高い


低い

低い

耐風・耐積雪性能

一般的な強度


高い強度

一般的な強度

デザイン

バリエーション豊富


重厚的なデザイン

デザイン性に優れている



一般的なカーポート スチール折板タイプ積雪地域向けカーポート

耐積雪性能

積雪20㎝相当


積雪30㎝、積雪50㎝、積雪100㎝、積雪150㎝、積雪200㎝

積雪50㎝

耐風圧性能

38m/秒相当、42m/秒相当


46m/秒相当

38m/秒相当、46m/秒相当

利点

安価


屋根自体が重いため、屋根 が飛ばされにくい

耐積雪性能を上げながら、採光性も確保できる

注意点

積雪地域、強風地域では強度に不足がある


採光性がない

母屋や垂木などの骨組みが多いため、採光性が低い





カーポート4台用を買うときは以下の点に注意


・敷地内の圧迫感


・柱の位置



敷地内の圧迫感に注意


カーポート4台用をお考えの方は、基本的に敷地内いっぱいにカーポートを建てたいと考えているでしょう。


しかし、敷地内いっぱいにカーポートを建てるときは、圧迫感にご注意ください。

特に大きなカーポートの場合、敷地内の日当たりが悪くなってしまう場合もあるため、施工位置には事前の確認が必要です。


設置後の日当たりの確保や、屋根先がどこまで来るかを事細かく判断するのは難しいため、現地調査やプロに意見を求めることを推奨します。



柱の位置に注意


カーポート4台用は通常のカーポートサイズと比較して、柱の数が多いため、柱位置に注意が必要です。

4台用縦連棟も4台用横並列も柱の数は8本~となっているため、柱の位置による影響を考えなければなりません。


敷地から駐車場までの動線上に柱が干渉しないか、柱によって日当たりはどうなるかなど、2台用や3台用カーポート以上に確認を行うことが必要となります。


特に4台用横並列タイプは、カーポート中央に柱が建つため、車の配置や使い方にご注意ください。

中央に柱が建つことを避けたい方は、両端にのみ柱が建つタイプの商品もあるため、そちらを検討することをオススメします。




基本的には、敷地に合わせた商品選びを推奨しております。


敷地の形状や環境に合わせて、お考え頂くことが失敗しないコツです。

ただし敷地に余裕があり、どちらも取り付けが可能という方は、以下のような利点に注目してみると良いかもしれません。



駐車の利便性を考えるなら4台用横並列タイプ


4台用横並列タイプであれば、横一列に車を停めることができるため、スムーズな車の出し入れが可能です。

縦連棟の場合、後方の車を出し入れする際に、前方の車を移動させなければなりません。


駐車時の快適さを求める方には、横並列タイプをオススメします。



価格の安定性を求めるなら4台用縦連棟タイプ


4台用縦連棟タイプであれば、4台用横並列タイプよりも価格を抑えることができます。

基本的に縦連棟タイプの方が安価となっており、横並列の場合は商品によって価格差が大きく開くものとなっております。


価格を抑えたい方や、安定した価格バリエーションから選びたいという方は、縦連棟タイプをオススメします。





YKKAP



YKKAPの強みはシンプルなデザインとお値打ちな価格











LIXIL
LIXILの強みは圧倒的なシェア率と豊富なバリエーション











三協アルミ
三協アルミの強みは優れたデザイン








カーポート4台用の工事期間は約3日~4日


一般的なカーポート4台用の場合、工事に必要な期間は約3~4日程となります。

2台用や3台用のカーポートに比べると工事期間が長く、その間駐車場に車を停まることができないため、注意が必要です。


事前に車を停めておくことができる場所を確保することを推奨します。



カーポート4台用の工事に必要な人数は約2人


一般的なカーポート4台用であれば、約2人で工事を行います。

4台用の部材は、通常の2台用カーポートなどに比べて重く、人力で運ぶことが難しいため、中にはユニック車などの重機を使用する現場もあります。


こちらも事前にどのような工事規模になるか、確認しておくと良いでしょう。





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基本的にはご自宅のアルミ商品(窓のサッシ周りやフェンスなど)と同系統の色をお選びいただくと、トータルコーディネートができるためおすすめしております。同系統の色がない場合にはステンカラーというアルミ素材そのままのカラーが癖がなくおススメです。

サイドパネルというオプションがございますので、そちらをご検討いただくことをおすすめしています。またカーポートの設置部分に目隠しタイプのフェンスを設置するという方法もございます。現地の状況やご希望のイメージに併せてお選びください。

現地の状況にもよりますが、屋根の傾斜が逆向きになっている商品がございます。通常の屋根傾斜のカーポートですとそのようになってしまう可能性がございますので、現地調査の際にご相談いただけますと幸いです。

積雪地・寒冷地の場合ですと、気温が氷点下になった時に地面の中の水分が凍ってしまい、地面を押し上げて盛り上げてしまう「凍上」という現象が起こる可能性がございます。現場をご確認させていただき、そのような現象が起こりえる場合には事前にお伝えをさせていただいております。また雪の量によって積雪地用のカーポートをお選びいただく必要もございます。その点も併せてご確認をいただけますと幸いです。

柱を設置する場所がコンクリートやアスファルトであったり、ブロック塀の基礎が埋まっている場合に、該当場所に穴をあける工事となります。現地が土の場合は多くの場合不要ですが、ブロック塀の基礎が埋まっている場合にはお見積もりに含んでのご案内となります。

2台用などの両側から屋根を支えるタイプの場合は、土のままでも工事自体は可能です。しかしながら片持ち屋根の1台用タイプですと下地の土の状況によってはカーポートが傾く恐れもありますので、標準工事よりも大きな基礎をおすすめしております。




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