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投稿日:2019/12/02    更新日:2023/06/22


ウッドデッキを傾斜地に作る際の設置ポイント



ウッドデッキ 傾斜地



傾斜地にウッドデッキを作る際のポイントは、基礎をしっかりと固定することです。 平地に比べて、傾斜地ではウッドデッキの固定が甘くなりやすい傾向があります。

しかし、基礎の固定を確実にしないと、ウッドデッキが傾いたり壊れたりする可能性が出てきます。


今回は傾斜地にウッドデッキを作る際の設置ポイント、メリット、注意点をご紹介いたします。




ウッドデッキを傾斜地に設置するためには、傾斜の下側に長い柱を固定します。

束柱と呼ばれるパーツで高さを調整すれば、傾斜地でもウッドデッキを水平に設置できます。


一般的には次の2つの方法があります。



1. 調整機能つきの柱を使って高さを合わせる


ウッドデッキを傾斜地に設置する方法として、もっとも簡単なのが高さ調整機能つきの柱を使うことです。

ウッドデッキのキットに高さのある柱を追加すれば、傾斜地でもウッドデッキを水平に設置できるでしょう。



2. 地面に柱を埋め込んで固定するのもおすすめ


地面に柱を埋め込んで固定するという方法もあります。

地中深くに柱や基礎を埋め込んでしまえば、そう簡単にはウッドデッキの水平が崩れることはありません。




傾斜地にウッドデッキを設置するメリットは、景色や開放感を楽しめることです。



1. 傾斜地にウッドデッキを設置すれば景観を楽しめる


傾斜地側の土地は視界が開けている場合が多く、ウッドデッキを作ることで窓から見えていた部分よりも広い景観を楽しむことができます。


2.ウッドデッキを設置すればプライバシーを守りつつ開放感を演出できる


プライバシーを確保しつつ、窓を開けて開放感を味わえるのが、ウッドデッキを設置するメリットです。


ウッドデッキは、基本的にリビングの外に取り付けます。 

一戸建ての場合、リビングの大きな窓から家の中が見えてしまうのが問題です。


しかし、リビングの外に目隠しつきのウッドデッキを拡張すれば、カーテンを開けていても家のなかを見えにくくできます。



3. 家を建てられない場所でもウッドデッキなら設置できる


傾斜地のように、安全面の問題から1階部分の床を増築できない場所でも、ウッドデッキなら設置できます。


住まいのスペースを単純に増やせるという意味でも、ウッドデッキの増設はおすすめです。




傾斜地にウッドデッキを設置するなら、耐候性や耐久性に優れた商品を選びましょう。

傾斜の低い側の柱には、大きな負荷がかかります。柔らかいアルミよりも頑丈な鋼性の商品を使ったほうが安全です。


また、耐震性や免震性能の高い柱を選ぶと、地震が起きた場合でもウッドデッキの傾きや滑落の心配が軽減するでしょう。



傾斜地にウッドデッキをDIYすることは可能?


DIY(Do It Yourself)という言葉が近年流行しており、日曜大工を始める人も増えてきました。

しかし傾斜地にウッドデッキをDIYすることは難しいでしょう。ウッドデッキの基礎となる柱の建て方が甘いとウッドデッキが陥落してしまう可能性があるためです。


安全性を考えるのであれば、専門業者に頼み正確な方法で設置してもらうようにしましょう。




ウッドデッキを設置してもらう業者の選び方のポイントは以下の通りです。



1. 自社の製品の欠点まで説明してくれるかどうか


ウッドデッキに使用する木材や工具に限らず、どの製品にも欠点や短所はあるものです。

良い業者というのはその製品の欠点も含めて把握し、顧客が納得できるような説明ができるかどうかで決まります。

顧客もその製品の欠点を話してもらうことで、色々な製品と比べることができてより納得できる依頼となるはずです。



2. 施工例に合わせた費用を細かく算定し、公開してくれているか


費用を細かく算定し、公開しているかどうかは顧客の予算感と比較するために重要です。逆に細かく算定されていないと不本意な追加費用を請求される可能性があります。



3. 担当者がウッドデッキに関する知識に長けているか


担当者がウッドデッキに関して詳しくないと、依頼する側は安心できません。上述したような、製品の欠点まで含め話せる知識に富んだ担当者かどうかをしっかり確認しましょう。



4. 記名捺印がしっかり確認できる保証書を発行してくれるか


保証書が発行できる業者であれば、保証期間内の修理や改善を行なってくれるところがほとんどです。保証書がない場合は、業者からの保証が全くない状態となるので注意しましょう。




平地に比べて安定感に欠ける傾斜地にウッドデッキを設置する場合、頑丈で安全性の高い商品を選び、基礎をしっかり固定しましょう。

安心して景観を楽しむためにも、傾斜の角度や地盤の強さを確認してから適切な商品を絞り込みましょう。


※当店取り扱いの人工木ウッドデッキは高さ1m以内での施工になりますので、予めご了承くださいませ。



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