ウッドデッキ下にコンクリートを打った方がいいのか?
おはようございます。ウッドデッキ工事専門店ネットショップキロの近藤です。
今回のテーマはこちらにします。
ウッドデッキ下にコンクリートを打った方がいいのか?
ウッドデッキ下にコンクリートを打った方がいいのか?
非常によくあるお問合せです。
コンクリートを打つ行為はすべて手作業です。
職人さんがハンドメイドで材料も道路から家の裏側まで運んで非常に手間と技術が必要な作業です。
その為、大量に購入するから安くなるとか、工業商品の様に安くなることが無い為金額を見られてびっくりされる方も多いようです。
では本題のこのコンクリート工事が必要かどうかと言えばどちらなのでしょうか?
なぜコンクリート打ちをするのか?
昔ウッドデッキがはやった際には、すべてが木製でした。
デッキ材は腐ることはなかったのですが、デッキ下の柱の部分が湿気にやられて腐ってしまいました。
そのために、湿気をカットするために、土間コンクリートを打つことで柱の腐りを遅くしていたようです。
では現在も必要なのか?
現在は住宅で使われるウッドデッキは90%以上が「樹脂木デッキ」となりました。
これは木粉と樹脂を合せた素材で、腐ることもなく、
また柱部分は、アルミでできている為ほとんど腐ることは無い為、地面に湿気があろうがなかろうが関係なくなってしまいました。
そのため、柱を腐りにくくするためにコンクリートを打つ必要がありません。
では現在「樹脂木デッキでは何もしなくていいの?」
基本的には何もしなくてもいいのではないのではないでしょうか?
ただし、雑草を気にされて、防草シートと砂利をまくかたがいらっしゃいますね。
YKKap リウッドデッキ200なら地面に光を通すことが非常に少ないような構造で作られていますので、デッキ下の雑草も非常に生えにくくなっています。
そのため、それほど「防草シート」や「砂利」が必要かといわれれば私がもし自宅で施工するなら「何もしない」ことにします。
多少草は生えるでしょうが、手で抜きます。「防草シート」や「砂利」でも結構お値段しますので…。
結論
当店にもデッキの展示品がありますが、手前の日光が当たる部分の草取りもそれほど苦にはなりません。
もし私が自宅にYKKap リウッドデッキ200を設置するなら、何もしません。
これは個人の価値観が大きな要素となりますが、わざわざ高価な「コンクリート」は必要はないと思います。
防草シートと砂利敷きはお客様ご自身でご判断という所でしょうか。