プロがお奨め!物干し・竿掛け厳選3タイプを教えちゃいます!
今回は、静岡県藤枝市にてテラス囲い・サンルームの無料現地調査に来ております。
と言っても現地調査するのは私ではなくて、藤枝市担当の施工スタッフのUさんです。
Uさんは藤枝市のほかにも静岡市、島田市、焼津市、牧之原市、吉田町、川根本町も担当していただいています。
ネットショップキロとも古くからお付き合いさせていただいている笑顔が素敵でお客様からもご好評をいただいている施工スタッフさんです。
藤枝市は比較的新しい住宅も多く、ウッドデッキやテラス囲いを取り付けられる方も多いように感じます。
そんな藤枝市でテラス囲いの無料現地調査を依頼していただいたのがM様というお客様。
M様は3年前に新築でお家を購入されて入居当時からテラス囲いかサンルームを取り付けたかったそうですが、お車を購入されたりしてなかなかタイミングが合わなかったそうです。
しかし少し頭金ができたということで、いよいよテラス囲いを設置しようとお考えになられて今回キロ テラス囲い専門店のホームページを見つけてくださり、無料現地調査をお申し込みされたそうです。
共働き
共働き
テラス囲いを取り付けたいというのは奥様の強いご希望だそうです。
お子様が小さく共働きをされているようで、どうしても洗濯物を取り入れるのが夕方以降になってしまったりするので、昼間に雨が降ったりしても洗濯物を取り込むこともできないのが嫌だったそうです。
ということで、M様は物干しスペースとしてテラス囲いを設置したいということが分かりました。
テラス囲いの種類は、当店おすすめのYKKAPサンフィールⅢにすることにしました。最近はテレビCMもスタートさせたサンフィールⅢですね。(※現在、サンフィールⅢは廃番です。代替品はソラリア テラス囲いです。)
当初はお布団を干すことも考えてTOSTEMほせるんですⅡのセミオープンタイプとも迷っていらっしゃったようですが、せっかく取り付けるなら囲いの中が広い方が使い勝手がいいのではないか?というご主人のご意見も参考にされてこちらにされたそうです。(※ほせるんですセミオープンタイプは現在廃番です。代替品はLIXIL サニージュ オープン納まりです。)
機種が決まったら、サイズです。
テラス囲いの大きさは、1.5間×6尺(1.5けん×6しゃく)がご希望です。これを分かりやすい寸法に直すと横幅2.7m奥行が1.8mくらいの大きさになります。
約3畳分の物干しスペースです。
屋根の形はフラット型。
開口部の窓の種類は、正面・両側面ともテラス窓にされます。
オプションの網戸もお見積り内容に入れることになりました。
物干しセットを決めよう
物干しセットを決めよう
ここで一番大事な物干しセットについての話になりました。
奥様の選択肢は吊り下げ式物干ししかなかったようなので、物干し(竿掛け)セット談義になりました。
そこで、その時にお話しした中から3タイプに厳選して物干しセットをご紹介します。
1.吊り下げ式物干し
言わずと知れた物干しセットの定番です。どのメーカーのどの機種にもほとんど用意されている物干しセットの基本形です。M様が考えられていたのもこのタイプです。
このタイプは屋根の下に取り付けて物干し竿を引っ掛けて洗濯物を干します。
図の物干しはYKKAPの物干しセットです。
物干し竿が最大で4本引掛けられるようになっていますが、竿1本に対して掛けられる洗濯物は10kgまでとなっているので注意は必要です。ただ、4本も引掛けることはないと思います。ほとんどの方が1~2本ですね。
図にあるA寸法というのはある程度調整ができるようになっています。
YKKAPの場合は、標準で542.8mm~942.8mm、ロングタイプで1017.8mm~1417.8mmの設定になっています。
ロング柱なら、身長が高くない女性やお子様でも物干しがしやすいので、ひそかに人気のある商品です。
色は、ブラウン・カームブラック・プラチナステンの3色から選ぶことができます。
メーカー希望小売価格は、標準2本入りで13,900円(税別)で、ロングタイプが17,300円(税別)です。
2.上下可動物干しセット
吊り下げ式物干しと同じように屋根の下に取り付けるのですが、違うのは高さが3段階で変えられること。
タオルのような長い洗濯物を干したり、洗濯物の下に何かを置きたい時には上に上げる。お子様が洗濯物の取り込みを手伝ってくれるので、なるべく下の方にしたい場合は下げる。
先に説明いたしました吊り下げ式物干しの場合、設置するときにビスで固定してしまうので、高さを慎重に決める必要があります。それがワンタッチでできるので、設置後でもいつでも高さが変えられるという優れモノなのです。
この上下可動式物干しにはもう一つのタイプがあります。
それは着脱機能付きのものです。
上下稼働するだけでなく、ワンタッチで取り外しまでできるのです。
普段は物干しスペースとして使用し、お子様が遊んだりゲストを招いて部屋として使いたい時には外しておくという生活シーンに合わせてフレキシブルな使い方ができるのです。
長さは、628mm、778mm、928mmの3段階。色はカームブラックとプラチナステンの2色です。
メーカー希望小売価格は、着脱機能がないタイプが29,600円(税別)、着脱機能付きが34,200円(税別)です。
ちなみに上下可動式物干しは、三協アルミ 晴れもようwithにもラインナップされています。残念ながら、LIXIL サニージュには対応していません。
3.腕木式物干し
側面付けや側面取付けとも呼ばれます。
これは屋根の下に取り付けるのではなく、テラス囲いの左右の枠に取り付けます。
こんな感じです。これは、左右のサッシの上の部分になりますので、高さを調整することはありませんが、洗濯物が無い時などは目の前にぶら下がっているものがありませんので、見た目的にはかなりスッキリして見えるのではないでしょうか?
実は今回、M様が吊り下げ式物干しをご希望されたのを伺って、この腕木式物干しをご提案しました。
特に、M様が設置希望のテラス囲いは本体の横幅が1.5間というサイズなので、吊り下げ式物干しにすると少し窮屈な感じになってしまいます。
腕木式は一般的にはあまり知られていないかも知れませんが、説明をさせていただくとほとんどの方がご希望されるタイプです。
しかし気を付けなければいけないのは、左右の枠に取り付けるので物干し竿もその長さがないと届きませんのでご注意ください。
いかがでしたか?
他にも建物の壁に取り付けする水平式物干しもあるのですが、このタイプは物干し竿を通す穴はたくさんあるのですが、実際に使えるのは先の方の2穴くらいです。
根元の方はハンガーを引っ掛けると窓に当たってしまうので、あまり使い物になりません。
ということで私のおすすめリストからは外しました。
ネットショップキロ テラス屋根専門店では、自動概算見積で物干しの種類まで選ぶことができるようになっています。
まずはお気軽に使ってみてください。