カーポートのサイドパネル設置が人気!5つの効果を分かりやすく解説
カーポート設置をする際、ぜひ検討してほしいのが、サイドパネルの設置です。
雨の吹きこみ防止や紫外線カットだけでなく、ちょっとした目隠し代わりになるうえ、3面囲いやカーケードを追加すると防犯性もアップします。
今回は、カーボートにサイドパネルを設置することで得られる効果について、くわしく説明いたします。
カーポートの側面に取りつけるサイドパネルは人気のオプション
カーポートの側面に取りつけるサイドパネルは人気のオプション
カーポートの基本スタイルは、柱と屋根だけで構成されているシンプルなスタイルですが、そこに何らかのオプションを加えることも可能です。
カーポートには、サイドパネル・照明・収納棚・竿掛けなどさまざまなオプションがあります。
その中でも特に高い人気を誇るオプションとして挙げられるのが、カーポートの側面に取りつけるサイドパネルです。
カーポートの側面に取りつけるサイドパネルは人気のオプション
カーポートの側面に取りつけるサイドパネルは人気のオプション
カーポートのオプションとして、サイドパネルの人気が高い理由としては、下記のような数多くの効果が得られるという点でしょう。
1.雨の吹きこみを防止できる
2.紫外線を大幅にカットできる
3.素材によっては熱を大幅にカットできる
4.隣家やご近所に対しある程度の目隠しになる
5.防犯性を高めることも可能
以下で詳しく説明いたします。
・1. 屋根だけの状態よりもはるかに雨の吹きこみリスクを減らせる
風がほとんどない日であれば、屋根と柱だけのカーポートでも雨から車を守ることができます。
しかし、風が強く雨が吹きこむような場合は、屋根だけでは吹き込みを防ぎきれません。
側面をカバーするサイドパネルを設置しておけば、横からの雨の吹きこみを大幅にカットできるでしょう。
・2. ポリカーボネート素材なら紫外線を大幅にカットできる
ポリカーボネート(ポリカ)は、多くのカーポートのサイドパネルに使われている標準素材です。
ポリカーボネートには、紫外線をほとんど通さないという特長があります。
車の外壁塗装は、紫外線の影響により色あせなどの劣化を起こします。
ポリカーボネート素材のサイドパネルを設置すれば、紫外線から車の塗装劣化を防止できます。
・3. 熱線遮断タイプのポリカ素材なら熱の大幅なカットも可能
サイドパネルに標準的に使われている素材・ポリカーボネート(ポリカ)の中でも熱線遮断タイプのものを選ぶと、熱も大幅にカットできます。
夏場は車内に熱がこもり、しばらく窓を開けて風通しをよくしないとハンドルすら握れない、という方には、この熱線遮断タイプが特におすすめです。
・4. 隣家やご近所からの視線を遮ることができる
車の乗降、荷物の出し入れなどの際に、隣家や近所の住人とたびたび目が合うことが気になってしまう、という方には、サイドパネルを目線の高さに設置することをおすすめします。
視線が遮断されることで人目が気にならなくなり、ストレスも軽減されるでしょう。
・5. 3面囲い+カーゲートの組み合わせで防犯性を高められる
カーポートの大きな弱点として、オープンな空間ゆえに防犯性が低いという点が挙げられます。
そこで、サイドパネルを3面囲いの状態にして、さらに車庫の入り口にカーゲートを設置すれば、車の四方をしっかりと守る状態にできます。
多額のコストがかかる本格的なシャッターガレージ仕様にせずとも、車の窃盗や車上荒らしなどの発生リスクを激減させられるおすすめの防犯手段です。
サイドパネルを設置するならつける方向や強風時の対策などにも留意する
サイドパネルを設置するならつける方向や強風時の対策などにも留意する
サイドパネル設置の際の注意点として、カーポートの柱がある側=境界側にサイドパネルをつけるということが挙げられます。
建物側よりも境界側のほうが風雨の影響を受けやすいため、ここを優先的にブロックするのが正解です。
もちろん、サイドパネルを2面、3面囲みにする場合は境界側以外にもサイドパネルをつける形となりますが、1面目のサイドパネルを境界側につけるという点は重視しましょう。
また、サイドパネルは風を防いでくれますが、その分サイドパネル自体が風の影響を強く受けてしまいます。
そのため、強風時にはカーポートに着脱式のサポート柱をつけるといった方法で、強風によるカーポートの揺れを抑える配慮をしておくことも大切です。
サイドパネル設置でカーポートの強みと魅力を大幅にアップさせよう
サイドパネル設置でカーポートの強みと魅力を大幅にアップさせよう
カーポートにサイドパネルを設置することによって、雨や紫外線・熱などから車を守るというカーポートの強みを大幅にアップさせられます。
また、オープンな状態のカーポートでは、なかなか得られない目隠し効果や防犯効果を得られるところも大きな魅力です。
サイドパネルを設置した場合、強風時はサポート柱を使用するなど多少の手間や配慮も必要となりますが、サイドパネル設置にはそうした手間・配慮による負担を大きく上回るメリットがあります。
ぜひ設置を前向きに検討してください。