カーポート選びのポイント
カーポートがある場合と無い場合では、車の傷み方が大きく違います。カーポートがあることで、雨や雪、霧や紫外線から守ってくれたり、車内温度の上昇を抑えてくれたりと、さまざまなメリットがあります。構造は簡単に見えますが、種類がとても豊富ですので選ぶときのポイントがいくつかあるのです。今回は選ぶときのポイントをご紹介します。
選び方のポイント
選び方のポイント
①サイズとスペース
車の車種やサイズによって駐車スペースは変わってきます。
また、ドアのサイズや開き方で乗り降りのしやすさも考慮することが大切です。
そして、高さにも注意しなければいけませんので、車の高さによってカーポートの柱の高さも決めましょう。
将来、買い替えや台数が増える可能性もありますし、バイクや自転車のスペースなども確保するか検討する必要があります。
②風の強さや積雪量
事前に設置場所の風の強さや積雪量を確認しておく必要があります。
カーポートの屋根や素材によって適したものを選びましょう。
また、オプションを利用し強度を上げることもできます。
③屋根の素材
カーポートの屋根には、ポリカーボネートやFRP版など数種類の素材があります。
素材によって、紫外線のカットや防汚効果、透明なものや半透明なものなど、さまざまな特徴があるので、何が必要な機能なのか検討し屋根を選択することがおすすめです。
④柱のタイプ
カーポートには、柱が片側に2~3本の片側支持タイプや両側に柱が設置されている両側支持タイプがあります。
車の出し入れのし易さや敷地の広さなどに配慮して選びましょう。
⑤オプションの選択
照明やダウンライト、人感センサーライトなどを設置することで暗がりにならずに防犯性能が高まり安心です。
また、プライバシー保護や雨風を防ぐ為にサイドパネルやドアに傷がつくことを防ぐ柱ガード、車止めや洗濯物干しなど、さまざまなオプションがあります。
ライフスタイルに合わせて使い勝手がよくなるようにオプションを取り入れるといいでしょう。
⑥全体のバランス
カーポートのデザインだけではなく、門扉や塀など外部のエクステリアなど敷地全体のバランスに配慮しましょう。
最近はシリーズ化されたデザインのエクステリア商品も多くあるので、同じシリーズで揃えることもおすすめです。
気を付けるポイント
気を付けるポイント
・柱の設置
柱の位置によっては、駐車しにくくなってしまうこともあるので、ゆとりをもって設置した方がいいでしょう。
そして、柱を設置するときは地中に約50㎝埋め込みます。
その位置に水道管やガス管などさまざまな障害物がある可能性が高く、柱の位置の変更や施工出来なくなってしまう恐れがありますので、事前に専門業者に確認しましょう。
・隣の敷地との境界線
お隣の敷地と近い場所に設置する場合は、雨や雪がお隣の敷地に入ってしまう可能性があります。
ご迷惑をおかけしないように、屋根の勾配に気を付けましょう。
カーポートの選び方や気を付けたいポイントをご紹介しました。
カーポートはシンプルな構造に見えてしっかりと大切な愛車を守ってくれます。
デザインやサイズ、素材やオプションなど多くの種類がありますので、まずは今回ご紹介したいくつかのポイントを参考に検討してみて下さい。