YKKAPレイナポートグランVS三協アルミカムフィエース
※すでに廃番となった商品も紹介されております。
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ネットショップキロ カーポート・サイクルポート工事専門店の山内です。
今回は、『YKKAP レイナポートグランシリーズVS三協アルミ カムフィエース』と題して、人気の2機種を様々な角度から比較・解説していきます。
緩やかな曲線を描く屋根が特徴のオーソドックスでベーシックなデザインが特徴の2機種なので、見た目だけでは分からない部分を中心に比較していきますが、大きく違う部分はそんなに多くないので細かい部分の使い心地などもご紹介できればと思っています。
バリエーション
まずは駐車パターンによる設置タイプのバリエーションから見ていきましょう。結論から言いますと、これはほぼ互角です。
レイナポートグラン・カムフィエースともに1台用が基本セット、奥行延長(基本+ハーフ)セット、M合掌セット、Y合掌セット、縦連棟セットがあり、2台用ワイドタイプの基本セットとたて連棟(奥行連結)セット、3台用ワイドタイプの基本タイプというラインアップです。
この記事をご覧のかたは、カーポートのタイプに関してある程度はお分かりかと思いますが、そうでない方もいらっしゃいますのでいくつかを画像で比べていきます。
1台用 基本セット
レイナポートグラン
カムフィエース
2本柱のベーシックタイプなので、どんなお住いにもマッチして安心してお使いいただけます。
奥行延長セット
レイナポートグラン 基本+ハーフセット
カムフィエース奥行延長セット
どちらも柱を一本追加して奥行を約1.4m延長することによりお車の駐車スペースを広げるだけでなく、自転車やバイクなどを保管することもできるようになっています。
2台用ワイドタイプ 基本セット
レイナツインポートグラン
カムフィエースワイド
初めから2台用の駐車をお考えの方にはおすすめのタイプです。
間口(横幅)は駐車スペースやご利用のお車によって一番最適なものを選んでいただきます。
3台用 基本セット
レイナトリプルポートグラン
カムフィエーストリプル
3台用駐車のカーポートです。
先ほどバリエーションはほぼ互角と書きましたが、実はレイナトリプルポートには奥行延長セットが用意されていますが、カムフィエーストリプルには基本セットしかありません。
強いて言えばですが、この分だけYKKAPレイナポートに軍配が上がりそうです。
サイズ
サイズに関しては、かなりの違いがあります。
上はカムフィエースだけにあるサイズです。 まずは間口(横幅)33サイズです。
1台用のカーポートで間口が3300mmのものはレイナポートグランだけでなく、LIXILのネスカRやフーゴRにもない特別なサイズです。
どのメーカー・機種も最大間口は3000mmなので、この300mm(30cm)の差は埋まりそうで埋まらない大きな差です。
逆に、奥行に関しては奥行43サイズがあります。
狭小地やあまり広くない駐車スペースだったり、軽自動車用の屋根が欲しいという方におすすめのサイズで、通常なら約5000mmが一番小さなサイズなので大きすぎる場合は現場でカット加工が必要になるのですが、これならその必要がなくとても便利です。
しかし使える範囲はとても限られるので十分注意して選択してください。
ここまでカムフィエースのみのサイズをご紹介してきましたが、カムフィエースには無くてレイナポートにしかないサイズもあります。
間口と柱の高さに関しては上記以外は同じなのですが、奥行は50サイズ(約5000mm)、57サイズ(約5700mm)のほかに54サイズ(約5400mm)があります。
これも先ほどの43サイズと同じで、50サイズでは短いけど57サイズでは長すぎるという場合に54サイズならピッタリくることが意外に多いものです。
サイズに関しては、どちらにもそれなりの使い勝手と便利さがあるのですが、やはりどの機種にもないサイズを用意しているカムフィエースに軍配が上がります。
強度
カーポートには耐風圧強度と積雪強度という二つの強度が存在します。積雪強度はお互いに20cmという標準的なものに設定されています。
積雪地でない限り20cmの積雪強度があれば問題ないと思いますが、最近の天候は突然の大雪で1日に数十センチの雪が積もることも考えられます。
心配な方は、積雪50cmタイプなども用意されていますのでそちらから選ばれることをおすすめします。
耐風圧強度ですが、1台用に関してはレイナポートグラン・カムフィエースともに38m/秒という設定になっています。
これは最近のカーポートでは標準のもので強くも弱くもないのですが、相当強い風が直撃しない限りそんなにお目にかかる強さではありませんので、これで十分かと思います。
しかし地域によっては、高台であったり風が強いところだったり台風がよく来るところにお住いの方もいらっしゃると思います。そんな方には屋根ふき補強材や着脱式サポートを取り付けることによって46m/秒まで強度を上げることができます(レイナポートグラン・カムフィエースとも)ので、気になる方は当店スタッフまでお問い合わせください。
ワイドタイプに関しましては、三協アルミ カムフィエースのほうが少し強めの設定です。
YKKAPレイナツインポートは1台用と同じ38/秒ですが、カムフィエースは42m/秒です。
風の強さは天気予報などではある程度までは分かりますが、カーポートの立地条件によって風の強さはバラバラなのでご注意ください。
価格
最後は価格についてです。例えば、1台用基本セット(奥行約5000mm・間口約2400mm)の一番標準のタイプの工事付き価格を比べてみると、その差は5万円以上!
YKKAPのレイナポートの方がお安くなります。
安ければいいというわけではありませんが、ほとんど同じクオリティのものであれば、5万円の差は大きいですよね。
しかも大きなサイズになればもっと違いが出てきますからなおさらです。
というわけで、価格面ではYKKAPレイナポートグランが圧勝といったところです。
いかがでしたか? ネットショップキロ カーポート・サイクルポート専門店では、上記の2種類以外にもLIXIL(リクシル)や四国化成のカーポートなどをとてもお値打ちな価格で販売しております。
気になる方はまずはお気軽にお問い合わせください。