カーポートはどのくらい長持ちするの?
カーポートの耐久年数とは
カーポートの耐久年数とは
大切な愛車を雨や風、紫外線などから守ってくれるので、車の駐車スペースとして、カーポートやガレージを設置している方は多いと思います。
簡単な構造に見えるカーポートですが、どのくらいもつものなのか気になりませんか?
天災などが無ければ、約10年~15年はもつものがほとんどですが、カーポートの耐久年数をはっきりと出すことは難しく、設置場所の気候など土地の条件によって差が出るのです。
例えば、風が強いところでは、カーポートが揺れるので、徐々に金属が疲労し強度が失われていきます。
また、積雪や台風、海の近くは塩害などの影響によって、耐久力が変わってしまうのです。それぞれの環境に適した材質がありますが、長い年月が経つと徐々に腐食していきます。
メンテナンス方法
メンテナンス方法
カーポートは常に雨風にさらされているので、月日が経つにつれて汚れが目立ってきてしまいます。主な汚れは、
・雨水
空気中の汚れなども含まれており、雨水が溜まることで苔になることもあります。
・砂や鳥の糞
強風で舞い上げられた砂や泥、黄砂などが蓄積し、鳥の糞などが付着している場合もあります。
・木の葉や小枝
強風などで落ち葉や小枝が飛ばされ、堆積していくことがあります。
このように、さまざまな汚れの原因があります。
そして、お手入れの方法は、
・屋根部分
初めに、スポンジなどに水を含ませ、汚れているところを軽く擦る。落ちにくいときは中性洗剤を少量含ませ擦ってみましょう。汚れを落としたら、雑巾などを水で濡らし、軽く拭き取ります。拭き取る前に、水で洗い流す方法もオススメです。
・雨樋
雨どいのパイプ部分には、中に木の葉などのごみが詰まっています。簡単にパイプ部分は取り外しが可能なので、パイプを取り外して、綺麗にゴミを取り除きましょう。
このように、定期的にメンテナンスすることで、耐久年数も長くなるでしょう。
メンテナンス時の注意点
メンテナンス時の注意点
基本的なメンテナンス方法には、いくつかの注意点があります。
・屋根に直接乗らない
強風や積雪に対する強度はありますが、人が乗れるような強度はありません。屋根の上を掃除するときは。屋根の上に乗らずに安定した地面に脚立を立てて、気を付けて作業してください。
・洗剤や道具
屋根は傷付きやすい素材なので、硬いブラシなどで擦るのではなく、柔らかいスポンジなどを使いましょう。また、アルミ製のカーポートの場合、酸性やアルカリ性の洗剤を使用すると錆びてしまいます。そのため、必ず中性洗剤を使ってください。
・破損していたら
掃除しているときに、一部破損していることに気づくかもしれません。多少の破損でしたら、自分で補修できるかもしれませんが、屋根の上での作業は危険を伴いますので、専門業者に依頼することをオススメします。
カーポートは、愛車を守ってくれるなどさまざまなメリットがあります。簡単な構造に見えますがすぐに壊れてしまうものではありません。
しかし、雨風にさらされ、汚れは蓄積していきますので、定期的にメンテナンスすることで耐久年数が長くなり、見た目の綺麗さを保つこともでますよ。
お時間があるときにカーポートのメンテナンスをしてみるのはいかがでしょうか。