カーポートの排気ガス接触腐食について
おはようございます。カーポート施工専門店のネットショップキロ担当近藤です。
本日のテーマはこちらにしました。めったにないことですが・・・・。
カーポートの排気ガス接触腐食について
カーポートの排気ガス接触腐食について
通常は何の事なのかよくわからないですね。
実は私も20年近くこの業界にいますが過去に1回しか経験したことがありません。
ごくまれにアルミの表面の塗装がとけることがあります。
どろどろと最初は初期塗装の原因か何かだろうと思ていたのですが実際現場を見てみると
白色のカーポートの塗装がどろっと溶けていましたね。
何だろうと思いいろいろ調べましたがよくわからないのでメーカーさんに同行してもらい
原因を調査したところ・・・・・。
給湯器が原因でした
ガス給湯器は排気ガスが排出されますよね、その排気ガスには非常に微量ながら
硫黄分が含まれている場合があるそうです。それは「亜硫酸」、「硫酸」と呼ばれる塗装を溶かす「酸」が
原因で、ガス給湯器から硫黄分が排出され空気中の水分と化学反応を起こすとできますね。
この酸がアルミの枠に付き長年滞留して腐食していくようです。
すぐになるものではなく、長年の蓄積が無いとそうはならないようでし
いろいろな諸条件が必要の様です。逆にそうでなければアブなかっしくてガス給湯器なんか
使えなくなりますからね。だから私も20年10万件以上の現場を知っていますが1件しかないのでしょうね。
アルミのカーポートよりも給湯器により近くたちそうな物置はもっと事例があるかもしれませんね
物置の方がやはり塗装が溶けやすそうですし。
直接的でなくてもその亜硫酸が空気中に滞留するような場合、場所でもその現象が起きるようです。
その為、給湯器の周辺には排気ガスが当たらないようにカーポートの設置をしていただくか、こまめに手入れしていただくことと通気をよくしていただくことが必要です。
カーポートのことならエクステリアにお任せください。
お客様にご希望、敷地にあった提案をさせて頂きます。