宮城県民は必見!宮城県のエクステリア事情を徹底解説!
ネットショップキロ カーポート専門店の富田です。
今日のテーマは宮城県のエクステリア事情についてです。
今日は東北地方の中心地である宮城県仙台市にいます。 観光で来ているわけではありませんよ。(まあ少しは観光名所が見たい・・・なんて思いもありますが・・・)こちらでエクステリアの工事をしていくにあたって、仙台市ではどんなエクステリア商品が販売され、実際に工事されているかの調査に来ました。
グーグルアースなどで見ようと思えば見れる昨今ですが、やはり直接目で見て、現地で施工している協力業者様のお話しを聞いて、今後のよりよいご提案につなげられるように定期的に全国を回っています。
仙台市といえばあの有名な独眼竜政宗として知られる伊達政宗の本拠地として知られた城下町ですね。
また牛タンでも有名で町のいたるところに牛タン専門店の文字が躍っています。 やはり東北の中心都市だけあって非常に交通量も多く栄えているという印象です。
とはいえ震災や津波の被害にあった地区もあり、そこからの短期間での復興となっており、東北人の底力を感じますね。
気仙沼市にも協力業者様とお会いする予定があり、仙台市内に入る前に行ってきたのですが、そこでも急速な復興のあとを見ることとなりました。
ちなみにしっかりと日本三景の一つである松島は横切りましたよ。
・・・と話があらぬ方向へ行ってしまう前に、私が実際に宮城県で見聞きしたエクステリア事情をご紹介します。
カーポートは?
東北地方というと雪の量が多く、冬は身長ほど積もるんじゃないかという印象ですが、実際にそこまで積もるのは秋田県や岩手県など接している「県北」と言われる地域のみだそうです。例えば気仙沼市、栗原市、登米市などですね。 逆に県の中央部に位置している仙台市などは雪の降り積もりは比較的少なく、多い時でも30㎝ほどだそうです。
もちろん山間部は別ですけどね。
そのため県北ではセッパン屋根のカーポートが中心となっており、凍上への対策もしっかりされています。
雪国にお住まいの方はご存じかと思いますが、凍上という言葉はあまり聞いたことない方も多いのではないでしょうか。
簡単に言えば冬場に土の中の水分が凍ってしまい、カーポートなどの基礎を持ち上げてしまう。
そして春になると溶ける為、持ち上げられた基礎が下がってしまう。
これが繰り返されることで基礎の周りが非常にもろくなってしまい、カーポートなど重量があるものの倒壊につながってしまうことをいうんですね。
対策としては基礎を通常よりも深く掘る「凍上基礎」と呼ばれる仕上げかたをしないといけないんです。
これは雪国ならではの施工方法ですね。 仙台市内であればこういったものもほとんど不要ですし、耐積雪20㎝~50㎝のポリカーボネート屋根のカーポートでもしっかりサポート柱を取り付ければ倒壊の可能性は少なくなります。
ここでいうサポート柱ですが、みなさん邪魔だから、使わないからとお断りされる方が多いそうです。
ですが協力業者様に聞いたところ、設置しておかないと本当に痛い目をみるとのこと。
現在は固定式だけではなく着脱式のものも販売されているので一度ご検討いただければと思います。
テラス屋根は?
テラス屋根もセッパン屋根のテラスは特注商品だからかあまり見ることがなく、一般的なポリカーボネート屋根のテラスが取り付けられていました。これは県北、仙台市共通でしたが県北のテラス屋根のほとんどは耐積雪50㎝対応タイプだったと思います。
樹脂木デッキは?
樹脂木デッキの場合もやはり気を付けるべきは凍上です。土の上に施工する場合には束石という基礎材を土に埋め込んで、その束石に対して柱を固定するので、カーポートと同じような現象が起こってしまう可能性も否定できません。
やはり雑草などのことも考えるとウッドデッキを施工する前にその設置部分だけでもコンクリートを打ってしまうことをオススメします。
そうするとコンクリートに柱を固定することができるので、凍上も防げますね。
フェンスは?
フェンスに関しては一部地域だと風が強いため、柱を固定できるまで日にちを置いてから、フェンス本体を組み立てることもあるそうです。
テラス囲いは?
テラス囲いは非常に人気の商品なようです。 やはり冬の日などでも洗濯物は日光を浴びせてあげたいもの。いつ雪が降ってもいいようにしっかりガラスで覆われているテラス囲いはテラス屋根よりも人気ですね。
ただ注意する点としては、住宅の屋根から落下する雪についてはどれだけ耐積雪の高いタイプでも対応することは困難です。
落ちてくる場所に建てるのは避けてくださいね。
エクステリア事情はそれぞれの地方によって異なるものですが、愛知県から遠く離れた場所でも同じようなものがついていると安心しますね。
宮城県のエクステリア事情をお届けしましたがいかがでしたでしょうか?
特にカーポートなどはそれぞれの地方によって対応できるタイプが変わりますので注意が必要です。
みなさんもお引越しなどする際には参考にしてみてください。
ネットショップキロ カーポート専門店ではご紹介したようなカーポートを工事も含めて特別価格で販売中。
概算見積りはサイト内で出来ますし、現地調査も無料となっています。
ご不明な点などありましたらエクステリアのプロがしっかりとご説明させて頂きますのでご安心ください。
それではみなさんよいガーデンライフを。