積雪地域用のセッパンカーポートが欲しい!
新潟県から現場調査リポート
みなさんこんにちは。
ネットショップキロ カーポート専門店の富田です。
今日のテーマはこちら。
積雪地域用のセッパンカーポートが欲しい!新潟県から現場調査リポート
です。
私は現在本社のある愛知県から北に飛行機で1時間。
北陸地方の新潟県に来ています。
遊びに来ているわけではないんですよ!
多少寒さも和らいで、そろそろ住宅の外構部分に手をつけようというお客様のお家にこちらにいらっしゃる協力業者様と共に、お見積りにお伺いするためです。
やはりエクステリアを扱う会社ですので、デスクワークだけでは現場経験が衰えていってしまいます。
定期的にこのように各地方の協力業者様の元に顔を出しながら、現場の知識も同時に刷新していっています。
そんなわけで新潟県ですが、愛知県に比べて肌寒い感じはありますが、空港でお話しを聞くとどうやら今日は暖かい方みたいです。
米どころとして有名なだけあって、いたるところにお米と日本酒の広告がありました。
空港から車で1時間と少し。
長岡市に到着です。
今日はここでセッパンカーポートのお見積りです。
北陸地方で人気のカーポート
基本的に北陸地方ではカーポートといえばセッパンカーポートになります。積雪量が非常に多いので、建てるとしたら耐積雪が100cm以上のものでないと雪の重みに耐えきれなくなって倒れてしまいます。
またポリカーボネート屋根のカーポートでも本体の耐積雪性が高いものであれば本体に影響はないものの、屋根の厚みはポリカ板の2㎜の厚み、あるいは3㎜の厚みなのでいくらポリカーボネートに強度があるといってもたわんだりはしてしまいます。
そのため、雪が降り積もる地方ではスチールの鋼板材でできた屋根をもつセッパンカーポートをオススメさせて頂いています。
このようにカーポートを選ぶ際にはその土地の特性をしっかり理解することが必要になりますね。
特にお引越しされたばかりの方は要注意です。
もしご不安ならご近所さんにお聞きしたりするのがいいかと思います。
現地調査リポート
今日のお客様はキロの自動見積りで商品を決定されていましたのでこちらの「YKKAP ジーポートneo」で現地調査をさせて頂きました。
ここで注意が必要なのが耐積雪のカタログ表記についてです。
「100cm」や「150cm」といった表記がおどりますが、実際のところはかなり難しいとお思います。
なぜならこれはあくまで雪が降り積もった瞬間というお話しで、その後雨が降った場合、水を吸った雪が重くなることまでは想定されていないからです。
また一日でこれくらい積もってしまうような豪雪地域では毎日必ず雪下ろしをして頂かなくてはいけません。
そのためだいたい60%ほどの効果を見込むのがベストではないかと思います。
つまり150cmの耐積雪用であればだいたい100cmほどの雪が積もる場所に、逆に150cmの雪が積もるような場所であれば耐積雪200cmほどのものでないと万が一には供えられないと思います。
今回の長岡市は非常に雪が多いところです。
お客様は耐積雪100cmのもので自動見積りをして頂いたのですが、ご提案として150㎝耐積雪のものもご提案させて頂きました。
このようにエクステリアのプロである私たちは、お客様への最適なご提案もしていくのが使命だと思っています。
お見積りは2通りでも出させて頂くことがありますね。
そして土地の条件。
どこに設置する予定なのかです。
今日のお客様はご自宅の前に車を2台分止めることができるスペースの屋根が欲しいとのご希望でした。
まず確認するのは間口部分です。
どれくらいの幅が必要なのか?ですが、2台分の停車スペースとなるとだいたい5500㎜といったところでしょうか。
メジャーで計測すると約5780㎜。
これは少し困りました。
というのもYKKAPのジーポートneoには5500㎜と6000㎜という規格がありますが、そのちょうど中間ほどの幅が現場だからです。
こういう場合に私たちができるご提案は2通り。
①5500㎜のものを取り付けて少しできてしまうスペースをあきらめて頂く。
②6000㎜のものをお選びいただき、屋根部分を現場にあわせてカットをする。
ここで①の場合は約280㎜分開いてしまったスペースをどう割り振るかの問題が発生します。
向かって右・左のどちらかによせるか、設置場所の中央から均等に割り振って両側に少しだけスペースが空いている状態にするかですね。
②の場合はカット工事が発生する分、工事代もUPしてしまうのが悩みどころです・・・
今回は価格がUPしても綺麗にスペースをなくしたい!ということで、②の6000㎜のものをカットすることとなりました。
では奥行はどうでしょう?
測ってみると約5800㎜。
これであれば十分入ります。
ただ設置する場所に関しては少し道路側から控えて立てます。
基本的にこういった建築物は境界から少し内側に入った場所に立ててあげないといけないんです。
境界ギリギリに立てたい!というお客様もいらっしゃるんですが、安全のためにもこのようにすることが必要です。
そして最後にチェックする項目は高さです。
高さのバリエーションは標準タイプが2355㎜、ロング柱が3000㎜となっています。
ここで注目するのは駐車場の勾配です。
住宅側から道路側に向かって雨水が流れるようにコンクリートに勾配がついています。
こちらの現場はだいたい10㎝ほどですね。
屋根は常に一定の勾配なので住宅側に向かって駐車場が上がっていくと当然ながら高さも住宅側にいくにつれて高さが低くなってしまいます。
車や玄関回りの階段などの高さとの関係性はしっかりチェックしないといけません。
今回は標準柱でお見積りとなりました。
機種と寸法が決まったところでカラーですね。
こちらのカラーバリエーションは
カラーについては住宅の外周をおおうフェンスがブラック色だったのでこちらと同色をご提案。
オプションは不要ということでしたので、これでお見積りは完了です。
私達の現場調査はこのような形でおこなっています。
やはり重要なのはプロとしての知識と提案ですね。
ネットショップキロ カーポート専門店ではこちらのカーポートを工事も含めて特別価格で販売中。
概算見積りはサイト内で出来ますし、現地調査も無料となっています。
ご不明な点などありましたらエクステリアのプロがしっかりとご説明させて頂きますのでご安心ください。
それではみなさんよいガーデンライフを。