テラス囲い(サンルーム)を長持ちさせるコツはありますか?
テラス囲いがどれくらい長持ちするかは商品の特性もありますが、設置した後のお手入れ次第とも言えます。
そこで今回は、少しでも長くきれいな状態でと利用いただくために、お手入れのコツを解説していきます。
絶対に気を付けること
絶対に気を付けること
まず第一前提として1年に2回ほどの清掃をおすすめします。
でも忙しくてなかなかテラス囲いまでは掃除してられないという方もいらっしゃると思います。そういう方でも年末の大掃除の時くらいは清掃してくださいね。
清掃の際に絶対に気を付けなければいけないのは下記の2点です。
1.亀の子タワシや金属製のタワシは使わない
2.シンナーやベンジンなどの塩素系の薬品やイソプロピルアルコールやクレゾール、ガソリンなど有機溶剤は絶対に使わない
タワシ以外にもデッキブラシもそうなのですが、単純に傷が付いてしまうというのが理由です。傷が付くことによってすぐに腐食が始まるというわけではありませんが、新品の時の輝きはもう戻りません。
また、塩素系の薬品や有機溶剤を使うと表面が溶けてしまったり、変色・変形をしてしまう恐れがありますので十分にご注意ください。
デッキ材
デッキ材
テラス囲いのデッキ材は標準では耐候性塩ビデッキです。塩ビとは塩化ビニルという樹脂のことです。樹脂なので薬品はさることながら、一番危ないのがストーブなどの高熱です。冬の寒い時期にデッキの上に直接ストーブを置いて長時間立つとデッキ材が熱を帯びて変形してしまう恐れがありますのでご注意ください。
また、しつこい汚れがあってもデッキブラシでゴシゴシこするのは辞めてください。ただし、デッキ材が人工木デッキの場合は別です。
屋根材
屋根材
屋根材はポリカーボネートといって衝撃にはとても強い素材なのですが、表面は細かい傷が付きやすいので注意が必要です。高いところの作業となりますのでデッキブラシを使いたくなるところですが、それはおやめください。
ガラス
ガラス
ガラス掃除は慣れていらっしゃると思いますが、表面が傷ついていたりする場合は力を入れて擦ると割れる原因となりますのでご注意ください。
盲点なのが飛散防止フィルムが貼ってある場合です。
水洗いまでは問題ないのですが、最後に乾拭きするとフィルムが傷ついてしまったりして“めくれ”の原因となる可能性がありますのでこちらもご注意ください。
網戸
網戸
人気オプションの網戸についてです。
網戸って掃除しにくいですよね。掃除しやすい方法を教えちゃいます。
まず、本体から網戸を取り外してください。力を入れ過ぎるとネットがたわんでしまいますので、スポンジなどで優しく水洗いしてください。乾拭きして十分乾燥させてから本体に戻してください。
レール
レール
レールが一番汚れやすいと思います。サッシの戸車に影響を与えやすいので、ここだけは頻繁にお掃除していただきたいポイントです。
レールの溝はとても細かいので掃除機で砂やホコリを十分に取り除いてください。その後、要らなくなった歯ブラシや綿棒などを使って汚れを取り除いてください。
いかがでしたか?
これから設置をお考えの方も、すでに設置してある方も少しでも参考にして頂ければ幸いです。
エクステリアキロではサンルーム・テラス囲いの設置を承っております。
価格には自信がございますのでサンルーム・テラス囲い設置ご検討中の方は是非一度ご相談ください。