カムフィXシリーズで迷われてる方必見!フェンスの選び方≪パート1≫
みなさんこんにちは。キロ工事専門店の富田です。
今日はフェンスのお話し。
フェンスをお見積りのご依頼を頂く際に多い問合せはやはり「どれがいいのか?」といった点です。
正直なところ私たちプロでも「どれがいい!」とは言えないくらいに種類が多くてほんとに迷ってしまいます。
「目的」と「デザイン」と「価格」といった点から選んでいくことが多いのですが、それでも同じようなものが数多く存在します。
またフェンスを建てたあとでも「やっぱりここはブラインド効果があるフェンスがいいな」と後悔される方もたくさんいらっしゃいます。
ですが、厄介なことにフェンスを付け替えるとなると、高さや規格の問題が発生してしまい結局フェンス本体だけでなく柱ごと取替えとなったりしてしまいます。
どこにつけるかという点を意識して選んでいく必要があるといえますね。
今回ご紹介する「カムフィX」シリーズは数あるフェンスのシリーズの中でもデザインバリエーションの量が多い、優秀なフェンスです。
三協アルミのフェンスのなかでもファーストチョイスではないでしょうか。
「カムフィ」シリーズは全14種類からなっており、いわゆる「アルミ形材フェンス」といわれるジャンルのフェンスです。
※2015年時点の種類数です。
三協アルミは富山県に本社を構える大手アルミサッシ業界では第3位となるメーカーです。家庭用のエクステリア商品の他にビルや商業施設向けの製品も扱っています。
カーポートやフェンスだけでなく、窓サッシや商業用の看板なども製造しています。
CMでは発祥の地である富山県高岡市を出身地とする藤子・F・不二雄さんの作品であるドラえもんを起用していることで有名ですね。
そんなアルミメーカーでは大きく分けて2種類のアルミニウム加工方法により、フェンスを製造しています。
それが「アルミ形材フェンス」と「アルミ鋳物フェンス」というわけです。
アルミ鋳物フェンスは金型に液状のアルミニウムを流し込んで固めるため、密度が高く非常に重いのが特徴です。
また大量生産に向かないので価格も高いです。
反対にアルミ形材フェンスは機械による大量生産に向いた加工方法です。
中は空洞になっており、非常に扱いやすく、現場でのカット加工なども可能です。
価格もアルミ鋳物に比べて安価であり、今では多くの住宅がこのアルミ形材のフェンスを設置していますね。
おそらく今から玄関を出て外を見ると確実にこのアルミ形材のフェンスが目に飛び込んでくると思います。
その中でもこの「カムフィX」は種類の多さから目的にあったフェンスを場所によって選んでも意匠性に統一感があるように、
連結できること、そして段差があるような場所でも連結できるということから非常に人気があります。
フェンスのデザインは違っても、同じシリーズで端部の形などは同じなためフェンス同士の連結も可能というわけですね。
ちなみに端部の形はこうなっています。
当然フェンスのシリーズによって違うので、基本的には違うメーカー、違うシリーズであれば連結はできません。
またメーカーによっては何年かに一度製品改善を施すので、その際に規格が変わってきてしまうってこともあるのでご注意下さい。
また段差があるような場所での連結?と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、以下のようなにしたい場合でも、
カムフィシリーズであればそれぞれ別々に建てるのではなく、連結して一体となっているようにみせることが可能なんです。
土地の高低差がある時などにはフェンスの基礎となるブロック塀がそれぞれの場所で違う高さで積んであることも多々あります。
そんな場合でもわざわざブロックを「積み増し」する必要がないなんてホントに手間いらずです。
ブロックの積み増しには結構な費用と制限がかかってくるのでこのようなフェンスを使うことでそれを解消できます。
カムフィXシリーズはサンシルバー、アーバングレー、ダークブロンズ、ブラック、ホワイト、ブロンズの6種のカラーから選ぶことが出来ます。
何色のフェンスがあるの?
ただ型によっては設定がない色であったり特注色などの設定となっていたりしますのでご注意ください。
この中ではサンシルバーとアーバングレーが人気の2トップといったところでしょうか?
サイズはどんなものがあるの?
横幅は全て1973㎜となっており、高さが違っても上でも書いたように連結が可能です。「カムフィX」はデザインによっても設定高さが変わっています。
基本設定は600㎜、800㎜、1000㎜、1200㎜といったところですね。
横幅に関しては現地に合わせてカットすることができます。
例えば1200㎜の場所に1973㎜の本体は入らないのでカットしてしまうわけですね。
こんな感じで商品によっては端部カバーというのが設定されています。
これによって自在に幅を調整できます。
また形材フェンス用多段支柱という商品を使うことで、より高さを出すことができます。
2段で最大高さ2323mm、3段で2844mmにすることが可能です。
「エクモア」シリーズとの組み合わせもできるので、上下違った意匠性にすることもできます。
ただ2段以上で建てる場合は独立基礎での施工になります。
ブロック塀だとフェンス用の柱がブロックの穴に入らなくなってしまいます。
ネットショップキロフェンス専門店では他にも数多くのフェンスを取り揃えています。
お見積り自体はサイト内で概算はわかりますし、現地調査も無料で承っています。
概算見積りは敷地条件等を入力していくだけで簡単に出ますので一度お試し頂くとわかりやすいかと思います。
ここまで「カムフィ」シリーズの全体的なお話しについてつらつらと書いてきましたが、各デザインについてはパート2でお話しします。
それではよいガーデンライフを。