鋳物フェンスとは?
アルミフェンスは形材(かたざい)フェンスと鋳物(いもの)フェンスの二つの種類に分かれています。 形材フェンスとは一般的なタテ格子や目隠しフェンスなどがそうです。フェンスを構成している枠や格子の部分は全て中空になっていて、とても軽いのが特徴です。 鋳物フェンスとはどんなものかというと、鋳型(いがた)にアルミを溶かしたものを流し込んで製造します。 上記のように製造方法の違いはありますが、見た目でもほとんど区別することができます。 形材フェンスは、そのほとんどが長方形です。 上下の枠、桟など構成する部材も直線を基調にしています。さらに、一本一本の部材が中空なので、枠などの部分はある程度太く作ってあります。 では、鋳物フェンスはどうかと言うと型に流し込んで作ってあるということは、長方形にする必要はなく自由なデザインのものが多くあります。ツタを絡ませたようなものや剣先が尖ったヨーロピアンなものまで。 さらに、中身が中空ではなく詰まっているので直線的なデザインでも格子を太くする必要が無く、細い格子の集まりのような感じのデザインもできます。アーキキャストって?
では、TOEXアーキキャストはどんな鋳物フェンスなのでしょうか? TOEXアーキキャストシリーズは直線を基調とした非常にシンプルなデザインが特徴の鋳物フェンスです。 FT型、FY型、FX型、FM型、FK型とありますが、ここではブロック積の上にも設置が可能なFK型に絞ってお話ししていきます。デザイン
画像は、アーキキャストFK型のT-6(高さ600mm)のタイプです。 FT型、FY型、FX型、FM型にはこの高さが無いので、FK型のみのラインナップとなります。 ご覧いただいてもお分かりの通り、井桁(いげた)格子をモチーフにした、とてもシンプルなデザインという以外に語る言葉は特にありません。 というと、このフェンスが非常にカッコ悪いもののように感じてしまうかもしれませんが、決してそうではありません。 最近の住宅はあまり飾り付けをせず、シンプルなデザインのものが増えています。それに伴って外構工事いわゆる庭造りもシンプルなものになってきているので、アーキキャストのようなシンプルなデザインのフェンスは欠かせないアイテムなのです。 画像では1枚分しかないので、非常に貧弱に見えてしまうかもしれませんが、これが連続して付いていたり、他のサイズとの組み合わせ・門扉などとのコーディネートがされると輝きを増してきます。 色は、シャイングレー、ブラック、ナチュラルシルバーFという3色から選ぶことができます。 一番人気はやはりシャイングレー、ブラックとナチュラルシルバーFが同じくらいの人気ですね。サイズ
サイズは、上でもご紹介したT-6=600mm、T-10=1000mm、T-12=1200mm、T-14=1400mmと4種類の高さ設定がされています。 高さ600mmのものは横幅が1000mmで、それ以外のものは横幅が900mmとなっています。 寸法図をご覧いただくとお分かりかと思いますが、T-6以外は本体の横に柱があって、その柱は地面に埋まっています。T-6の場合は地面というよりブロックなどの塀の上だと思っていただいた方がいいかと存じます。 T-10以上の高さのものは重さもありますので、柱をしっかり地中に埋めて固定します。コーディネート
先ほど少しだけ触れましたが、TOEXアーキキャストシリーズはトータルコーディネートができるのが特徴の一つです。 一つ一つの商品はシンプルなデザインゆえにあまり主張しない、おとなしいデザインなのですが、他のものとコーディネートしていくととても素敵なお庭になります。1.アクセントパネル
画像は、高さ1200mmのフェンスとアクセントパネル(ブラック)です。 フェンスだけでは単調になりがちなデザインをアクセントパネルが入ることによって、全く違うデザインのように見せることができ、単調さをかばーすることができます。たったこれだけのことですが、全然違うものに見えますよね。 ただし、このアクセントパネルは高さ1200mmと1400mmにしか取り付けができませんので、ご注意ください。2.門扉
アーキキャストBK型の門扉です。画像は親子仕様04・08-12 標準門柱仕様です。 フェンスや門扉ひとつひとつのデザインが開放的なだけに、門扉で敷地を閉じてしまっても圧迫感は感じられず、開放的なままですよね。 ここに画像がなくて残念ですが、門扉、フェンス、アクセントパネルと直線でならんだものを見るとかなりかっこいいですよ。 さらに、シンプルなデザインだけにそれぞれの商品もお安くなっています。価格
ちなみにアーキキャストFK型のメーカー希望小売価格を簡単にご紹介します。 当店の自動見積りでも出すことのできるT-6の各部材のメーカー希望小売価格は下記のとおりです。- 本体 17,900円
- 柱セット 6,100円
- コーナー継手 1,800円