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投稿日:2015/06/28    更新日:2023/07/20
みなさん、こんにちは。 ネットショップキロ フェンス専門店の山内です。 

 今回は、YKKAPさんからのオシャレ手すり『シンプルモダンポーチフェンス』をご紹介します。


 通常、手すりというとどうしても使いやすさ・実用性を重視し無ければいけないので、オシャレ感・デザイン性は二の次になってしまいます。

これは仕方のないことで、どこのメーカーでも同じようなラインナップになっています。

 ところがこのシンプルモダンポーチフェンスはフラットな形状をベースにしたおしゃれなデザインで最低限の実用性を兼ね備えているというなんとも素敵な手すりフェンスなのです。 


 そんなシンプルモダンポーチフェンスの詳細を見ていきましょう。


デザイン

シンプルモダンポーチフェンスデザイン 


 シンプルモダンポーチフェンスは自立タイプ壁付けタイプの2タイプに分かれます。 

 自立タイプは、標準では横格子がないですがオプションで横格子パネルを選ぶと、柱と柱の間に2本の格子が配置されます。

 壁付けタイプは、専用のブラケットで壁に取り付けられます。


  シンプルモダンポーチ断面 


 笠木(てすり)の断面です。笠木に関しては自立タイプ・壁付けタイプ共通で、フラットな平面は幅が60mm(6cm)と少し広めに設定されています。


納まり

シンプルモダンポーチ納まり

笠木の取り付け方には標準タイプとフラット端部納まりの2種類のタイプがあります。

2つの違いは端部に注目するとよく分かります。 標準納まりは、柱から90~150mm出るようになっています。

 フラット端部納まりは他の手すりフェンスでは見られないシンプルモダンポーチフェンス独特のデザインで、笠木の端部と柱がほぼフラットなのでコーナーでも笠木が繋がっていません。

 その分、柱も余分に必要になるのですが、これは“大いなる無駄”と言ってもいいのではないでしょうか?


カラー

シンプルモダンポーチカラー 

 カラーバリエーションは上の2色。シンプルなデザインだけにカラーもシャープさを感じさせるカームブラックプラチナステンです。 

 この商品は2色あれば十分ですね。他の色があったら逆に幻滅します。さすがYKKAPさん、分かってますね。

自立タイプ

シンプルモダンポーチ自立タイプ笠木  

 笠木は先述したとおり、横幅が60mm、高さが28mmの1パターンのみのラインナップです。 このデザインこそがシンプルモダンの極みだとYKKAPのデザイナーさんが考えられたのでしょうから、それでいいと思います。

 柱は湿式(しっしき)用のみです。

湿式用柱というのは分かりやすく言うと、柱の周りにモルタルかコンクリートで基礎を作って設置するということです。 

 そのため、設置する玄関ポートなどに必ず穴を開けます。穴を開けた部分のタイルなどは元の通りには復元できませんのでご了承ください。




  シンプルモダンポーチ自立タイプ納まり 


 上の画像は自立タイプの詳細です。標準納まりとフラット端部納まりの違いがよく分かります。 

 標準タイプは端部が柱より飛び出しているので一番端もつかみやすい形状になっています。 傾斜部には専用の継手が用意されていて、最大40°まで傾斜を付けられます。


ただし、上から見たときに直線になっていないと取り付けられません。カーブになっているところでは付けられないというのが標準タイプなのです。これは注意が必要です。 水平・90°コーナー部にも専用のブラケットで繋ぐようになっていてスッキリきれいな納まりが実現できます。

逆に言うと、90°つまり直角にしか繋ぐことができません。傾斜部もそうでしたが、シンプルモダンポーチフェンスの標準納まりは直線と直角でしか接続することができないのです。 

 こんなところもシンプルですね。 フラット端部は、柱より笠木が飛び出ていないので、思わず柱を握ってしまうのではないかと思えるようなデザインです。実際、柱をつかんでも何も問題はありませんが。 傾斜部の専用継手はありません。


笠木が柱より出ていないから繋ぎようがないのです。ところがこれがフラット端部用のメリットでもあります。

さきほど標準用の傾斜部の説明の際、上から見て直線になっていないと取り付けられないということを書きましたが、フラット端部用なら隣り合わせにするだけなので直線以外のところでも対応できるのです。

物は考えようですね。 水平・90°コーナー部もそうです。笠木と笠木を隣り合わせにつき合わせるだけですから、直角でなくても好きなように配置できるのです。 これは私の勝手な考えですが、シンプルモダンポーチフェンスを設置するならフラット端部納まりを第一にして検討するのが良いと思います。

仮に直線でしか手すりをつけないとしても私ならフラット端部納まりを選びます。 何度も言いますが、あくまでも私見です。


壁付けタイプ

シンプルモダンポーチ壁付けタイプ 

 壁付けタイプは、直線用と傾斜部用に専用のブラケットが用意されています。

 側面に壁があるお宅ならこの笠木タイプもおすすめです。取付も比較的簡単ですし、柱がないのでスペースも取りません。お家の中の階段の手すりと同じです。

  シンプルモダンポーチ施工例



いかがでしたか? 手すりフェンスといっても色々なタイプがありますが、YKKAP シンプルモダンポーチフェンスは他の商品とは一線を画すものです。 

 デザインを優先にしているので、もしかしたら使いにくい部分もあるかもしれませんが、これがいいのです。 お値段も比較的安いんですよ。 

 実用的なものをお探しでしたら、他の商品をお探しになったほうがいいかも知れません。


 ネットショップキロ フェンス専門店の自動積算システムでは、YKKAP シンプルモダンポーチフェンスの概算見積を出すことはできませんが、

無料現地調査のお申し込みをしていただければ、現地調査後に正式見積りを提出させていただきます。 

 まずは、お気軽にお問い合わせください。   


 ※本ブログ内の価格は2019年9月30日まで有効です。     




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