高級感が半端ない!三協アルミの鋳物フェンス「アリッサム」
最近はシンプルモダン住宅が流行しており、ヨーロピアン風の住宅は少し勢いが落ちているように感じる昨今。
それに伴ってアルミ形材の方がアルミ鋳物のフェンスよりも販売数も絶対的に多くなっています。
その中でも同じデザインをなかなか見ない三協アルミのアリッサム!
三協アルミとは?
まずこのフェンスを作っているメーカー、「三協アルミ」について。 アルミ業界ではYKKAP、LIXILに次ぐ第3位の販売実績をもつ一流メーカーです。本社は富山県。水がきれいなため多くの製造業が集中する場所にあります。
2006年に三協アルミニウム工業株式会社と立山アルミニウム工業株式会社の合併により本来の名称は「三協立山アルミ」となっています。
窓や扉などの住宅建材、ビルの外部や内部などのビル建材と私たちが扱う住宅の外回りのアルミ商材をエクステリア建材のメーカーです。
鋳物フェンスってなに?
鋳物フェンスというのは正式には「アルミ鋳物製のフェンス」のことをいいます。 他には同じアルミ製でも形材と呼ばれるものや、スチール、木材、樹脂製などの材料でもフェンスは作られています。業界では「アルミ」という部分を取っ払って鋳物といったりします。 同じアルミ製でも形材と鋳物には大きな違いがあり、それによって意匠性などが大幅に変わってきます。
もともとは同じ液状になっているアルミニウムを流し込むようにして製造するのですが、その流し込む「型」が違いを生みます。
形材の場合は、アルミニウムを金型のついた押し出し機に入れて圧力をかけるとその金型の形状に押し出されてきます。
中は空洞になっているものが多く、は他のアルミ製品でもよく使われていますね。カーポートやテラス屋根などの柱や梁などは全てこのアルミの形材です。
逆に鋳物の場合は、そうですね・・・「たい焼き」をイメージしていただくとわかりやすいかなと思います。
形材と同じように液状になっているアルミニウムをああいった金型に流し込みます。 そして固めたのがアルミ鋳物となるわけです。
当然、ああいった金型に流し込むということはぎっしり入っている、といったかたちになります。 このように製造方法が違うため、同じアルミですがかなりの差が出てきます。
①意匠性 金型に流し込んで形を作るのと、押し出すようにして形を作っていくのではやはり細部までデザインすることが可能かどうかという点で変わってきます。
そのためデザイン性という点を大きく求められないアルミ形材とデザインにこだわるアルミ鋳物といった違いが出ます。
フレームがアール状になっていたり、エンブレムのようなデザインが入っていたりとアルミ形材には絶対にできないデザインですね。
②重量 内部が空洞になっているアルミ形材は軽いです。カーポートの柱でもあれだけ大きいものを一人で持ててしまうほどですからね。
逆にあれだけの大きさのものがアルミ鋳物となっていたらと思うとぞっとします。
鋳物は中までぎっしり詰まってるのでめちゃくちゃ重たいです。
③価格 製造過程でこれだけ違いますので、価格にも差が出てきますね。 アルミ形材は大量生産に向きますので、価格も安く抑えられます。
鋳物はその製造方法上大量生産には向きません。そのため形材に比べて少し高価なものとなります。
こんな経緯から現在ではアルミ形材のフェンスが鋳物のフェンスを圧倒しています。 横格子、たて格子等の直線の組み合わせを今のシンプルモダンな住宅ではいかせますからね。
ですが、ヨーロピアン調の住宅や庭園ではやはりアルミ鋳物がよく似合います。
門扉なども同じデザインのものがあるのでトータルコーディネートができますしね。 今日ご紹介する「アリッサム」もそんなアルミ鋳物のフェンスです。
アリッサムってどんなフェンス?
デザイン
アルミ鋳物の中でも非常に入り組んだデザインです。
これだけ曲線を多く使ったデザインはなかなか見かけません。 南欧風というイメージがぴったりですね。
カラーバリエーション
アルミ形材のフェンスとは質感が違うので同じブラックでも印象がだいぶ変わります。
サイズバリエーション
幅が1000㎜なのは上でお話しした通りです。高さも800㎜の1種類となっています。
ブロック塀や擁壁などを高く造成して、施工されると高さが出てくれるので、高さが欲しいという方はそのあたりから考えるべきだと思います。
価格は?
実際の価格ですが、当店では商品代をメーカーカタログの定価から40%OFFとさせていただいています。例えば4m分を直線的に設置の場合、このようになります。
フェンス本体定価(税抜):¥41,400×4枚×4割引き=99,360円 フェンス用フリー支柱(税抜):¥4,400×4組×4割引き=10,560円
商品だけで¥109,920となり一番安い形材のフェンスと比べると10倍近くの値段となります。
なかなかの高級品であることがお分かりいただけましたでしょうか? ただ「それでも欲しい!」と言われる方がいらっしゃるのも事実・・・
デザインにほれて是非つけたいとお思いの方は思い切ってしまうことも必要ではないでしょうか。
三協アルミの鋳物フェンス「アリッサム」についてお話しさせて頂きました。 ネットショップキロ フェンス専門店ではこちらの商品を工事込みの特別価格で販売しております。
概算見積りはサイト内で出来ますし、現地調査も無料となっています。
ご不明な点などありましたらエクステリアのプロがしっかりとご説明させて頂きますのでご安心ください。
それではみなさんよいガーデンライフを。
※本ブログ内の価格は2019年9月30日まで有効です。