便利な後方支持型カーポートの選び方3つのポイント&おすすめカーポート3選!
カーポートはサイズも大きく、住宅の前面に設置するのが一般的なので、デザインや大きさの合わないものを選ぶと後悔する可能性が高いです。
必要な柱の数が少なく、省スペースで見た目もすっきりとしている後方支持型カーポートは、駐車スペースの形状や広さ、住宅のデザインに合わせて選びましょう。
今回は、便利な後方支持型カーポート選びのポイント3つと、おすすめの後方支持型カーポート、後方支持型を選ぶ際の注意点について紹介します。
後方支持型カーポートの選び方3つのポイントは形状・デザイン・幅
後方支持型カーポートの選び方3つのポイントは形状・デザイン・幅
まずは、後方支持型カーポート選びのポイントを形状・デザイン・幅の順に押さえていきましょう。
1. 自宅駐車場の形状や広さに合わせる
自宅駐車場の形状や広さによって、適切な後方支持型カーポートの高さや大きさは違います。
所有している車のサイズに対して、カーポートの屋根が低すぎたり、逆にカーポートの屋根が高すぎて自宅2階部分のひさしや軒下に干渉したりするため注意が必要です。
駐車スペースの後方部分にしか柱のない後方支持型カーポートは、比較的間口が広く車の出し入れをしやすい設備ですが、駐車場の形状によっては合わない場合もあります。
余裕を持って車を出し入れできるように、形や高さの合うカーポートを選びましょう。
2. 自宅のデザインに合わせる
カーポートは、柱と屋根の組み合わせでできている設備です。
基本的にはサビなどに強い素材である金属製の製品ですが、アクセントパネルの有無や屋根部分がすりガラスなのかポリカーボネイトなのかなどで、若干デザインが異なります。
現代的なデザインの住宅や、インダストリアルなデザインの住宅との相性はよいものの、北欧風のかわいらしいデザインに合わせると悪目立ちしてしまう場合もあるので、デザインは慎重に決めましょう。
金属感の強い後方支持型カーポートとデザインの相性が悪い場合は、アクセントパネルなどでデザインに変化をつけられるカーポートがおすすめです。
3. カーポートの幅には少し余裕を持たせる
後方支持型カーポートは、柱を強固に地面へ埋め込んで固定するため、基本的に一度設置したら壊れるまで交換しません。
車幅が何とか収まるサイズの後方支持型カーポートを選んでしまうと、車の乗り降りをするとき雨に濡れてしまいます。
また、将来子供が生まれてより大きな車に買い替える可能性もある場合は、ベビーカーを横付けしたり、サイズの大きな車を駐車したりしても雨に濡れないよう、後方支持型カーポートの幅には少し余裕のあるサイズを選びましょう。
おすすめの後方支持型カーポート3選
おすすめの後方支持型カーポート3選
おすすめの後方支持型カーポートは、
*エフルージュEX
*アーキフラン
*マイポート
の3シリーズです。どの後方支持型カーポートにもそれぞれの強みがあるため、順番にご紹介していきます。
・省スペースなシンプルデザイン「エフルージュEX」
省スペースでシンプルな後方支持型カーポートをお探しの方におすすめなのが、エフルージュEXです。
直線的なデザインで、後方部分にしか柱がないため駐車スペースが狭くても簡単に車を出し入れできます。
また、1台用のタイプだけでなく、幅が広く2台分の駐車スペースに対応できる、「エフルージュツインEX」というタイプもおすすめです。
UVカット率が100%に近く、屋根部分の色もブルー系からグレイ系、透明まで種類が豊富なので、デザインを合わせやすいというメリットがあります。
・上から吊るタイプで木目調もある「アーキフラン」
アーキフランは、屋根部分を下から支えるのではなく、上から吊るように支えるタイプの後方支持型カーポートです。
2台分の駐車スペースをカバーできる「エフルージュツインEX」もあり、カーポートの柱部分にはアクセントパネルを採用しています。
金属製のアクセントパネルだけでなく、木目調のものもあるため、木造の良さを押し出したデザインの住宅との相性が抜群です。
・素材やデザインなど製品展開が豊富な「マイポート」
マイポートは、後方支持型カーポートの先駆けとなった製品として知られています。
シンプルで無駄のないデザインですが、アルミ・木目調・塗壁・タイルそれぞれの住宅に合わせた外観を選ぶことが可能です。
スタンダードなマイポートは、屋根部分がゆるい曲線を描いていますが、より直線的な「マイポートNext」やV字型の屋根が特徴的な「マイポートV」「マイポート積雪地タイプ」など、製品展開の多さも魅力のひとつといってよいでしょう。
後方支持型カーポートを設置する際の3つの注意点
後方支持型カーポートを設置する際の3つの注意点
最後に、後方支持型カーポートを設置する際の注意点を3つご紹介します。
1. 柱を埋め込む場所の配管に注意する
後方支持型カーポートは、地面に深く柱を埋め込みます。柱の真下にガスや水道などの配管が通っていると、うまくカーポートを設置できません。
事前に配管や障害物の場所を確認しておいて、スペースを有効活用できる場所に設備を設置しましょう。
2. カーポートの明るさに注意する
カーポートを設置すると、どうしても屋根の下が暗くなります。
カーポートの色はなるべく透明なものを選び、場合によってはLED照明などを使いましょう。
3. 地面が汚れないように雨樋を整備する
雨樋の場所や角度によっては、雨や汚水が駐車場の床へ流れ込みます。
地面が汚れると見た目がよくないため、駐車場の外へ排水できるように雨樋の角度や長さを調整しましょう。
自宅に最適な後方支持型カーポートを選び快適な駐車スペースを手に入れましょう
自宅に最適な後方支持型カーポートを選び快適な駐車スペースを手に入れましょう
後方支持型カーポートは、間口を広く取れるため、車を出し入れしやすい便利な設備です。
ただ、柱の下に配管があるとうまく設置できません。
デザインが合わないものを選んでも、カーポートが浮いてしまうので注意が必要です。
最適な位置に設置できるよう、後方支持型カーポートや自宅駐車場の形状や広さ、デザインに合わせて気に入るものを選びましょう。
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