カーポートに照明をつけたい!電源を増やして照明を取り付ける方法
お車を利用されるのが、外が明るい日中だけだったらいいのですが、仕事が終わって帰ってくるともう真っ暗。
車庫入れするときにカーポートの下が明るい方がいいですよね。
でもカーポートの屋根の下、または屋根の横に照明をつけるにはどうしたらいいのでしょうか?
なかには、門柱についているライトが明るいからそれでいいと仰る方も多くいらっしゃると思います。
しかし、それ以外のお客様は照明が欲しいですよね。
実は私の家の門柱灯も車庫を照らすほどの明るさはなくて、やっぱり照明が欲しいなと常日頃思っております。
この記事ではカーポートへ照明をつける方法について詳しくご説明をいたします。
照明をつける方法とは?
照明をつける方法とは?
簡単につけたい場合
大きな工事などをすることなく簡単につけたい場合は乾電池やソーラーで動く照明をつけるとよいでしょう。
マグネットや結束バンドなどで取り付けられるようなタイプをカーポートの柱や梁に設置することで、簡易的な照明になります。
またキャンプなどで使用するランタンなどを置いておくということもできますね。
ホームセンターやアウトドア用品を扱っている場所であれば手に入ります。
予算も大きくかからず、手間もかからないため一番簡易的でオススメな方法です。
ただし屋外で長く使用することになるので、劣化しやすく、また固定方法が弱かったりすると外れてしまったりと不便な点もあります。
しっかりつけたい場合
しっかりとした照明をつけたい場合には、電源をつないで使用するタイプの照明がおすすめです。
とはいえ屋外に電源が必要な照明ってどうやって設置するの?と疑問に思われると思います。
カーポートの照明の電源とは?
既にカーポートに電源がある場合はそこからもってくればいいんですが、一般的にはありませんよね。
お庭や車庫など敷地内で電源を取るには、多くの場合、建物の外壁に外部コンセントがあると思いますのでそれを利用します。
給水器などの電源がそこからとられていると思いますので比較的わかりやすいかと思われます。
ただし門柱についているインターホンや門柱灯に使う電源に使用されてコンセントがいっぱいの場合があります。
そんなときは、外部コンセントをもう一つ作ります。
どうやってコンセントを作るの?
コンセントを作ると言っても、近くの電線から引っ張ってくるわけではないですよ。
私も初めて聞いた時は、そうするものだと思い込んでいたのですが、電気屋さんに優しく教えて頂きました。
ではどのようにするのかと言いますと、建物の中にはたくさんのコンセントがありますよね。
そのコンセントの中(壁の中)には電気コードがあるはずなんです。
その電気コードを使うのです。
車庫にいちばん近いお部屋のコンセントの裏側、つまりコンセントがある場所の外壁に穴を開けて電気を分配して外部コンセントを設けます。
外部コンセントが増やせたら?
外部コンセントができたら、配線をします。
外部コンセントから電気を取るのですが、照明ライトのプラグを直接挿すのっておかしくないですか?
よく考えてみてください。普通にコンセントにプラグを挿して電気のコードはブラブラしたままなんておかしいですよね。
コードに引っかかって転んでしまうかもしれませんし、外の環境にさらしたままになっていたら、コードがすぐに傷んでしまいます。
ですから、コードは地中に埋めます。
コードを地中に埋めるには?
地中に埋めるにもコードが剥き出しのままでは良くないので、PF管やCD管と言った電気配線を地中に埋めるための管を使います。
PF管やCD管を地中に埋めるためには、それなりに大きく深く穴を開ける必要があります。
外部コンセントの真下から車庫までの間に配管するのですが、一番大変なのがアプローチなどのコンクリートや石張り、レンガ敷きなどがあって直接車庫まで行けない場合です。
その場合は、コンクリートを解体するかその部分を回避して遠回りさせるか外部用の配管を利用したり、どうにもならない場合は建物の壁にコードを這わせて、そこから車庫まで空中で繋ぎます。
とにもかくにも、建物のコンセントから車庫まで電気配線がきたら、あとは車庫の任意の位置にもう一度コンセントを作ります。
コンセントって1つでいいの?
最低でも2口のコンセントを作ることをお奨めします。
一つはカーポート用の照明に使いますので、埋まってしまいます。
もう一つは車庫で電動工具をつかったり、高圧洗浄機で車庫や車を洗ったり車内の掃除をするのに掃除機のコンセントを挿すなど、意外とカーポートの下で電源を必要とすることが多いのです。
その時のためにコンセントは多めにあったほうがいいと思います。
コンセントを設置するのはブロック積の横、カーポートの柱などが一般的です。
柱に取り付ける場合は、初めからカーポートがある場合は配管を柱に沿わせてコンセントの位置まで持っていきます。
カーポートの設置と同時にされる場合も柱に沿わせることもありますが、私が昔携わったお宅では、お客様の強い要望でカーポートの柱の中に配線を通し、コンセントを付ける場所の裏側穴を開けて作りました。
配線が目立たなくてすごくカッコよかったですよ。
車庫にコンセントが設置できたらあとは照明と接続させます。
ですから、コードは地中に埋めます。
ライトの種類はどんなものがあるの?
ライトの種類はどんなものがあるの?
照明と言っても色々なタイプがあります。
ホームセンターなどで売っているソーラー式のスポットライト。
これはお庭で樹木に光を当てたりアプローチの足元を少し照らす間接照明的なものなので、あまり明るくはなりません。
せっかくつけるのであれば、ある程度広い範囲に光が広がり、防雨タイプのもので長く使えるものがいいですよね。
とはいえいつも電気が付いている状態では意味がないし、電気代がもったいない・・・。
それなら人感センサー付きの照明で、車が道路から近づいた時または夜に車に乗り込むときにセンサーが働いて車庫を明るくしたいですよね。
ということで、車庫に取り付けるには「防雨型、人感センサー付き(できればタイマー付)のライト」がおすすめです。
ライトの種類はどんなものがあるの?
ライトの種類はどんなものがあるの?
電気代が気になる方は、ローボルト(DC12V)にしてみてはいかがでしょうか?
ローボルトなら電気代もほとんどかからず、電気工事の資格もいらないのでご自分でも取り付けられます。
ただし、専用のトランスという部材が必要となりますので、そちらをお買い求めいただく必要があります。
【おすすめライト】
LIXIL エスコートスポットライト
さらに、別売りの台座を使えばカーポートの柱への取り付けもスムーズになります。
また、DC12Vトランス電源ユニットや人感センサもオプションで選べます。
まとめ
まとめ
いかがでしょうか?
車庫の照明をお探しの方、参考にしていただければ幸いです。
またカーポート計画時から照明のご相談がしたい方は現地調査がおすすめです。
経験豊富なスタッフがお客様のご自宅にピッタリの照明やカーポートをご提案いたします。
照明のみご予定のお客様はこちらをご覧ください。