これがあるとカーポートが施工できないっていうものはありますか?
今回はこんな質問をみなさまから数多くいただきましたのでご紹介させて頂きます。
『カーポートの施工で、これがあると施工が出来ないというものはありますか?』
『カーポートの施工で、これがあると施工が出来ないというものはありますか?』
駐車場にあるととっても便利なのがこのカーポート。
車から荷物を出し入れする際も、濡れずにすみますし、カーポートを雨風から守ってくれるので
とっても車のメンテナンスも楽になります。
皆さんのお宅にはカーポートはありますでしょうか。
しかし、カーポートというのは結構施工場所に制限があるのです。
こんなものがあったから施工が出来なかった・・・
ということも多々ある話。
今回はこれについて1つ1つ答えていきましょう。
水道管・ガス管・排水管・電気管
これら4つはすべて地中に埋まっているものなのですが、カーポート柱の位置にこれら配管があると残念ながら施工が出来なくなってしまいます。
カーポートの柱というのは地中約550mm深く埋める事になります。
けっこう深く埋めるんですよ。
ですのでこれら配管があってしまうとどうしても施工ができなくなってしまうんです。
しかし、なんとか施工する方法もあります。
排水管に関しては難しいことが多いですが、水道管・ガス管・電気管に関しては、各業者によって
移設することが可能です。
カーポートの柱の位置だけ配管を逃がすってイメージですね。
これによって、御希望の位置にカーポートを施工することが可能です!
浄化槽
駐車場に浄化槽がある可能性も結構高いです。
残念ながら、浄化槽を移設することはかなり難しい工事になりますので
移設することは難しいかと思います。
出来るにしてもかなりおおがかりな工事になりますので、金額が高くなってしまうおそれもあります。
これら浄化槽、水道管・ガス管・電気管・排水管等の配管に関しては事前に確認していただくと
カーポートの施工する位置もわかりやすいし、配管等を傷つけてしまうリスクも避けることができます。
これらは、ハウスメーカー、各業者さんに一度確認をするとわかる可能性が
とても高いので一度確認をお願い致します。
建物・ブロック塀
建物の屋根のひさしやブロック塀などカーポートの屋根が干渉してしまう恐れがあります。
カーポートというのは、風の抵抗をうけてしまう商品なので、結構風に揺れてしまいます。
干渉物との隙間は最低でも6~7cmは離しておく必要があります。
そうしないと、風でゆれたときに、建物の屋根・ひさし・あるいはカーポートが傷ついてしまったり
どんどんと音がなってしまった恐れがあるので注意が必要です。
カーポートによっては、間口方向に切り詰めカット、奥行方向に切り詰めカット、あるいは一部分のみカットすることも可能な商品が
ありますのでそうしますと対応することができますよ。
駐車場の勾配
一番見落としがちなのが駐車場の勾配です。
駐車場が土間打ち(コンクリート打ち)をしているお宅もとても多いかと思います。
そうした土間打ちがしてある駐車場はたいてい家側から道路側に向かって水勾配をつけてあります。
この勾配によってカーポートの有効の高さが変わってしまうのです。
カーポートの柱の埋め込みの最低の長さはそれぞれ決まっています。
ですので、勾配は高くなっている部分に関しては、必然的にカーポートの高さは低くなってしまうのです。
それによって、車高の高いファミリーカーやミニバン、SUVの車に乗っている方々はもしかすると車の天井が
当たってしまう可能性があります。
また、車の上に何か積まれたりするとさらに車高が高くなってしまうためあたってしまう恐れがあります。
カーポートの柱の高さは気を付けてお選びください。
雪問題
カーポートの施工で気を付けないといけないのがこの雪です。
豪雪地域の方々はまず、ポリカーボネート製のカーポートはおすすめできません。
雪によって屋根が抜けてしまったり、本体自体が曲がってしまったりと
ポリカーボネートのカーポートは強度上の問題で破損してしまうおそれがあります。
やっぱり豪雪地域にはセッパンカーポートがいいでしょう。
また、雪があまりふらないところでも、雪のことは気を付けないといけないといけません。
駐車場の敷地はなるべく有効に使いたいものですよね。
そうなると必然的にカーポートはお隣さんとの境界付近に施工する場合が多いです。
カーポート上に積もった雪はお隣さんの敷地に落ちてしまうときがあります。
それによってご近所トラブルになることも多々あるみたいです。
逆勾配カーポート等で対応することが必要になってきます。
エクステリアキロではお客様の敷地に併せて最適な施工を提案しております。
自分の敷地にカーポートが施工できるかどうか迷ったら是非一度キロにご相談ください。