自転車(サイクル)ラックについて
1-1.概要
1-1.概要
サイクルラックや自転車ラックは、簡単に言うと駐輪場などで良く見られる自転車を停めるためのタイヤが通る溝の事です。 金属製(スチールやステンレス)が一般的ですが、コンクリート製や樹脂製の商品も一部ございます。
設置する目的は大きく2つあります。
1つ目は自転車を整頓しながら駐輪できるため、駐輪スペースを有効に活用できるようになることです。
とくにスーパーなどは、利用者に不便をかけないだけでなく、売上にも左右することになりますので、非常に重要な要素となります。駅などは景観面から見て、採用する方も多いようです。
2つ目は自転車の転倒を防ぐ事が出来る事です。完全に防げるという訳ではありませんが、レールがあることで支えができ、倒れにくくなるという訳です。
倒れた自転車を起こす作業も人の手で行う必要があります。その手間を防ぐことができるという訳です。
1-2.自転車のサイズ
1-2.自転車のサイズ
自転車ラックを考える前に、まずは自転車について考えましょう。
JIS規格によると、自転車はハンドルの外側から外側までの長さが600mmまでと決まっています。
基本的にはこのサイズを元にラックサイズも決まりますが、一部商品は、レールが移動したり、2段タイプになったりすることで、さらにスペースを有効に使うことが出来ます。
また使い勝手をよくするために、レールの高さを「高い」「低い」「高い」と交互にすることで、ハンドル同士がぶつからないように工夫しています。
ここでワンポイント!最近は電動自転車を使っている奥様も多いかと思います。
電動自転車には重たくて、タイヤが太いという特徴があります。
50mm前後の幅が多いようです。ラックの種類によっては、溝にタイヤが通らないこともありますので、注意が必要です。
最近は「電動自転車対応」の商品も増えていますので、そちらをご検討下さい。
1-3.設置条件
1-3.設置条件
ほとんどの自転車ラックは、アンカー固定という施工方法を用います。
そのため、下地がコンクリートであることが条件となります。 地面が土の場合は、路面の工事も合わせて検討をするようにしましょう。
※一部の商品は、置くだけで使うことが出来るものがあります。仕組みとしては、商品の自重で簡易的に固定を行うというものとなります。
素材が重たいコンクリート製、中に水を入れる樹脂製が主な商品となります。
2.種類について
2.種類について
2-1.戸建用と公共用
2-1.戸建用と公共用
自転車ラックには、厳密な区分けではありませんが、戸建用と公共用があります。
設置台数が少ないものや簡易的なものが戸建用・たくさん自転車を停めることができる商品を公共用と思ってもらえば、問題ないかと思います。
公共用を選ぶポイントとしては、メンテナンスがなるべく少ない方がよいので、初期投資は高くても「ステンレス製」がお勧めです。
選び方がわからない場合は、ダイケンや四国化成といったメーカー名から探すのもよいかと思います。
またおしゃれな商品をお探しなら、カツデンアーキテックがおすすめです。
特殊なものとして、屋内用のサイクルスタンドがありますが、これは飾ることを念頭においた商品であることが多いです。ロードバイクなどを収納するのにつかわれます。
2-2.収納方法
2-2.収納方法
自転車ラックにはいくつかの収納方法があります。ここでは公共向けの代表的な駐輪パターンをご紹介させて頂きます。
●直進タイプ
一般的な駐輪方法です。自転車をまっすぐ入れます。
この直進タイプにも実は2種類あります。直角なタイプと斜めに入れるタイプです。
斜めに入れる方法は奥行方向のスペースが短くて済むため、通路を確保したい場合に有効です。またレールがスライドするタイプもあり、自転車を寄せることでラックが格段に使いやすくりなります。
●2段式タイプ
上段・下段タイプを組み合わせることで、駐輪スペースを最大限に活用することが出来ますが、商品代が高くなるというデメリットがあります。
コストと収益性を考える必要があります。 主に都心部など、広さが限られる場所や利用者が多い場所での設置が多い傾向にあります。
●壁掛けタイプ
壁に対して垂直に設置するタイプです。
スペースの有効活用と見た目のおしゃれさがメリットですが、2段式と同じでコストは高めです。
2-3.素材
2-3.素材
サイクルラックの素材は、スチール製・ステンレス製・コンクリート製・樹脂製などがございます。
価格重視であればスチール製、品質重視であればステンレス製がおすすめです。
一般的にステンレスの方がサビに強く、強度があるためです。ただしコストも上がります。
コンクリートや樹脂は特殊デザインとなります。
施工がいらない商品が多いため一般住宅におすすめです。
当店では東洋工業のDexサイクルブロックやGXコーポレーションのサイクルステージなどが人気です。
色々な自転車ラックのデザインや仕様について確認したい場合は、こちらの自転車置場専門店のキロをご覧下さい。
先ほど紹介した商品だけでなく、様々な商品をご確認頂くことができます。
3.見積依頼の方法
3.見積依頼の方法
現在、サイクルラックについては、サイクルポートのオプションという位置付けで、工事付で販売しております。
目安価格をご紹介しておりますので、まずはこちらをお選びいただいて、あとは現地確認・見積提出時に、具体的な商品をご提案させて頂きます。
なぜオプションでの紹介かと言いますと、サイクルポートと一緒に工事すれば、激安価格で施工できるからです。
商品にもよりますが、下地がすでにコンクリートであれば、工事自体は短時間で完了します。 サイクルポートのついで工事であればお安くできるのですが、そのためだけの工事だと、1日分の工事代を職人に支払う必要があるためです。
気になる方はぜひこちらからサイクルポートの見積もりツアーをスタートしてみてください。
4.まとめ
4.まとめ
ここまでサイクルラックについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
収納台数や設置方法、素材、コスト(収益性とのバランス)など、 様々な要素で商品を選ぶ必要がある事が、少しでもわかればまずは問題ないかと思います。
あとは当店のようなプロの専門店に提案をしてもらいましょう!ネットショップキロなら、激安価格での販売と施工10年保証、もちろん現地見積は無料で対応しておりますので、安心してご相談頂けます。
ご質問に関しましては、こちらよりメールでご連絡下さい。